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静岡旅行 またいつか来よう完結編

2017-05-03 13:07:46 | 旅行・まち歩き

沼津深海水族館のつづき。

 

静岡に住む甥っ子たちに会いに、息子を連れての一泊二日の旅。

春休みさなかの三連休初日、始発電車に乗って福岡から半日かけて静岡まで来て

富士サファリパークで甥っ子たちとともに動物を楽しみ、

沼津の旅館で一泊し、沼津港深海水族館で深海生物を楽しんだ。

 

 

 

今回の旅もいよいよ終わり。

ラストに、ここ沼津港で駿河グルメを満喫して帰りの電車に乗る。

静岡へ来ることを決めたときから、もう食べるものをあらかた決めていた。

旬の桜エビは外せない。

それと双璧を成す、しらすも外せない。

リーズナブルであれば、浜名湖名産うなぎも食べたい!

新幹線で三島駅を利用すると判って、B級グルメの三島コロッケもつまみたいと思ったし、

宿泊先が沼津市になると、今度は名物アジの開きや金目鯛も食べたい!となった。

 

 

 

さすがに一食で全て堪能できるとは思ってはいないが、

息子とシェアしつつ、なるべく多くのグルメを堪能したい。

午後1時過ぎ、昼下がりの時間帯、

人と車でごった返した沼津港を歩いて、立ち並ぶ飲食店を物色する。

 

 

 

まず目に飛び込んでくるのは、大盛況の干物店。

網の上に並んだ、飴色に変色した美味そうな干物。

佐賀の呼子で、おばあちゃんらが小さな網で売っていたのとは対照的に、

軒先にいくつもの網と台を並べた大きな店構えで、

魚市場で見かけるような、らしき格好をした複数のおっさんらが威勢のいい声で販売している。

どれも美味そうで、価格も手ごろ。

アジや金目鯛はもちろん、カマスやレンコダイ、さらには深海魚の干物も!

買って帰りたいけれど、片道6時間の電車の旅。

傷みはしないと思うけれど、春うららの暖かな日だったし、干物の購入は諦めた。

 

 

誰が利用するんだか?と思うような顔ハメ写真が・・・。

海女さん、必死にきれいどころを集めたな。

マグロはいいとして、なぜウミガメを抱えている?

 

まあ、買って帰るグルメは後まわしじゃ。

地元グルメをここで食べなきゃ。

漁港なんだから当たり前だが、魚介類料理の店ばかり。

あ、なぜだか行列のできた卵焼き専門店があったな・・・。

サザエのツボ焼き、ハマグリやアワビの貝類に、

アジフライや桜エビや貝柱のかき揚げ、干物をその場で焼いての定食に、

エビが丸ごと入った味噌汁に、あら汁や貝汁と碗物も充実。

そして桜エビ,しらす,海鮮,かき揚げの丼ものに、

漁港といえばなくてはならない寿司!

 

 

自販機に干物の解説が!

 

シャレたイラスト入りの自販機も。

このイラストって著名なイラストレーターだよね。

セイルタウンって、"帆船の街"って意味かな?

 

これはもう選びようがない。

目移りしてしょうがないので、最初から食べるものは決めていた。

桜エビ丼と しらす丼だ。

それぞれ頼んで、息子とシェアする。

どんぶりを出している大抵のお店では、両方ともメニューにある。

 

食品サンプルじゃなくて本物だった。

 

そして、軒先にメニューをディスプレイしているお店を発見。

デカめのどんぶりに、たっぷりの桜エビやしらす。

しかも値段が1,100円!?

このボリュームでこの値段は安い!

順番待ちの客もそこまで居ない。

よし、決めた!

この店に入ろう!!

