※本記事、"死せる姉、生ける妹を走らす(前)"には、
ドラゴンクエストⅩ Ver.2における、ストーリー詳細が含まれています。
まだ未攻略の方にはネタバレになりますので、ご注意ください。
真の勇者、アンルシア姫と共に魔勇者を倒し、
これまで冒険してきたレンダーシアが偽りの世界だったと判る。
謎の首ウロコ男、クロウズの手助けあって、
アンルシア姫を本当のグランゼドーラ城へと送り届けた。
そこで出会った、賢者ルシェンダ様から、
「世界の異変を調査してくれ。」みたいな厄介なことを頼まれ、
よくわからない振り子みたいなアイテムを渡され、有無を言わさず新たな冒険へ放たれる主人公。
元々、冥王ネルゲル撃破後、賢者ホーローから、
「真の勇者であるグランゼドーラの姫君の手助けをしてこい。」
そう言われたのだから、このルシェンダ様からの依頼もこなさないといけないのだろう。
振り子と、偽のレンダーシアと本物のレンダーシアを往来できる、
ブレイブストーンを手に、さっそく本物のレンダーシアに出てみた。
グランゼドーラ城に居た占い師みたいなおネエさんから、
「メルサンディ村で、病弱な少女が・・・」とか言われ、
メルサンディ村に行けってことなんだな・・・と思ったが、
なんとなく、行く気にならなくて、なぜか偽のセレドの町へと向かった。
魔勇者との決戦で創世の渦へ行く際、途中寄ったとき、
あそこに居たガキ共の様子がヘンだったのが気になっていた。
やっぱり台詞が変わっていたが、特に何も起こらない。
町の外のすぐ脇に、偽のレンダーシアと本物のレンダーシアを往来できる勇者の塔があった。
そうだ、本物のセレドの町へ行ってみよう!
メルサンディより先でもよかろう。
消えた大人達ってのが、こっちに居るに違いない!
そう思って、ブレイブストーンをかざして、真セレドの町へ―。
!
入っていきなり、リゼロッタに遭遇!
コスチュームのカラーがなんだか暗い色だ。
だがリゼロッタ、主人公に、
「こんな町、ロクな所じゃないわ、早く立ち去りなさい・・・。」
そう行って、去って行ってしまう。
主人公が判らないということは、偽セレドに居たリゼロッタとは別人であるということは判った。
あそこに居たガキ共は、グランゼドーラの人々と同じく作りモノってことなのか?
ムービー終了後、大人に遭遇!
思った通りだ、やっぱりこっちに大人が居た!
しかし、会話してみたら、皆ひどく落ち込んでいたり、なんだか疲れきっていたり・・・。
「もうひとり店番が居たが、急に居なくなっちまってな・・・。」
「ボーっとしてたらごはん作り過ぎちゃった・・・。」
「今、町の人々は悲しみに暮れています・・・。」
さては、こっちでは子どもが消えてしまったんだな?
「魔人召喚の儀式をやったら大人達が消えた」そうリゼロッタは言っていたが、
あっちが偽物の世界だったから、逆だったんだろう。
でも、リゼロッタが居たのはなぜだ?
そう思いながら本物のセレドの町を散策する。
リゼロッタが町長の娘だったと判るが、町民からの評判はよくない・・・。
そうだろうな。
壊れた教会が逆だったり、ちゃんと町の西側にも人々が居たり、
ダーマ神殿に行く途中の墓場に、墓標がたくさんあったり、
なによりも違うのが、町の中央に光の河があること。
五大陸ではおなじみだった光の河だが、レンダーシアで見るのは、これが初めて。
大魔王も、光の河は再現できなかったというわけか。
町に居たひとの会話を聞いていくうち、
居なくなった子どもたちは、不慮の事故で皆死んでしまったということが判った。
町じゅうの子どもたちが犠牲になったようで、
それで町の大人たちは皆、落ち込んでいたり、無気力になっていたりしたのか・・・。
子どもたちは高台の教会に居て、突然起こったがけ崩れによって死んだらしい・・・。
偽のセレドででガキどもが拠点にしていたのが、高台の教会・・・。
え?
てことは、偽のセレドに居たガキどもは、幽霊ってこと?
