よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

宇佐もち

2017-01-19 23:06:27 | グルメ

宇佐神宮の参拝みやげとして外せないのが、宇佐飴

宇佐飴は古くからこの地で作られてきた飴で、唐芋飴みたいな練り切りの形状をした飴。

麦芽ともち米を水飴で練った素朴な味の飴。

形状は異なるが、七五三のときに食べる千歳飴に近いか。

宇佐神宮の祭神、神功皇后(じんぐうこうごう)が、

同じく祭神となっている、皇子の八幡大神(応神天皇)を育てる際、

母乳の代わりに、この飴を与えていたのが起源とされている。

 

 

で、今回はその宇佐飴の購入をすっかり忘れ、

しっかり購入したのが、宇佐もち

宇佐神宮を出てすぐ、国道10号線沿いに立ち並んだ土産物屋で、

宇佐もちをたくさん並べたお店を見つけたので立ち寄った。

これまで見たことも食べたこともなかったが、

ネットなどで、熊本のお菓子、「朝鮮飴に似たお菓子」ということは知っていた。

 

 

土産屋の軒先に、ズラリと並んだ宇佐もちのパック。

老夫婦の店主が、それを奥からどんどん持ってきては並べていた。

「はい、どうぞ~宇佐に来たらね、宇佐もちですよ。」

ご主人が小さいタッパを差し出してくれる。

小さくカットされた、宇佐もちが入っていて試食させてくれる。

ひとつつまんで食べてみた。

「うん。朝鮮飴やね。」

いらんこと言わんでいいのに、率直な感想を思わず声に出してしまった。

 

 

「熊本では"朝鮮飴”になりますけどね、おんなじだけど、宇佐もち おいしいですよ~。」

へこたれない店主。

「うちで作ってうちで売ってますからね~できたてですよ~。」

まあ朝鮮飴と違わぬものだろうが、最初から買うつもりだった。

ノーマルのものと、抹茶味、黒砂糖味にきな粉をまぶしたものの、三種類。

どれも8個入りでひとパック300円。

ノーマルと黒糖きな粉を買った。

 

 

帰宅して、さっそく食べようとパックを取り出すと、

ノーマルのパッケージは、"宇佐もち”と表記されているのだが、

黒砂糖きな粉のパッケージは、"宇佐だんご"となっていた。

形状はまったく同じで、ダイスカットされた求肥っぽいお菓子だ。

両方とも もち粉と水飴が主原料。

 

 

食べると、柔らかい食感。

甘ったるく柔らかい、朝鮮飴やきびだんごに似ている。

若干、宇佐餅の方が硬いかな。

旅の疲れが癒えるお菓子だ。

黒砂糖味で、片栗粉の代わりに きな粉がまぶされた宇佐だんご。

こっちの方も、すごく美味しい!

醤油が加えられているので塩気があり、それがまたいい。

 

 

工場生産でなく、本当に手作りなようで、

ひとつひとつ大きさがまちまち。

きれいな正方形でなく、長方形になっちゃっているものも。

あと、受け皿のアルミカップが二枚重なっているのがいくつかあった。

本当にあの老夫婦で作ってるんだろうな。

で、ご高齢でカップの重なりがよく判らないと・・・。

いや、自分もよくあるな。

スーパーの惣菜売場で、セルフでパックに商品を詰めるとき、

気付かずに、パックが二枚重なっていることがあるわ。

 

 

また宇佐へ行く機会があったら、宇佐もち買わないといけないな。

今度は抹茶味も購入して食べてみよう。

あと、宇佐飴も忘れずに・・・。

安心院(あじむ)のワインも。

いろいろ忘れてしまっているのに、帰宅してから気付く。

 



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
美味しそうですね(o^^o) (osaruno-koke)
2017-01-20 01:30:42
武さん、こんばんは。
宇佐もち、美味しそうですね(o^^o)
特に、黒糖きな粉の宇佐だんごが美味しそう!
老夫婦の手作りっていうのがまたいいですね。
アルミカップや惣菜パック2枚取りは、
私もやった事あります^_^;
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黒糖×きな粉は最強ですね ()
2017-01-21 00:22:37
osaruno-kokeさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
 
宇佐もち、美味しかったですよ。
和菓子が好きなひとならハマると思います。
宇佐だんごの方がすごく美味しかったです。
醤油がアクセントになっていて、いくらでも食べられそう。
ただ、8個しか入っていないので、
家族で食べるには1パックじゃ物足りないかな。
 
アルミカップや総菜パックの2枚取り、
やっぱりやってしまいますか。
なんか微妙に厚いぞ?って重なっているのに気付くんですよね。
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