 

 

シャレた雰囲気のサバサンド?のお店。

日曜だというのに営業していなかった。

 

ところが・・・。

水族館を出たときから息子が疲労顔。

昨日も疲れ、今日も朝から長距離を歩かせた。

とはいえ、まだまだ中学一年生だ。

体力的にもっとも充実する頃。

40のわしがへっちゃらなんだから、息子がこの程度でへばるわけが・・・。

・・・かなりへばっている。

 

沼津も伊豆半島に属するのだな。

 

しかも、「おなかすいちょらん・・。」と、ポツリ。

そういや朝食も完食できなかった息子。

中学生とえいば、高校生にかけて もっとも食欲が向上していく時期なはず。

体力の減退に伴って食欲も減退するであろう、40のわしがこんな空腹なのに、

あれだけ歩いて腹も減らぬとはどういうこった? 

「ええ?もうお昼過ぎちょんばい?全然、食べ切らん?」

「うん。」

「これ二つ頼むき、半分ずつ食べようや。」

「無理。 ひとくちくらいなら食べれる。」

 

 

なぜか萌えキャラを推している店が多くあった。

そういったアニメと観光でコラボしているとか?

 

これはダメだ・・・。

食欲のない息子を連れて、無理くり食べさせるわけにはいかない。

とはいえ、二人で入店しながら、わしだけ食べるわけにもいかない。

息子を外にひとりおいておくなんてできやしない。

・・・・・。

ここまで来ておいて、諦めるしかないのか・・・。

 

椅子の上で貝柱を売っている・・・そこにも萌えキャラが!

 

ずいぶん前、まだ子どもたちが小さい頃、

そう、あれは九州新幹線が開通した年だった。

ふたりの子どもを連れて、九州新幹線に乗って鹿児島まで行った。

鹿児島市にある動物園へ、コアラを見せてやるために連れて行った。

コアラなんて見たこともないだろうから、きっとふたりとも喜ぶだろう。

そう思って連れていったものの、鹿児島駅へ着くなり、

「かえりた~い!」

「コアラべつにみたくない・・・。」

子どもらの態度にブチ切れた自分は、駅ビルで寿司だけ食べて、

おみやげをいくつか買って、そのまま新幹線で帰ったのを覚えている。

 

ある店の前に並んでいたウミガメの剥製。

赤い紐に5円玉を通して、それを首にかけてカメを撫でれば御利益があるとか。

 

その時、良かれと思って子どもたちが喜ぶだろうと思って、

真新しい新幹線に乗せて、コアラを見せに鹿児島まで連れて行ったのに、

予想もしなかった子どもたちの反応、それに対しての自分の行動。

それらを当時ブログに切々と綴っていたら、ある主婦の方からコメントをいただいた。

ブログ引越などでコメントは喪失してしまっていて、

今となっては、その正確な内容を確認することができないが、

「家族で行楽や旅行に行く時は、子どもの気持ちを最優先でね。」

そんなことを書かれていて、鹿児島での自分の行動を反省したのを覚えている。

 

ひものって干物だよね?

干物ギャラリーって何だ?

とても干物を取り扱っているようなたたずまいの店ではなかったが・・・。

あいにくの定休日で真相は解らず。

 

当時小学校一年生くらいだった息子。

今はもう中学生。

すっかり大きくなったし、たくましくなった。

とはいえ、まだまだホッペにチューしたくなるくらいかわいい子ども。

もう最近は、こっちがチューしようとすると全力で抵抗してくるが・・・。

まあ、そんな息子の気持ちを鑑みると、

自分の希望だけで、無理くり食事をするのは良くないな・・・。

そう思って、駿河湾のグルメを満喫するのを諦めた。

  

サイケデリックで味のある雰囲気の看板を発見。

"きくらげギャラリー"って、その名前・・・。

"OPEN"って看板出していたのに、思いっきりシャッター閉じてるし。

上の方の"ギャラリー"は、最初"ラ" 書き忘れてただろ。

 

とはいえ、せっかく来たのだから・・・。

どんぶりじゃなくてもいいから、何か食べようや・・・。

散策してりゃ、そのうち息子も小腹が減ってくるやもしれん。

そう思って、ぶらぶらと港を散策。

いかん・・・美味そうな飲食店ばかりで、我慢している わしには毒じゃ。

飲食店以外にも、お茶屋さんや、わさび専門店なんかも並んでいる。

静岡だもんなあ。

お茶もわさび漬けも、駅のみやげもの屋で買おう。

 

沼津駅前の商店街にあったお菓子の家っぽいお店。

何の店だったんだろうか?