「食べ物がなくても平気みたい・・・。」
そういや、そんなことを言っていたガキが居たな・・・。
とりあえず、がれきの山になっていた高台の教会。
そこで、それを片付けているという、ドラウさんからクエストを受けた。
なんでも、がれきの中からキラキラした本を発見したが、
モンスターにひったくられてしまったという。
誰の遺品なのか気になるので、取り返して欲しいという。
対象モンスターは、ひいらぎどうじ。
町を出てすぐの場所にウロチョロしていたな。
すぐにそれを取り返して、ドラウさんに届ける。
ドラウさんはそれを読んで、持ち主が判明。
町長の家へと届けて欲しいと頼まれる。
町長の家に入るとイベントが始まる。
町に入ったときに最初に出会った、リゼロッタがいきなり登場。
主人公が手に持つ、キラキラした本を見るや、
「姉さんの日記帳、返して!」と言う。
ここでこの少女が名前を言う。
ルコリア。
リゼロッタの双子の妹で、届けた本は姉、すなわちリゼロッタの日記帳であり、
ずっと探していたという遺品なのだと。
これまでのイベントでのネタバレで、
実はリゼロッタにそっくりな、ルコリアってキャラが居ることは知っていた。
町で最初に出会ったときも、これがルコリアってキャラだなって判っていた。
ただ、偽と真でリゼロッタと対をなす同一人物、
若しくはアンルシアみたく片方は偽の存在だと思っていた。
だが、このルコリアの台詞や町の現状を見ると、
どうやらグランゼドーラとは違い、このセレドの町は真偽ではなく、
大人と子どもが分裂されたような格好になっているのか?
意味がよく解らぬまま、ドウラさんに報告してクエストをクリア。
ルコリアとやり取りしている間に、その父親である町長が帰宅してきた。
ところが、主人公の目の前で、大声でルコリアを叱りつける町長。
「パパはお姉さんの墓参りも忘れるほど忙しいのね・・・。」
そのルコリアの苦言に、激高したように見えた。
だが、町長は町長で、「あんな恥さらし、娘でもなんでもない!」と吐き捨てた。
これは短気な町長だ・・・。
容姿がガートラントの重鎮、マグナス様によく似ているのだけど、
グロスナー王に振り回されていた、愛犬家のマグナス様とは大違いだ。
便せんクエストでダーマ神殿に行くことになった。
創世の渦へと通じる、無人の偽ダーマ神殿ではなく、真のダーマ神殿だ。
そういや、スキル上限が解放されるクエストがあるんだったよな!?
これは、真っ先にこなすべきクエストじゃないか!
便せんクエストのついでに、それもやろうと思って臨んだものの・・・。
これは長くなるので、ダーマ神殿のあれこれは、また後日、あらためて。
光の河に囲まれて幻想的な真のダーマ神殿。
真レンダーシアは便せん屋さんが、ちゃんとエルフだった!
やっぱり便せん作りはフウラが言っていたとおり、エルフの秘伝なんだ。
ただの紙切れだけどね。
さすがの大魔王も、アストルティア詳細なディテールは再現できなかったということだろう。
再びセレドの町を訪れると、町長の家でルコリアから頼みごとをされる。
「あなた、どこかの町で"名誉子供"って呼ばれていたでしょ?」
それに応えると、「やっぱり!」
そう言って、一通の手紙を託される。
これをリゼロッタ姉さんに届けて欲しいという。
こっちじゃリゼロッタは死んだことになっているはず・・・。
あまり深く考えず、ルコリアから手紙を預かり、偽セレドの高台の教会へと向かう。
ルコリアの家を出ると、奇妙な格好をしたおっさんに出会う。
主人公に気付き、近づいてきて話しかけてくる、そのおっさん。
「ボクはサダク。旅の霊媒師だよ。」
「キミは魂の色がちょっと違うね。」
「ボクは悪霊からこの町を救うためにやって来た。」
そんなことを話し去っていく。
もうなんか、胡散臭さがハンパないんですけど。
容姿や言動うんうんじゃなく、"霊媒師"って肩書だけで胡散臭い。
これは現実でもそう。
このクエストのサブタイトルが、"天国への手紙"になっていた。
メインタイトルも、"生と死が重なるとき"だし・・・。
うわー、やっぱりリゼロッタやフィーロ達は死んでいるのか?!
ガキどもは皆、死んだのではなくて、偽のセレドの町に迷い込み、
突然居なくなって、死亡扱いされているのだと信じたかった。
だが、施療院に居る、医者らしき人物が、
「あの日、次々と運び込まれた重症のひとたち・・・。」
「消えていく命を前になにもできなかった・・・。」
そんな台詞から、行方不明とかではなく、遺体の存在も明らか。
墓もたくさん並んでいたし・・・やっぱり死んだのは事実なのか・・・。
偽の高台の教会で、リゼロッタにルコリアから預かった手紙を渡す。
「天国のお姉さんへ~~天国から見守っていてください。」
それを読んで、混乱するリゼロッタ。
主人公がワケを話すが、理解できないリゼロッタ。
ともかくリゼロッタはじめ、ここに居るガキどもに死んだという自覚がない。
主人公からも、皆ふつうに接することができ、死んでいるようには見えない。
とにかくルコリアに報告するため、真セレドの町長の家へ―。
すると、「言わなくても判るわ、ちゃんと手紙を渡してくれたのね。」とルコリア。
あれ以来、肌身離さず大切にしている、リゼロッタの日記帳。
その内容が更新されたようで、妹からの手紙を受け取ったことが書かれたという。
死んだリゼロッタがあの世?で綴る日記が、現世?にある実際の日記帳にも書き記されてていた。
その日記帳は、がけ崩れの事故で死んだ後も、ずっと書き綴られており、
召使いのムッチーノのこと、主人公が現れたことや、魔人を退治してくれたこと、
毎日ダーマ神殿で大人の帰りを祈り続けていることが書き綴られていたのだった・・・。
・・・自分達が死んだことに気付いていない。
子どもの霊でよく聞く話だ・・・。
でもまだ死んでいるのが事実だとは思いたくない。
この先、実は死んでなくて・・・みたいな結末を期待しながらクエストクリア。
次に真のセレドの町を訪れると、町長から頼みごとをされる。
こないだ、ルコリアを怒鳴った以来、きちんと会話をしたことがなかった。
町長の名前は、ブラトさん。
リゼロッタとルコリア双子姉妹の厳格な父親だ。
自分の娘、リゼロッタを失くしてしまったにも関わらず、それで落ち込むわけではなく、
町長として他に子供を失った住民達のケアに奔走していた。
忙しくて、自分の時間がとれないという町長、主人公に頼みごとをする。
あるものを道具屋に依頼したのだが、それに必要な上質なウールが入手できないという。
町長から依頼を受けて家を出ると!
