たけえもん日記 ~竹原ステーションブログ~

広島大学水産実験所竹原ステーションでの出来事と
竹原市周辺の里海ネタを軸に様々な話題を提供します。

瀬戸内海航海

2013-11-24 11:50:09 | 調査
こんにちは。

お久しぶりです

プラ研としては約2ヵ月ぶりの更新となります

いやぁ~・・・ 

いままでイベントはたくさんあったんですけど、個人的に忙しくてなかなか更新できませんでした

仕事もひと段落したのでこれからはまめにしていきますよ



..

...

できるだけがんばります...

さて気を取り直して、夏の実習の様子はまたいつかお伝えするとして

今日は11月5~8日に行われた瀬戸内海航海の様子をレポートします


今回は呉基地を出発して、岡山県の宇野港へ

宇野港に出現するヒクラゲの観察・採集が目的です

基本的には我々クラゲ組は港に入ってからが本番ですが

航海中はソリネットやドレッジなど底物調査のお手伝いもバッチリこなします


鋭い眼差しのプラ研メンバー


ただ見てるだけのようですが、実際はいろいろやってます

まぁ作業中はほとんど写真が撮れませんので仕方ない

豊潮丸は呉から岡山に向かっているので途中、竹原ステーションの近くも通りましたよ


写真の左側、煙突の当たりにがステーションです

豊潮丸から竹原ステーションを見るとはなんだか新鮮ですね

さぁ宇野港に到着

集魚灯を焚いてヒクラゲを待つ


なぜウエットスーツなのかというと

ヒクラゲに水中でデータロガーをつけ、行動観察を行うためなんです

このロガーは20分おきに水深を記録する事ができるのでヒクラゲの鉛直移動を観察できるんです

ヒクラゲが現れると水中ダイブ


クラゲをつかんでロガーを取り付けます


あとは再び放流して翌日ロガーにくくりつけた釣り糸を使って回収するだけ

この日は風もなく水温も20度近くで思ったよりも寒くなかったですね

放流個体以外はタモ網を使って夜通し採集します

今年から配属された新メンバー、3年生のはしえもんも積極的に採集してくれました


顔が見えません

新メンバーはまた改めて紹介したいと思います

翌朝ロガーを回収して作業終了

ロガーは持ち帰ってデータを解析します

どんなデータが取れてるかな

これを毎晩繰り返して航海は終了です

瀬戸内海航海は短い代わりに徹夜作業でなかなかしんどいです

でも普段は見れない夜の海もまた興味深いですね~

みなさん夜通しの採集お疲れ様でした

こんクラゲ






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