カオスの世紀

カオスとは「混沌」、そしてこの21世紀に生きる自分の混沌とした日常を気ままに書き綴っていきます。

雨と風と涙と

2010-09-12 | アメフト
今日は大学のアメフト部の後輩達、西南学院大グリーンドルフィンズの応援に行ってきました。

試合はここ久留米の陸上競技場で行われました。対戦相手は地元久留米の久留米大学ミーンファイターズです。
久留米大は九州で常に優勝争いをしているチームで昨年も2位。もちろん、手強い相手です。

今年我がチームは初戦で私の頃からの永遠のライバルと言っていい福岡大グラックナイツに勝利して、勢いづいていました。
今期は4年生が大量に卒業して、特にディフェンスは若手中心の構成で、春の交流戦の時にはかなり苦戦していたようです。
それが、夏の合宿などで急成長して、福大戦ではかなりいいディフェンスを見せてくれたという事で、特に課題だったLB陣の積極性が出てきていい勝ち方をしました。

そんな状態ですから、今日の試合も楽しみにしておりました。同期からは「今日は勝てるよ!」と太鼓判を押してもらってました。

さて、私は少し遅れて競技場に着いたんですが、今年から九州学生連盟がツイッターで試合の実況をツイートしてくれていたので、着くまでの間の状況が分かりました。いやあ本当に良い時代になりました。ツイッターはこんなところでも大活躍です。
これなら応援に行けない試合も、ほぼリアルタイムで結果を知る事が出来ます。

さて、私が到着した時にはちょうど西南学院大のフィールドゴールのチャンスで、結構長い距離をきっちり決めて得点をしていたところでした。この時点で6−0。

実は今日の久留米は風が強くて、パスやキックなどもあるアメフトの試合では、どちらのサイドかで大きな差が出るような状況でした。ちょうどこのFGを決めた第2Qは西南学院大が風上のサイドでの攻撃だったので、キックも飛んでいたようです。この第2Qで2つのFGを決めていました。

前半が終わって6−0でリード。後半に入ると晴天だったのが、一転して空には怪しい雲が立ちこめ、ついには雨が降り出し始めました。
雨はプレイに微妙な影響を与えます。実際にショットガン体型を取る我がチームのスナップが微妙にずれたり、パスやランでファンブルするシーンが見受けられました。第3Qには遂に同点にされ、そして逆転のタッチダウンを奪われてしまいました。
しかしその後、西南学院大もタッチダウンを返して再び同点としました。

試合はなかなか締まった感じでしたが、雨風の影響と思われるミスが微妙に両チームの流れを左右していました。両チームともターンオーバーがあったり、ファンブルするシーンが何度も見られました。今日の試合を通じて私はこの雨風に何か不安なものを感じていました。

最終Q。
雨が時より激しく降っていましたが、風は少し収まった感じがしました。実はこの第4Qに西南学院大は風下サイドになる事が分かっていたので、それが不安でした。同点のまま試合が進んで、もしかしたら最後はFGで決着かもしれない。そのチャンスがどちらのチームに来るかはわからないけど、この雨風の影響がどう転ぶか?

そして、予感は的中。しかしチャンスは我がチームに来ました。
後半はタイムアウトを使い切っていた西南大は最後のシリーズに2分強の時間をうまく使い切って、フィールドゴール・レンジまでボールを運んできました。残り時間を意識してダウンを残して、ボールをストライク(QBがワザとボールを地面に叩きつけて時間を止める事)を行い、7秒を残してFGトライとなりました。

この辺りの試合の進め方はさすがだと思います。私たちの頃と比べて一番進化した部分じゃないでしょうか。タイムアウトの使い方や、残り時間や距離を考えたプレーの選択はかなりの判断力を求められます。しかも試合時間が刻々と流れる中で冷静に判断していくのはさすがです。

さて、FGトライですが、いくらレンジ内とはいえ、微妙な距離がありました。風は向かい風。うちのキッカーは2つのFGを決めてなかなか上手いキッカーのようですが、決して簡単なFGチャレンジではありません。

キッカーがFGを蹴りこんで、審判がジャッジするまでに少し時間がかかりました。私たちの場所からは決まったようにも見えた微妙なキックでしたが、結果は失敗。この瞬間に試合は同点という事に決まりました。

