９月に入ってからこっち、霧の日が多く、中旬には雷を伴う豪雨。
例年通りといえば、例年通りですが、ブドウやオリーブには悪影響があったらしく、ニュースでもたびたび取り上げられています。いや、ブドウやオリーブだけではなく、トウモロコシは実った収穫前の実から新芽が出てきたり、トマトは水浸しで収穫ができなかったりとかなりの被害模様。そんなテレビのニュースでも御嶽山の噴火の様子を伝えていますし、フランス南部の洪水のニュース。それにアフリカからのボートピープル。セトゥーバルの港では大量の麻薬が摘発されたとか。いやはや何とか地球上が穏やかに鎮まってほしいな、などと思う今日この頃です。
１０月の声を聞いて何だか気温も上昇、蒸し暑くなってきました。きょう１０月１日のセトゥーバルの予報は３２度、快晴。未だインデアンサマーには少し早いと思うのですが。
人間社会とは裏腹に９月に入ってから決まって行われるのが、雀の大移動。ルイサトディ大通公園あたりから、毎朝、明るくなりかけた７時１５分頃から７時４５分頃まで（ちょうど私たちの朝食時）雀の大移動が始まるのです。２０羽～５０羽ほどの群れで次々にひっきりなし、総勢何千羽？我家の屋根を跨いで、目指すはアルデイア・グランデの牧場付近でしょうか？（確かめたことがないので不明）あの方向には水田はないので、たぶんイネ科の雑草が実っているのかも知れません。毎年、この時期の恒例行事なのですが、雀社会では今年もどうやら豊作の様子。
さて今月のはなしは
「タマゴテングタケは毒キノコ Amanita phalloides 」VITと
「メアリャーダのレイタオン」MUZです。
「ポルトガルの野の花」も順調にアップしています。
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武本比登志/睦子