 

沼津駅前の商店街で見つけた、なつかしいたたずまいのプラモデル屋。

さすがプラモデルの町、静岡。

まだまだこういうお店が現役でがんばってるのね。

家族連れの男の子たちが立ち止まってショーケースに見入っていた。

母親が「行くよ!」と叱っていたが、動かない男の子たち。

父親も「置いてくぞー。」と叱りつつも、そのトーンはやんわりで、

実はお父さんも興味津々で遠巻きにショーケースを見ているという。

"ボクとパパの模型の店"だからな。

 

30分ほど港をぶらぶらしたものの、

自分の思惑とは裏腹に、まったく腹が減らなかった息子。

時間も時間だし、もう駅へ行くか・・・。

ここから徒歩で沼津駅に向かい、そこから三島駅へ行き、

三島からは新幹線ひかりで名古屋へ。

名古屋からはのぞみで小倉まで一直線。

小倉からはまた、日田英彦山線で田川後藤寺駅まで戻る。

 

 

沼津港から徒歩で10数分だったか。

沼津駅に到着し、ひと駅ぶんの切符を購入して隣の三島駅に到着。

ここから15:48発のひかりに乗って名古屋を目指す。

だが時刻はまだ14:20と、待ち時間が一時間以上もある。

港で食事をしていないので、時間が余ってしまった。

時間余ってんなら、早いのに乗ればいいじゃん!って思えるが、

三島駅からは、しばらくこだましか出ない。

先に出る14時台のこだまに乗ったとしても、

15:48のひかりに乗った方が、早く名古屋に到着してしまうのだ。

 

 

 

 

 

「なんか食べようや・・・。」

昼下がりの午後、人がほとんど居ない三島駅の新幹線乗り場。

駅弁専門キオスク(キオスクと呼べるのか?)があったので、そこで弁当を買って食べることに。

鮮魚を使った寿司弁当が目に付いた。

駿河の真鯛と、アジの寿司弁当。

自分はそれぞれを買って、やはり息子とシェアしようと考えたが、

息子はというと、「うなぎがいい・・・。」と、ポツリ。

やっと食欲出てきたかと、思ったら、うなぎだと!?

しかも値段をみると、に・・2,800円!

アジの寿司が960円,鯛の寿司が1,050円なのに、それの合計よりも上だと!?

 

生わさびと、専用のおろし金付き!

金属製じゃないから、おろし"金"とはいわないか。

いや、サメ皮製でもおろし金っていうから別にいいのか?

 

だが、やっと食欲を見せてくれた息子。

うなぎとアナゴが大好きな息子。

それに、ここは静岡、うなぎ処。

中国産じゃない、ほんまもんのうなぎを堪能するのだから、これくらい いいじゃない。

ちょっとだけ躊躇したけれど、息子のためにうなぎ弁当を購入。

「いいと?」

その値段で、さすがの息子も自分に確認してきた。

いいも悪いも、あんたが食べたい言うんじゃけえ仕方なかろうもん。

 

 

2,800円也!

 

待合所で弁当を広げて食べる。

うなぎの弁当を広げて、少し元気が出てきた息子。

「本当にありがとうね・・・。」

こっちを見て礼を言う息子。

おう、それ食って体力回復させて元気になりんさいや。

ちょっとだけうなぎを食べさせてもらった。

箸で裂けない弾力のある皮。

脂分少なめで肉厚、やや堅めの身。

美味いのは美味い。

うなぎ自体、久しぶり。

高級魚になってからというもの、めっきり食べる機会が減った。

 

アジと鯛寿司の合計よりも、うなぎひとつの方が高いという。

 

新鮮だったアジと鯛の寿司も堪能して満足。

付属のワサビが小袋の練りワサビじゃなく、

専用のおろし金と生ワサビがひとかけら付いていた。

さすが静岡!

