JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

最近観たアニメ

2016-05-26 | むすめ
娘のつきそい(デート)で最近アニメの映画を観に行く回数が増えた。


これがけっこうおもしろくてハマってしまう。


『プリキュアオールスターズ』を観たあとは「魔女の子守歌」をしばらく娘と歌いまくっていたし、

『アーロと少年』は普通に泣けるシーンがあって気づかれないようにするのが大変だったし、

先日観た『ズートピア』なんか、面白くてあっというまに時間が経ってしまった。


ズートピアではちょい悪のキツネ「ニック」に娘はハマっていた。



怪盗ジョーカーでは主役のジョーカーよりも、悪役のシャドウジョーカーにべたぼれしている。


この歳(5歳)にして「ちょい悪なやつ」に惹かれる娘。


この先大丈夫なのか。パパ心配。












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不妊治療で受診されている方、受診希望の方へ(1)

2016-05-19 | 不妊治療

当院では現在、「ひとつの時間枠につきお一人」の診療形式でおこなっておりますが、不妊治療で受診される方が増えたことから、このままの「一枠ひとり」の受付方法だとご希望の時間をおとりすることが厳しくなってくることが想定されます。

できるだけお断りすることなくお受けしたいと考えておりますので、今後、予約希望時間が重なる場合はベッド2床を使って同時診療をおこなうこともあるかもしれません。何卒ご了承、ご協力いただけますようよろしくお願いいたします。

ちなみに混むと推定される日は、金曜の夜土曜の日中・夜です(平日お勤めをされながら治療に通われる方が集中するのがこれらの曜日のため)。

※不妊治療の方と他愁訴の患者さんを同時診療することはありません。

あくまでも可能性があるのは不妊治療で受診される方同士の場合です。

重なる可能性のあるときは前もって必ずお知らせいたします






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中村一徳先生東京セミナー

2016-05-19 | 不妊治療
5月15日(日)、東京秋葉原UDXの会場で不妊鍼灸ネットワーク会長 中村一徳先生の学術セミナーがありました。
時間の都合で第一部の「婦人科系(不妊を中心に)」のみの聴講でしたが、今回は免疫に関するお話に重点がおかれ、大変興味深く拝聴してまいりました。

最近とくに免疫に関して興味があり、なぜグレードも良くとてもきれいな胚盤胞にそだった卵が着床しないのか、流産してしまうのか、遺伝子の問題なのか免疫寛容の問題なのか、何が原因として考えられるのか、学術のトップを走る不妊鍼灸ネットワークの先生方の考えを学びとりたくての参加です。

個人的には、「通常の夫婦生活から得られる自然妊娠の構造」と、「人工授精や高度生殖医療で得られた妊娠と得られなかった妊娠の構造」の違いを考え、医療機関での治療の他に「ご夫婦の協力で着床率・妊娠継続率を上げられる方法」はないか科学的な方法も交えて探っています。

それにしてもこのセミナーで配布された中村先生の資料が相変わらずすごい…。

今まで不妊治療初診の患者さんに説明するために自分で作った資料を廃棄して、この配布資料を患者説明に使わせていただきたいくらい。

(一部だけでも使わせてください…ボソ )







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家族の治療

2016-05-19 | 臨床・治療
うちの院は店舗を備えた実家の建物の1階にあり、もともと母親が珠算塾をやっていたスペースを借りて改装し診療しています。
なので2階には親(+犬♂)が住んでいます。
親とは休診日以外ほぼ毎日顔を合わせるのでコンスタントに健康状態を把握できるし、緊急事態の際にはすぐに対応できるよい環境にあります。

ただ、親の体調がよくないと聞いてもすぐに対応してあげられないこともあったりします。
外部から受ける患者さんからの予約をどうしても優先するようになるので、親の治療はどうしても「空き時間に」ということになってしまうのです。

日中の空き時間に治療しようとすると外出していることも多く、十分にみてあげられていないのが現状。なので朝早く起きてもらって治療するときもあるし、診療が終わった夜遅くから開始するようになります。

最近は忙しくて、「調子がよくない」と聞きながらも、なかなかその日に診てあげることができない事が続いていました。

親も高齢になり、目に見えて老いを感じます。

母親は元気に見えて結構いろいろ抱えています。緑内障(長い年月をかけてゆっくりと視野狭窄が進行)に両肩痛、腰椎すべり症、難聴も始まり、最近では重い鉄板プレートを左母趾に落として複雑骨折というアクシデントも抱えています(近所にとてもよい整形の先生がいて、その先生のおかげでなんとか保てている状態。ありがたい)。また、非回転性めまいのようなふらつきも出はじめたので、一度も受けたことがないという脳の画像診断を念のため受けるよう勧めつつ、体調管理的な治療をこれからはしっかりしてあげないと…と感じました。

父親もまた糖尿、難聴、前立腺肥大(ope済)その他いろいろ病を抱え、この短期間の間でも2回手術をおこなってからめっきり元気がなくなってしまいました。食欲は落ち、声に力がなくなり、体重は太っていたときから比べたら10キロくらい減りました。今週になってめずらしく父親から「治療してくれないかな」と声をかけられたとき、これもいよいよしっかり診てあげないとと思いました。

