かなり以前に、当ブログで姫路市内のナゾのモノレールの遺構に
ついて取り上げたことをご記憶でしょうか。(記事)
その後分かったことで、手柄山の終点駅跡の穴倉に当時の車両が
保存されているという何ともミステリアスな話があり、さらには公園
整備工事の一環として、保存車両が穴倉から引っ張り出され、1日
だけ一般公開されるというサプライズがありました。(後でこれを
知って地団駄を踏む思いでした)
結局、隣接の水族館のリニューアルなどと併せ、この駅跡も復元
整備されて、今春「手柄山交流ステーション」として公開されるに
至った次第です。
モノレール再運行にかける熱い想いがあったのか、はたまた法定
耐用年数内で会計処理上の問題があったかは定かでありません
が、よくぞここまで良好な状態で車両を保存してくれましたといった
ところです。
外観は60年代っぽいモダンさとスマートさを兼ね備え、室内デザイン
も今でも十分通用しそうです。
このモノレールは、元々は1966年に開催された「姫路博」への会場
アクセス用として開業したもので、模型で当時の会場の様子も再現
されています。動くモノレールも再現されていて凝っていますね。
当時の駅構内の様子も再現されています。
時刻表を見ると、1時間に3本運転は都市交通としてはまずまず
ですが、終電が何と17時台です。
運賃の高さもあって博覧会終了後は乗客が激減し、わずか8年
程度での休止に至った模様です。
屋外には台車が単体で保存されています。
モノレールは胡座式・懸垂式ともにゴムタイヤが一般的ですが、
姫路のものは「ロッキード式」と呼ばれるもので、鉄軌道上を
鉄輪で走るのが特徴です。(見ればレールの調達は広畑にある
企業への配慮?)
結局この「ロッキード式モノレール」は、ここ姫路と向ヶ丘遊園に
しか導入されず、いずれも現存していません。
レアな方式であったことも、短命に終わった一因だったようです。
ついて取り上げたことをご記憶でしょうか。(記事)
その後分かったことで、手柄山の終点駅跡の穴倉に当時の車両が
保存されているという何ともミステリアスな話があり、さらには公園
整備工事の一環として、保存車両が穴倉から引っ張り出され、1日
だけ一般公開されるというサプライズがありました。(後でこれを
知って地団駄を踏む思いでした)
結局、隣接の水族館のリニューアルなどと併せ、この駅跡も復元
整備されて、今春「手柄山交流ステーション」として公開されるに
至った次第です。
モノレール再運行にかける熱い想いがあったのか、はたまた法定
耐用年数内で会計処理上の問題があったかは定かでありません
が、よくぞここまで良好な状態で車両を保存してくれましたといった
ところです。
外観は60年代っぽいモダンさとスマートさを兼ね備え、室内デザイン
も今でも十分通用しそうです。
このモノレールは、元々は1966年に開催された「姫路博」への会場
アクセス用として開業したもので、模型で当時の会場の様子も再現
されています。動くモノレールも再現されていて凝っていますね。
当時の駅構内の様子も再現されています。
時刻表を見ると、1時間に3本運転は都市交通としてはまずまず
ですが、終電が何と17時台です。
運賃の高さもあって博覧会終了後は乗客が激減し、わずか8年
程度での休止に至った模様です。
屋外には台車が単体で保存されています。
モノレールは胡座式・懸垂式ともにゴムタイヤが一般的ですが、
姫路のものは「ロッキード式」と呼ばれるもので、鉄軌道上を
鉄輪で走るのが特徴です。(見ればレールの調達は広畑にある
企業への配慮?)
結局この「ロッキード式モノレール」は、ここ姫路と向ヶ丘遊園に
しか導入されず、いずれも現存していません。
レアな方式であったことも、短命に終わった一因だったようです。