田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

紫川の鮎の稚魚放流の様子を見学(2017/4/15)

2017-04-15 23:19:21 | Weblog
小倉室町の錦龍(既に閉店)の池上氏より、昨日電話。
 「明日紫川で鮎の稚魚の放流があるので、行かないか?」との内容。
前から、紫川に鮎を戻す会、というのがあり、池上氏も入会していると聞いて面白そうと思っていたので、行きますと返事。
 幼稚園児から年寄りまで、見たところ500名近くの人が集まり、まず、河原のゴミ拾い。
続いて、子供達が次々と鮎の稚魚1万匹(八女漁協から入手したとのこと)を川に放流していました。


 いい経験だと思いました。

 紫川に鮎を戻す会の役員の方(橋本氏)を池上氏に紹介され、雑談。

〇以前、愛媛大学の助手から共立大学の助教授で来ていた、日高氏と30年程前、雑談会で、私は会ったことがあり、天然アユが紫川に遡上しているという話を聞いた。日高氏は、その後、紫川でお亡くなりになったということで、その時の様子を橋本氏から伺う。防水のつなぎを着て、川に入っていて、同行の学生が流されたので、救おうと深みにはいったところ、繋ぎの上部から、水と空気がはいり、足が上を向く状態になり、頭が水面下に入ってしまい、そのまま亡くなったとのこと。つなぎを着て、川に入る時の鉄則で、上部から水が入らないように、しっかり紐などで、縛る必要があるが、これを怠ったからとのこと。惜しい人を亡くした、この学生さんも後遺症が残りつらい。
 
〇また、その後、午後講演が橋本氏からあり「鮎が遡上するためには、水がきれいなことは勿論だか、洗濯に使用した化学洗剤が川に流れ込み、その濃度が影響すると日高氏は発見。それもあり、紫川では、水道局は化学洗剤の微量な濃度も測定、対策も打ち、それが紫川の天然アユの遡上の増加につながってきたとのこと。四万十川のような、美しい川でも化学洗剤の使用による、鮎遡上への悪影響はこの30年、顕著で稚魚の放流が必要になっているとのこと。」

 出かけて見たり、聞いたりすると、いろいろと知識が入ってくると思いました。
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