ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2017年11月01日 23時57分28秒 | 読書
「菩提樹荘の殺人」
著者:有栖川有栖

「火村英生&アリス」シリーズ短編集。

「アポロンのナイフ」
…「少年法」の存在意義を問うかのような一種「挑戦的」な短編。そう来るか、みたいな。

「雛人形を笑え」
…細かく描写されたシーンが明確に頭に描ければ先に結末が見えるかも…。このネタは「映像向きではない」。

「探偵、青の時代」
…回想の中で大学時代の火村が片鱗を現す。意外とアリスの推理が鋭い←

「菩提樹荘の殺人」
…あの菩提樹とこの菩提樹がアレってのはちょっと驚き(こんなネタのチョイスが著者は実に上手い)。
何故犯人は○○したのか?
彼女には何故不可能なのか?(←このバッサリ感は爽快だったなぁ)

理詰めの本格推理はやはり伏線がジグソーパズルみたいにピタリとハマる読後感がたまらない。

著者の他作品っ[CLICK HERE!]

蛇足…うむ、これは早く「江神&アリス」ものを読まなくては…。

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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