名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

赤帽タケフジの車窓から見える光景

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大阪の帰路 「秋篠寺」に寄る

2017年09月12日 | 朝な夕なのこと

 大阪・淀川区への運送、午前中に終了。R163の下走りで帰る。四条畷を過ぎ、精華町に入り右折。道草です。奈良への路、「秋篠寺」へ。

この寺の予備知識はほとんどない。堀辰雄の「大和路」?で(読んでないのですが)紹介されてる・・というぐらい。

駐車場の隣の東門より入る。小さな門です。くぐると萩の花がゆらりとお出迎え。左に折れて木立のなかをすすむ。遠くに南門が見える。林は苔の敷物で美しい。

本堂は国宝。鎌倉期のものらしい。しかしその外には堂が2~3あるのみ。かつての東西塔・金堂も焼失して、礎石が当時を語るだけです。

堂内の薬師如来がご本尊です。されど脇座の「技芸天(ぎげいてん)」が人気のようだ。

かすかに頭を右に傾け微笑む。この天女は、福徳、技芸を守護するという。

敷地内には歌碑多し。何とか読めたものに、

    諸々の み仏の中の技芸天 何のえにしぞわれを見たまう

 詠み人の字がわからなかったが、寺の栞に歌碑の総てが記されてました。

詠み人は 川田 順 とありました。