武井武雄をあいする会

童画家武井武雄が妖精ミトと遊んだ創作活動の原点である生家。取り壊し方針の撤回と保育園との併存・活用を岡谷市に求めています

岡谷市議会会議録より10(平成28年12月議会)

2017年06月23日 17時07分46秒 | 岡谷市議会会議録




武井武雄をあいする会の設立趣旨 入会申込み 生家の保存・活用を求める署名 生家保存・活用のための募金  

岡谷市議会会議録

平成28年12月定例会

◆7番(中島保明議員) 7番、中島保明です。
 早速通告書に沿って質問させていただきます。
 大きな1番、保育園整備についてでございます。
 (1)東堀保育園、西堀保育園の進捗状況。
 保育園整備計画の前期計画に位置づけられております東堀保育園及び西堀保育園の整備の進捗状況についてお聞かせ願います。
 (2)保育園の送迎用駐車場確保。
 西堀保育園を先日見て回りましたが、お隣の武井武雄生家の広い敷地を目の当たりにしまして、なぜ保育園の敷地として使われないかとの疑問を感じたところであります。この西堀保育園も含めまして、保育園の駐車場確保の実態についてお聞かせ願いたいと思います。
 (後略)

◎健康福祉部長(宮澤順君) 中島保明議員さんの御質問に順次お答えをいたします。
 私からは、大きな1番、保育園整備についてお答えをいたします。
 初めに、(1)東堀保育園、西堀保育園の進捗状況についてであります。
 (中略)
 次に、西堀保育園につきましては、公設公営による整備方針に基づき、敷地を一体的に整備するための市道のつけかえの問題、あるいは武井武雄先生の顕彰方法や新保育園に併設予定の発達支援施設の方向性などの課題について、まずは市としての考え方を整理をさせていただく必要がありますので、それぞれの課題に対して内部で検討を進めている状況であります。
 その中で、今ある市道のつけかえにつきましては、近隣住民の方々の御理解が必要となりますので、西堀区役員の方々への相談がけのほか、12月6日には西堀区の武井武雄顕彰新保育園建設促進委員会に参加をいたしまして、道路のつけかえ等に関して御意見などを伺っているところであります。引き続き課題への対応を図るとともに、社会経済の情勢や市の財政状況等も勘案しながら着実に事業を推進できるよう取り組んでまいりたいと考えております。
 続きまして、(2)保育園の送迎用駐車場確保についてであります。
 保育園への日々の送迎について、以前は徒歩で送迎される保護者も多く、駐車場の確保が問題になることはそれほどありませんでしたが、今では車社会の進展や保護者の就労形態の多様化に伴い、車で送迎される保護者がふえており、こうしたニーズに対応していくことは保育園運営における1つの課題と認識をしております。しかしながら、公立保育園の多くは敷地に余裕のない園が多いことから、敷地内で送迎用駐車場の確保ができない場合は、付近の土地を借りるなどで確保している状況にあります。
 各園の状況といたしましては、園の敷地内に駐車場のある園が4園、それから市が賃借している場所を利用している園が2園、それから公共施設や区等の駐車場を利用している園が6園、その他職員駐車場と共同利用している園が2園となっております。
 なお、交通量の多い道路や狭隘な道路に接している園では、送迎時の安全確保等に心配の面もありますので、保育園整備計画において、今後新たに整備をしていく施設については、駐車場も含めて整備を進めることとしております。
 (後略)

◆7番(中島保明議員) それぞれ御答弁ありがとうございました。
 それでは、2回目以降の質問をさせていただきます。
 大きな1番、保育園整備についての(1)東堀保育園、西堀保育園の進捗状況です。
 東堀保育園については、御説明ありがとうございました。承知しました。
 西堀保育園につきましては、昨日、12月6日、促進委員会さんとの協議もあったとのことですが、2点ほどお伺いしたいのですが、武井武雄生家の今後については議題に上っているでしょうか。上っておりましたら、そのときの岡谷市側のスタンスは武井先生の生家の取り壊しなのでしょうか。あるいは一部保存、もしくは保存なのでしょうか。つまり、今後西堀保育園整備に関連して、武井武雄先生の生家及び敷地をどのようにされていくのかお聞きしたいと思います。