ただ、アジはネタが小さ過ぎてちょっと残念。

あと、致命的なのが醤油。

やっぱり九州人にゃ、よその醤油は合わない。

泊まった旅館の醤油でも感じたが、刺身にも寿司にも漬物にも、

やっぱり自分は、甘くてふくよかな香りの九州の醤油じゃなきゃダメだ。

広島に住んでいたときも、実家から馴染みの醤油を一升瓶で定期的に送ってもらっていたからなあ。

逆によその人からだと、九州の醤油がダメなんだろうなあ。

なんで砂糖入ってんの!?ってな感じで。

でもな、あれで食う焼餅とかブリ刺しとか最強だぜ?

 

 

新幹線が到着し、それに乗り込む。

富士山ともお別れだ。

いや~いいとこだった、また来よう静岡。

そのときこそは、静岡グルメを満喫したい。

名古屋駅でのぞみに乗り換える。

息子の隣には、寸胴なワンピースを羽織ったおばはんが豪快に寝てた。

そのおばはんが大阪で降りる。

見ると、缶ビールの空き缶を放置したままだ!

しかも500mlロング缶!

あのおばはん!

国内のみならず、世界の観光地でもマナーの悪さで語られる、悪名高き大阪のおばはんか!?

 

 

 

 

香ばしく美味しかった、桜エビを使ったせんべい。

試食して即気に入って、妹たちへのおみやげにも、これをチョイスしてたくさん購入。

 

沼津駅や三島駅の自販機で買ったお茶は、もちろん静岡茶。 

小倉駅に到着して、お茶が切れていたので新たに買う。

ここの自販機は、鹿児島の知覧茶だった。

ああ、九州に帰って来たんだな~。

知覧茶のペットボトルを手にとって、それを実感する。

時間は既に20時過ぎ、あたりはすっかりと暗くなっている。

田川後藤寺駅に到着したのは21時過ぎ。

両手にみやげの紙袋を提げて、徒歩で自宅まで帰る。

 

 

パリッとした歯触りのいい薄焼きせんべいに、わさびがツンと来る。

刺激の強さ、香りの良さ、市販の類似商品とは比較にならなかった。

 

 

 

見た目でチョイスしたおみやげ。

これ、取り出しにくくて苦労する。

無理に押し出そうとすると、羊羹が欠けてしまうし、

慎重にやろうとしても、うまく離れてくれないし、

手はべた付いてしまうわで、見て楽しめるけれど実用性というか、

実食するには色々と難ありで歓迎されないかも。

味はまあ、ふつうの羊羹かな。

練り餡,塩餡,茶餡の三味入り。

 

帰り道、息子とふたり会話。

「今度はどこに行きたい?」

「もう遠くはいい・・・。」

「静岡は遠いきね。じゃあ、中間くらいで京都?奈良?」

「いや、もっと近くでいいばい。」

「鳥取とか岡山,兵庫とかは?」

「違う違う、もう本州は山口県まででいい。」

山口ったら隣じゃねえか!

「じゃあ、ひいじいちゃんの長崎はダメなん?」

「あ、長崎はいいばい、大分と熊本も。」

「佐賀忘れちょうやろ?」

「忘れてないし。」

そんな会話をしながら、家路についた。

・・・。

夏休みに広島連れていこ。

  

おわり。

 

沼津でゲットしたグルメ街のパンフより。

ここまでおどけて、ひょうきんにやれとはいわない。

 

せめてこれくらいの笑顔でやって欲しい。

 

 

こんなへの字口でしかめっ面だと、客避けますぜ。

 

 

港の遊覧船乗り場の売店で面白いのが売られていたので思わず買ってしまった。

まんま、顔がスライムなんだけど・・・いいの?

目が楕円だから、ちょい違う?

 

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