年の瀬も迫った昨日(14日)、実家のある佐世保でとんでもない事件が発生した。
かつてない凶悪な無差別殺人であり、しかも佐世保なんて田舎の平和なまちで・・・
場所は、私や嫁が通った高校からすぐ近くであり、通りを挟んで市民会館や中学校、市立公園などがある穏やかな場所、住宅地である。
事件のあったスポーツクラブの真向かいには、『いしむら』というお菓子屋があり、先月、父親の一周忌で帰省したときに長女を連れてその店に行った。事件映像を見て長女も場所がわかったようだった。
まさか身近な場所でこのような凶悪な犯罪が起こるとは・・・
事件が発生した頃、自分も家から近所の体育館で子供たちと卓球をしていた。
帰宅してビックリだったが、スポーツクラブも公共の体育館も同じようなものであり、どこでどんな事件に巻き込まれるか本当にわからない。
今朝になって犯人は自殺し、死体で発見された。本当に無差別だったのか、動機があったのか真相が解明されるのかどうかもわからない。
報道によると、射殺された男性と犯人は中学時代の同級生だったようであり、この男性は、無数の銃弾を浴びていたとのこと。
仮にどのような理由があったにしても、不特定多数の人々が利用する施設でこのような凶悪な事件を引き起こすことはもっての外であり、絶対に許されるものではない。銃刀所持に関する許可制度の見直しを早期に行うと共に、警察や公安の組織強化・関わる人材のレベルアップを図ることが急務だ。
何より間違いなく、『日本は治安の良い国』ではなくなった。平和ボケから目を覚まさなければならない状況にある。
長崎新聞号外