◎健康福祉部長(宮澤順君) ただいま御質問いただきました昨日の会議の件でございますけれども、その会議につきましては、市のほうから、現在の保育園の敷地と道路を挟んで反対側に武井武雄先生の生家の跡地があるということで、その間に道路があります。この道路について、もし仮にといいますか、保育園整備を、その両方の敷地を一体的に整備するとするならば、その道路の扱いをどうするかという課題がございます。これは前からもそんな課題をお話ししてきたわけでございますが、そうしたときに、例えば右に振るのか、左に振るのか、これ地元の方たちがどんなようなお考えにあるかというようなことを少しお話しをさせていただいて意見交換をさせていただきたいというような趣旨で、これは以前から西堀保育園の区の関係の方たちともちょっとお話をして、どんなように進めたらいいかということをお話しをしながらきのうに至ったと、そんなような状況でございます。
 そんなお話しをさせていただくのが主であったわけでございますけれども、意見交換の中では、ただいま御質問いただきました武井武雄先生の生家をどうするのかというようなこと。また、これまでの進め方のこと。それと、もちろん道路のことですとか、さまざまな意見を頂戴しました。その中では武井武雄先生の生家を壊すのかどうなのかと、今までの過去の西堀区さんからの要望等を踏まえる中で、どうしていくのかというお話しもされたわけでございます。
 そうした中で、市といたしましては、西堀保育園の整備に向けては、この隣接地にゆかりのある武井武雄先生の業績をたたえまして顕彰していくことは大きな視点と捉えております。そんなことを課題としながらこれまで進めてきたわけでございます。この保育園の整備と武井先生の顕彰という両面の課題に対しまして、現在いろいろな可能性を庁内で検討をしているという状況でございまして、現時点では、その建物の扱いをどうするかというような部分については、答えが出ていないという部分でお答えができないような状況になっておりますので、御理解をいただけたらと思っております。

◆7番(中島保明議員) 御答弁ありがとうございます。
 今回の一般質問に先立ちまして、私も市議会議事録の検索システム等を利用しまして、西堀保育園及び武井武雄生家についての議事録を結構読ませていただきました。過去にさかのぼってみますと、それらに関することは、質問者も多いですし質問回数も相当な数に上っております。保育園整備計画の前期に位置づけられる当保育園の整備の重要性、そして緊急性を物語っていると思っております。
 先日、実際に西堀保育園、武井武雄生家、それから八幡社及びそのかいわいを歩いてみました。感想として、多くの皆さんが目指している保育園、つまり武井先生の生家の敷地を利用し、顕彰もあわせてして、市道のつけかえを行って、発達支援施設も併設された保育園ということだと思うんですが、その保育園はすばらしいものになるだろうと思いました。道向かいにおられます八幡様の神の御加護のもと、武井先生の息吹を感じながら育まれる園児たち、20年~30年後には岡谷市を背負っていってくれるのではないでしょうか。
 さて、今、部長さんの御答弁をいただいたところなんですが、残念ながら、あるいは失礼ながら、これまでの過去の一般質問における市長さん、それから歴代の部長さんの御答弁と余り変わっていないように印象を受けております。
 西堀保育園につきましては、検討するという答弁でこの数年間過ぎてきているという印象でございます。西堀保育園と武井先生の生家にまつわる問題は、生家及び長屋門というのでしょうか。その存続か、一部存続か、あるいは取り壊しかの選択を迫られていると、その選択だけだと私は受け取っております。生家の文化財的価値につきましては、ここにおられます武井議員さんの一般質問でも再三取り上げられておりまして、文化財としては価値がないとされておるようです。私個人の思いとしましてでは、長屋門だけを残し、修復あるいは復元して、ラムラム保育園というのでしょうか、この案の一部は平成20年の横内議員さんの一般質問に既に見受けられましたが、その案に引かれておるんですけれども、何か上田藩の藩邸の表御門を校門にしている上田高校に似ていて、格好いいのではないかと思っているんですけれども。
 さて、その選択は、その選択と言いますのは、取り壊しか、保存か、一部保存かということなんですが、反対者はいますし、いろいろな住民感情などありますので、大変重大で困難かもしれません。しかし、これはもはや解決の方向づけはトップの意向、市長、またと申すべきでしょうか、市長さんの意向、判断、決断しかないように思います。
 平成26年12月議会における竹村議員さんの質問に対する市長さんの御答弁は、抜粋ですが、ことしは武井武雄生誕120年ということで全国巡回展を開催するなど、武井武雄という童画家の知名度が向上し、武井先生の業績が全国的に再認識されている中で、武井先生の業績を考えると、何らかの形で残すことはできないかという思いもあり、保育園整備計画の中で何らかの形を残すという選択肢を含めて検討を進めているとあります。この御発言から既に2年が過ぎようとしております。いよいよその選択の決断が来ているように思います。ぜひ市長さんの御英断をお願いしたいと思いますが、市長さん、いかがでございますか。

