武久塾

介護を受ける者として感じたことを徒然に

「自分だったら、、、」と考えられたら

2017-07-09 15:17:38 | 武久の視線
患者、利用者の話しを聞く
いわゆる傾聴する、、、大切な事なのだろう



しかし、傾聴するのと、真に受けるのとは違う
FBやブログなどをやっていて、たまにだけど目にする事がら


「私の関わっている利用者さんは病気になってよかったと言ってます」
「私の関わる方は障害者になって幸せと言っています」


確かに、その方たちは病気や障害者になって
気がつけた事が沢山あるのだろう、僕自身気づけた事は沢山ある


失くすともらえるものがある
失くさないともらえないものがある、と僕は思っているのだが、、、


それとこれとは話は別で、たとえ「よかった」「幸せ」と言っても
起きてしまった事は仕方ないので、あとは前向きに考えるしかない、と出る言葉


病気になってよかった、だとか、障害者になって幸せだと思う
そんな言葉を真に受ける支援者は如何なものかと思う


僕はそう言った支援者にたずねてみたい
「あなたは病気になりたいですか?」「障害者になりたいですか?」と


利用者、患者は特別な人でもなく、あなたと同じ気持ちの人間です 

もし「自分だっら、、、」と考えられる事が出来たなら
答えはおのずと生まれてくる 
、と僕は思います。






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