突如、子どもが主人公の前を駆けていく。
体は透きとおっていて・・・幽霊?
町の中にも、自分の子どもの幽霊に遭遇したひとが何人かいた。
幻覚なのか・・・それとも?
町長に頼まれた上質なウールは、モンスターのコサックシープから獲れるらしい。
こないだのひいらぎどうじ同様、コサックシープも町を出てすぐにわらわら居る。
さっそくこれを調達して、道具屋に直接納品する。
道具屋はそれを使って、なにやら作り、出来上がったものを渡してくれた。
それを今度は町長に渡しに行く。
きれいな包装がされた、プレゼントのような包みだ。
上質かもしれんが、原料こいつらの下半身の毛だぜ?
ふつうのでいいから、シルク草とコットン草でいいや。
町長は新しく出来た教会に居た。
神父と一緒に、子供を失くして心を痛めている住民の話を聞いていた。
子供の幽霊が出るという噂で、町中の大人たちが不安になっていた。
やはり町の長として、悩み相談などを引き受けて住民の心のケアに勤めているようだ。
だが、突然、地響きが起き、高笑いが聞こえると、新しい教会が一瞬にしてがれきの山に!?
突然目の前で起こった怪奇現象。
恐怖におののく住民は、その場から逃げ去る。
だが、教会はどうもなっていない。
町長も神父も、そして主人公も、この奇妙な現象に遭遇。
そんななか、道具屋から預かった依頼品を、町長に手渡してクエストクリア。
町長曰く、あの笑い声は死んだはずのリゼロッタのものらしい。
やっぱり幽霊の仕業なのか・・・?
ここで次のクエストをやる前に、偽のセレドで受注していたクエストをやる。
まずは、シールドこぞうみたいな花畑に居るドワーフのやつ。
花を摘みにいきたいという、少女メグからの依頼。
花畑に大きなシールドこぞうが居るって噂だから、その真偽を確かめて!っていうもの。
写真を撮ってくる依頼だったので、
まずは、セレドット山道に居る、そのドワーフの写真を撮影。
すると、それに反応して、いつものように喧嘩を売ってくるドワーフ。
主人公が理由を説明すると、そういうことならと快く花詰みを許可してくれる。
この軽装でひとり、花畑を守っている。
相当な猛者だ。
施療院に入院中のドワーフの女の子。
花畑のアイツとは無関係なのかな?
彼は、ある人との約束で、この花畑を守っているのだという・・・。
!
もしかして、真セレドの町で施療院に入院していた、ドワーフの女の子!
彼氏が毎日、花を持って見舞に来てくれていたけれど、すっかり来てくれなくなったと落ち込んでいた。
もしかしたら、その彼氏ってのが、このシールドこぞうで、
誤って偽のレンダーシアに来てしまい・・・。
偽のセレドの町の無人の施療院、彼女の元へ行きたくても行けなくなってしまった・・・。
そういうんじゃなかろうか?
ともあれ、セレドの町に戻ってクエストをクリア。
「魔物じゃないなら安心して花畑に行けるね。」
いや、クイーンスライムやら、スライムベホマズンが徘徊しているからやめときなさい。
花畑に行きたいメグちゃん。
カミハルムイの木工ギルドに居た、凄腕木工職人のハヤテさん。
セレドの子どものために、子ども向け木工の教本をくれる。
もうひとつ、食堂のとこに居た、フェクトくんから受注。
複数回にわたり、リアル時間で待たされてしまう面倒なお使いクエスト。
モンスターを倒して必要なアイテムをゲットして、
さらにカミハルムイの木工ギルドまで行かされた・・・。
そうしてゲットした、木彫りのロザリオ。
銀のロザリオあるから、正直要らないんだけど、なんだか捨てられない。
文章が長すぎるってブログに怒られたので、
真セレドの町は、ふたつに分けて記事にする。
続きは、後半にて。
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