◎市長(今井竜五君) 過去の経過もいろいろ調べていただきましての質問でありがとうございます。本当にいろいろな経過がある中で、ここまで来ているというふうに私も思っているところでございます。
 そして、昨日も会談をさせていただきまして、いろいろな御意見をいただきました。それだけ、ある意味では西堀保育園の建設というものに対する地元の皆さんの強い思いがあるというふうに思っております。
 私といたしましては、ちょっとまだ決断、まだ内部で検討を深めなければいけないこともあります。そして、先ほど来年度の事業の中で測量ですとか、そういったことに配慮したいというふうな方向をさせていただきました。そういったことをする中で、先ほど議員さんがおっしゃっていただきました竹村議員さんに答弁をしたような形で残すことできないか、そういったことを決断してまいりたいと、そういうふうに思っているところでございます。
 武井武雄先生、本当におかげさまでみんな持ち上げてくれているおかげで生誕120年ということで、全国巡回、回っておりますので、私たちが認識している以上に、全国的にはやはり何というんですか、評価の高い、そういった方だということを再認識をされた部分も随分ありますので、そういった顕彰もしていきたい。欲張りですけれども、そういったことを考えながら整備を進めてまいりたいと、そんなふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。いろいろな意味で考えるためにも、測量をしたり、そんなことをさせてもらいたいと、そういうふうに思っております。

◆7番(中島保明議員) ありがとうございます。
 市長さんの心の内もわかる気がします。保育園整備計画の前期計画ということで、当初の予定では、平成30年ぐらいには西堀保育園もというようなことであったと思っておりますが、計画が全てだとは私も申しませんけれども、その計画に関してはあと2年ぐらいしかないということで、そこら辺の決断も早目にしなければいけないと思うのですが、そこら辺のめど的なものはお考えでしょうか。

◎市長(今井竜五君) 平成30年ころということで進めさせていきたいということは事実でございます。そこに区切っているわけではないということがあるものですから、ころということで進めさせていただいているんですが、やはりつくるからにはきちっとした目的を明確にしたよい保育園をつくってまいりたい。また、それを地元の皆さんにも理解をしていただくことを進めながら事業を進めてまいりたいと思っておりますので、今、ここで、例えば平成30年ですとか、平成29年という区切りはちょっとできませんけれども、早い整備を、前期の整備ということで進めていく保育園に上げてありますので、そういう中でやってまいりたいと思っております。

◆7番(中島保明議員) ありがとうございます。
 それでは、次といいますか、関係する質問に移らさせてもらいたいと思いますが、先ほどの市長さんの重点施策、それから、その後の話も、今もお話しされました敷地測量に入るということなんですけれども、事業の進め方としまして、敷地測量をして詳細な図面をつくっていく、詳細な道路の切り回しといいますか、つけかえの図面をつくっていくということも大事かと思うんですが、今お話ししています市長さんの決断といいますか、方向づけにも絡んでくるとは思うんですが、なるべく早目に、細かい図面ではなくて、例えば生家の母屋を取り壊した場合、つけかえ道路はこんなふうになるとか、そのときに保育園はこの位置に建て、駐車場はこの辺になるというような絵を、住宅図にフリーハンドでも最悪は構わないと思うんですが、そんなような絵、または武井先生にちなんで童画的な、童画を盛り込んだ絵といいますか、図面といいますか、そんなふうな形で示せば皆さんもわかりやすいと思いますし、構想的なものをなるべく早く皆さんの目に映らすということが大事かと思うんですが、そこら辺の手法的なことについてはいかがでございますか。

◎健康福祉部長(宮澤順君) イメージ図といいますか、そんなようなことだと思いますけれども、実は、昨日の道路の関係で、こういう案があるということで、2つの、右か左かみたいな話をしたんですけれども、なかなかそういう形だと地元でも決められないというような意見もございまして、できれば、ある程度のいろいろな部分を絞って、こういう形でどうかというように示してもらいたいというような意見もございました。そんなことからすると、幾つも出していくことが、これからスムーズな進行につながるかというと、必ずしもそんなこともないと思います。今までも申し上げているように、あそこは道路の問題ですとか、武井武雄先生の生家の問題、あるいは発達支援の問題、いろいろな課題がございますので、こうしたものを、一定の考えを市のほうでも持ちまして、その中で地元の方たちにお示しをしていく、または相談をしていくというようなことがよろしいんではないかと、そんなようにも考えている次第でございます。
 以上です。

◆7番(中島保明議員) 今、お話ありました一定な形での説明ということができますよう、なるべく早く進めていただきたいと思います。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 平成29年度定期総会のお知らせ | トップ | 岡谷市の平成30年度予算説明... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

岡谷市議会会議録」カテゴリの最新記事