いつまで元気でいられるかわからない親。何かあったとき自分が後悔しないよう、自分ができることで喜んでもらえる親孝行をしていこうと思います。

これからは定期的に時間をつくって鍼やマッサージをしていきます。









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殿筋がトリガーポイントだった仙骨部の痛み

2016-05-04 | 自分治療
2週間くらいまえから何となく腰に違和感。最初は軽い感じだったので、腰に手をあてて左右の「志室(腰外側にあるツボ)」を母指で圧迫しながら腰を前後に振る運動で対応していた。やると直後は軽くなるのでよしとしていたが、次第に起き上がり時や立ち上がり時に仙骨部を中心に鉛のような重さと痛みを感じるようになってきた。
夜早く帰れることがあったので、この日は奥さんに圧痛点をマーキングしてもらい鍼をしてもらった。※奥さんには鍼が打てるよう昔から指導済み(もちろん私の体にしか打たせません)。
伏臥位で圧痛点を探すとはっきり「ここだ!」という点は見つからなかったが、「なんとなくこの辺が現場」という感じがPSIS(上後腸骨棘)付近だったのでこの辺りに鍼をしてもらった(雀啄。気持ち良い響きあり)。
起き上がるときちょっと良い感じがしたが仙骨部にかかる重く鈍い痛みにあまり変化はなかった。その治療の様子を見ていた娘(5歳)が「やりたい、てつだう!」と言い出したので、ハムストリングに乗ってもらったり背中に乗ってもらったりした。

2日後、腰痛が進行し、前体重姿勢ができなくなり仕事に支障をきたしてきたのでもう一度奥さんに鍼してもらった。圧痛を探ると今度は左の大殿筋起始部の腸骨稜や仙骨の外縁に気持ちの良い圧痛がみられ、また停止部の大腿骨の殿筋粗面にも心地よい圧痛がみられた。奥さんには「大腸兪」「関元兪」のほか、腸骨稜や仙骨外縁部のマーキング点に鍼をしてもらった(今回は単刺ではなく15分くらい置鍼)。抜鍼時、「大腸兪」の鍼が絡みつくように重く抜きにくかったので、そこだけ余分に5分置鍼継続。これで苦痛は3割くらい軽減した。しかしまだ前屈や後屈での違和感や寝返り時、起き上がり時の痛み・重みは残っていた。そのあと自分で委中や中封、太衝の鍼をして少し改善したように感じたが重みは同じだった。ちなみに奥さんが鍼する姿を見て娘がまた「てつだう!」といってくれたが、この日はうつぷしてるパパの白髪抜きに専念してもらった。

4月29日(金・祝)に現代医療鍼灸研究会の講演があったので聴講参加させていただいた際、座っているのがつらくなり、午後の最終講演を前に帰ろうかと思い始めたが、坐骨結節の後ろに眼鏡ケースを当てたところ骨盤がロックされて少し楽になり、なんとか最後まで聴いて帰ることができた。この、痛みと戦っている間「どこを押したらこの痛みが楽になるだろうか」とあちこちを押してみると、大転子付近(ツボでいうと「環跳」付近)に気持ちよい圧痛があり、押しながら股関節を外転・屈曲・内旋・外旋していると大変気持ちよく、同時に腰の痛みが薄らぐことがわかった。

腰を伸ばすときの痛みは腸腰筋のストレッチでなんとか対応できていたが、どうにもこうにも寝返りなどの体動時の鉛のような重さと痛みが残っている不自由であった。

5月4日、診療の空き時間に「今日こそ結果を出す!」と決意し入念にチェックしたところ、罹患筋診断と心地よい圧痛が合致した右中殿筋に対し、立位での鍼とテニスボールを使っての筋膜リリースを時間をかけて行った。
テニスボールでの筋膜リリースは、右側臥位になり、腸骨稜から大転子にかけて体重をずらしながら痛気持ちよいところを探り、見つけるとそこで動きをとめ、しばし痛気持ちよさを味わう(リリース)。これを何か所も繰り返したところ仙骨部の重さが半減。つぎに仰臥位になり大転子付近(後部)にボールを置き、股関節を外転、膝関節は屈曲のパトリックテスト姿位で気持ちよさを味わう。これでまたさらに半減。それからしばらく右側を同じように探しながらやっていたが、これ以上は改善が見られないようなので今度は左の殿筋を探ってみた(左側臥位)。しかし右で見られたあの大転子周囲の気持ち良い圧痛が全くみられない。中殿筋の理学テストをしても反応がない。伏臥位になって左股関節を伸展してみると違和感があったので、仰臥位になり大殿筋にボールをあてて移動してみると下方に心地よい痛みを見つけた。このまま2分くらいリリース。これで寝返り・起き上がり・鉛重さ感は8割がたなくなって大変楽になった。

あとでトリガーポイントの本を見返したらちゃんと載っていました。最初からちゃんと見ていれば…反省。









最終的なあとの2割は坐位で座っているときに出る(やはり仙骨部の)重い痛み。おそらくは腸腰筋が関係していると思われるがこれをまた研究していく。


ちなみになぜ今回こんなにも股関節周囲筋に負担がかかったのか考えてみる。
おそらく過去最高であろう太り具合。体重は増え、筋トレもしない。筋肉のコルセットであるインナーマッスルも衰えぼっこり出るお腹。この重たくなった上半身を支える腰仙部や股関節が容量を超え悲鳴を上げたのだろう。




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