よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

うな次郎

2017-07-23 12:05:45 | グルメ

今月の上旬頃、スーパーの鮮魚コーナーで見つけた。

うなぎの蒲焼の隣に並んでいたその商品。

もう明らかにウナギのフェイクだと判る。

高騰するウナギ。

カニカマや、以前紹介したほぼホタテみたく、魚肉すり身を使用したうなぎ蒲焼のフェイク。

以前からその存在は知っていたものの、目にしたのは初めてだった。

どれほど上手くうなぎらしさを再現できているか?

興味津々で購入し、さっそくその晩に食べてみた。

 

 

うなぎは大好きだが、ここ最近の高騰で満足に食べられていない。

中国産ならば比較的安価で購入できるものの、

やっぱり国産と比べると、身の締りがなく脂だらけでイマイチ。

うなぎは脂が乗っててナンボだし、肉厚で食べ応えはあるのだけど、

そればっかでふにゃふにゃの身じゃあねえ・・・。

それに品質うんぬんより何よりも、中国の産品はできるだけ買いたくはない。

食品になるとなおさら。

 

そんなうなぎ、価格高騰で庶民は気軽に食べられなくなった昨今。

このフェイクうなぎが本物と違わぬ味と食感ならば、

安価だった昔のように、またうなぎ(フェイクだけど)が堪能できる!

こんなにありがたいことはない。

とはいえ、過去に食べたフェイク食品。

ホタテ(貝柱),カニ,牛肉,etc・・・どれも話にならなかった。

なので、今回も期待せずに食べることにした。

 

“本品はうなぎではありません。”の文字が。

 

商品名は“うな次郎”。

あえて“うな太郎”とはせず、二男や二世を意味するかのごとく“次郎”なのは、

本家うなぎが、長男(もしくは親)で、これが次男坊(もしくは子)とでもいう感じで命名されたと予想。

もしかしたら、駄菓子の蒲焼さん太郎と被るのを嫌ったかもしれない。

そんなことを考えつつ、商品パッケージをじっくり眺める。

 “うなる美味しさ!”

商品名のうえに、うまいこと書かれたキャッチコピー。

こういうフェイク商品というか、ネタ商品のパッケージってなかなか面白いものが多い。

 

製造元は新潟市にある水産加工食品メーカー、一正蒲鉾。

名前のとおり、カマボコやちくわ,さつま揚げ,カニカマ等が主力商品だけど、

自分はデザート豆腐とでもいうべきか、甘いスイーツ感覚で食べられる、

抹茶豆腐とか、梅豆腐とかあり、前にそれらをよく購入して食べていて、

それらがこの会社の商品だと知って、シンプルな名前もあって以来覚えていた。

そのときも、蒲鉾の会社がなんで豆腐?なんて思ったのを記憶している。

商品の企画・開発が精力的で巧い会社なんだろう。

 

 

一正蒲鉾から販売されていた、抹茶とうふ(左)と、枝豆とうふ(右)。

デザート感覚で食べられる。

枝豆自体は商品に含まれておらず、自分が乗っけた。

 

パッケージをめくると、甘い蒲焼のタレの香り。

表面には本物のうなぎにも見られる、骨切り調理跡のヒダ模様。

裏面は皮の質感までしっかりと再現されているという拘りよう。

ひと目でフェイクだと判ったものの、それでもこの再現性は凄い。

まあフェイクと判ったのは、その整然とした形によるもの。

同じ大きさのものが、きっちり並んでりゃそりゃ偽物だと判るもの。

 

 

皿に移してラップをかけ、電子レンジでかんたん調理。

さっそくそれを、重箱のごはんに乗っける。

付属のタレと山椒をふりかける。

おお~っ!

うな重の雰囲気バッチリだ!

さっそくひと切れ、箸でつまんでちぎってみる。

断面は・・・この見た目は卵焼き?

ちょっと本物とは雰囲気異なるが、まあ気にならない。

そしていよいよ口へとはこぶ。

 

 

・・・・・。

うん、うなぎではないな。

これ形がこうでなければ、甘辛い謎の食べ物だ。

魚肉のすり身ということだが、とても柔らかく作られているため、練り製品とも思えない食感。

蒲焼のタレがかかっていても、うなぎだと思えない。

味だけだと、すごい濃く味付けされた赤魚の煮つけのよう。

ごはんと一緒に食べると、多少違和感が緩和されるものの、やっぱりうなぎじゃない。

ううむ・・・想定してはいたが、残念ながら本物には遠く及ばない。

添付の山椒が、やたら辛くていい香りを放っていたのが虚しかった。

 

フェイクうなぎの裏面、皮までしっかり再現されていた。

 

同時に比較のために奮発して購入していた、一匹1,780円の鹿児島産うなぎ蒲焼を食べる。

久しぶりのうなぎ・・・それこそ静岡旅行ぶりくらいに食べたのではなかろうか。

比較のために購入したものの、フェイクうなぎが話にならなかったので、もう比較うんぬんではなかった。

とりあえずフェイクの方を完食し、飯を盛り直して本物を堪能する。

こちらもタレと山椒が添付されていたので、それらをかけて飯をかき込む。

うんめぇ~!!

噛むとふわっとした肉から、じわっと溢れる肉汁というか、うなぎ特有の脂。

香ばしい風味とカリッとした表面の食感、歯先に心地いい小骨の食感。

香ばしさが凝縮された尻尾部分に、内蔵が含まれていてザラ付きのある頭部。

単純なようで、色んな食感と風味とが合わさってうなぎ蒲焼を形成している。

やっぱり本物にゃ敵わないわな。

 

 

本物のうなぎ

 

最初からブログネタにするつもりで、今回このフェイクうなぎ商品、うな次郎を購入。

そのために、本物のうなぎも購入。

ブログ記事のためには出費も手間も(できるだけ)惜しまない主義。

そのおかげで、ちょっと早かったけれど、数年ぶりに土用の丑の日にうなぎを堪能できた。

今年の夏はこれで乗りきれる!

・・・と言いたいが、連日ひどい暑さで参ってしまっていて、仕事中もふらふらになる。

40過ぎの不摂生気味の体で炎天下での肉体労働は過酷だ。

暑さに負けない体を作らんとなあ・・・。

 

 

鹿児島産のうなぎ。

1,780円!

税込だと1,900円超え!

これでも国産では安い方だった・・・。

 

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