新築現場への設備機器の納品でした。受け取りの職人さんは青年。荷物は満車で、下ろすに時間がかかります。その間に、その青年があれこれ話しかけてきました。
その会話にとても引っかかる言葉がありました。
「えらく(とても)疲れるんだわぁ~。いやぁ~な疲れでよぉー。午前中で仕事がいやになるんだわー、仕事は嫌いじゃないんだけど、精神がへばってるのかなぁー」・・・と。あれこれのハナシの中に白血球が多いの、少ないの・・・という言葉があり、驚く。「一度、医者でみてもらいなよ」・・と助言。身近の赤帽仲間で、白血病にて亡くなった人のことを思い出したからだ。
下ろし終わり、伝票にサインをもらいながら、くどいようだがもう一度「いやぁ~な疲労はきっと体の信号だで、医者にみてもらいなよ。オレも4年前に血液検査でガンが判り、手術してなんとか生きてるでょー」・・・と。
なんだか終日、その青年のことが思われてなりませんでした。