かつては同点で終わってたんですが、昨年から甲子園ボウルへの道が開かれて、プレーオフをする日程が取れない為に、同点の場合にはタイブレーク方式による延長戦が行われる事になりました。これは私が以前観戦したアメフトW杯川崎大会の決勝でも行われた方式で、先攻、後攻を決めて、それぞれゴール前25ヤード地点から攻撃を行い、双方行って得点が上回れば勝ちという方式です。決まるまで何度も行われます。

西南大は後攻となりました。
先攻の久留米大はパスが通ったりしてゲインしてタッチダウン寸前まで行きましたが、ここはディフェンスが踏ん張り、何とかFGに持ち込んで3点で抑えました。

つまり、後攻の西南大がタッチダウンを決めればその時点で勝利。FGだったらもう一度両チームプレーです。そして、点が入らなければ負けます。でも勝利を決めるチャンスがあるという事で、多少なりとも有利な立場とも言えます。

後攻の西南大でしたが、なかなかゲイン出来ず。やはり微妙な距離を残して第4ダウンとなりました。
ここで同点狙いのFGトライを選択。妥当な選択です。微妙な距離ですが、先ほどよりは距離も短く、キッカーの能力からすれば成功の確率は高いとも言えます。
そしてプレー開始のスナップ、

ここで今日の天候が運命を決めてしましました・・・

スナップのボールは微妙にずれて、しかもホルダーの手も滑ってボールが転がってしまいました。ホルダーがボールを確保したところで久留米大ディフェンスに押さえ込まれてFGトライは失敗。

この瞬間にこの試合の敗戦が決まりました。

延長戦でも集中力を切らす事無く、試合を冷静に進めていた後輩達には顔を上げて次に向けて気持ちを切り替えてガンバって欲しいものです。
でも、試合後の挨拶の列の中で、最後にキックを決められなかった悔しさからでしょうか、キッカーと思われる選手が号泣していました。まだ泣くのは早い!そう思う一方で彼の気持ちを思うと辛い気持ちもあります。

改めてフィールドスポーツの難しさというものを思い知った気がします。天候は敵味方どっちに転ぶか分からない要素です。これをコントロール出来れば勝利も近づくでしょうが、なかなか気まぐれな要素です。

さて、久留米大に負けはしましたが、今後の試合を全勝すれば、まだチャンスはあります。プレーオフは無いので、後の試合は全勝しないと意味がありません。直接対決した久留米大の勝敗いかんという事で自力優勝の可能性は無くなりましたが、まだ可能性がある以上はガンバって欲しいと思います。今日だって勝ち試合になる寸前までいったんですから自信持って欲しいです。

平和台ボウルで圧勝!これが目標ですから、こんなところで終わってはいけません。どうかOB達の思いも平和台ボウルに連れて行ってくれ!
ジャンル:
アメフト
キーワード
タッチダウン ファンブル タイムアウト 甲子園ボウル ターンオーバー ショットガン 陸上競技場 久留米大学 ファイターズ ドルフィンズ
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4 コメント

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もし良かったら (kn)
2010-09-19 02:32:53
記事に関係のない話で恐縮です。
11月20日に都久志会館で
「谷川俊太郎 詩の朗読と音楽
〜 武満徹をうたう 〜 」という催しがあるそうです。
もしご興味があったら、ご都合が合えば、お出かけください。
松本であるなら絶対行きたかったです。
http://projectshamurock.blog54.fc2.com/blog-entry-154.html

SKFは今年は小澤さんが腰痛で残念でした。
でも来年のプログラムも面白そうです。
やっぱりオペラもありますよ。曲だけかも?ですが・・。
正直、小澤さんの体調についてご高齢でもあり心配な点は否めませんけれど。
ありがとうございます! (takeo)
2010-09-19 10:58:17
情報ありがとうございます!
谷川俊太郎さんは大好きな詩人ですし、小室等さんも好きなミュージシャンです。昔、この方のライブを観たのがライブに行った初めての体験でした。
日時、場所もいいのでぜひ行きたいと思います。
当日の様子などまた記事にしたいと思います。

小澤さんは今回は残念でした。でも、お体悪い中でも少しでも指揮をされたというのは本当に素晴らしい方だと思います。
来シーズンこそはSKFに参加したいと思います。また小澤さんの素晴らしい指揮を観れる事を期待したいですね!
ありがとうございます。 (kn)
2010-09-19 23:30:23
どちらも楽しみにしています。
Unknown (koji)
2010-10-15 11:43:39
久留米大戦惜しかったですね
中洲ばっかりいかんで後輩の試合の
応援いかないかんばい・・・ですね(反省)
88期#42

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