名古屋市名東区 赤帽タケフジ運送の「ふ箱」

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人身(にんじん)受け難し・・・・

2017年04月16日 | 仏法

 知人が亡くなった。私より5歳の年長です。丁度50年前になる知り合いです。ズシリときました。

この春は知人・世話になった人など次々と亡くなる。

 生まれれば死ぬ。でも死とマジメに対面しなくなった現代人です。遠ざけ、厭う。縁起でもない・・・と。「直葬」というのがある。死んだら即火葬場・・・一刻も早く「処理」しちまおうという・・・

 寺にて法話を聞くことがある。その始めには「三帰依文」(さんきえもん)の唱和がある。

 

  人身(にんじん)受けがたし、いますでに受く。仏法聞き難し、いますでに聞く。

  この身今生(こんじょう)において度せずんば(救われなければ)、さらにいずれの生(しよう)においてかこの身を度せん。・・・・・・

 

 以下まだあるんですが、略。

 めちゃくちゃの意訳ですが・・・

お前の生まれた「いのち」はロト籤6億円に当たるよりも稀で幸運である。そして「生まれてよかったという喜びを持って死んでいける身となる」教えを、聞こうと思えばいつでもできるのだ。それは今しかない。「こんなはずではなかった・・・・」と空しく老いていく人生を過ごしてしまってはダメだ。お前はいつ喜んでいきる人生を過ごすのか!・・・・ということか。

 

身近な死でしか、この教えを真面目に聞けぬ私です。