JTDの小窓

川崎市幸区下平間の鍼灸・手技療法『潤天堂』院長のあれこれなつぶやき

平成28年 仕事納め

2016-12-30 | 雑件
潤天堂は昨日が仕事納めでした。

今年は過去最多となるご依頼をいただき、早朝・夜間枠を使ってもお受けできないこともあり、とても心苦しい思いをしました。今の自分の治療形式を見直して、もう少しお受けできる枠をつくれるようにしなければなぁと感じました。せっかくお声をかけてくださったにもかかわらずお受けできない旨を伝えるのは自分自身が本当に残念で悔しい思いです。頼ってくださる方にはできる限り自分の時間を割いてでも力になりたい、そう思っています。
今年いちばんの収穫は、あらたに学びたいと思う治療に出会えたこと。「筋膜」という視点での考え方。正確にはもう少し広い範囲での「ファシア」という概念での治療。そしてそのファシアを単にリリースするというだけでなく、なぜそこに負担がかかったのか生活動作・姿勢を洗い出し、そこから問題点を改善していくように仕向けなければ根本的な治療にはならず症状は繰り返されてしまいます。分析した結果を治療のポイントにするとともに、患者さんには「させる」指導の他に「やめてもらう」しぐさ・姿勢をお伝えすることが大事であると思っています。
長く定期的、管理的に受診していただいている患者さんは気づいておられるかと思いますが、今までなかったような治療が加えられていきます。期待してください。
腰を据えて時間をかけて治していかねばならないものもありますが、出せる効果のものは早く結果を出してあげたいと施術者は皆思っています。来年もしっかり学び、研究し技術の習得に励みます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。



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