チャオプラヤ河岸の25時

ビジネスマンの日記帳

臨界点

2017-04-05 16:27:19 | インポート

 明日、注目の習金平とトランプの会談が行われる。主要テーマは北朝鮮問題となっている。
 昨日も中距離ミサイルを発射し、度重なる国連決議違反を連発する北朝鮮。戦争に依らない解決策は中国だけが持っているが、それを中国が行使したことはない。それは原油の全面供給停止と人民解放軍瀋陽軍区(現在の北部戦区)による資金、核技術支援の停止である。今やトランプは中国が北朝鮮を止めないのであればアメリカがやる、と公言している。
 昨日のミサイル発射に対しては、ティラーソン国務長官は今更何もコメントすることはない、語ることなら既に全て云ってきた、と突き放した。内容的にほとんど最後通告に等しく、政権内では軍事オプションの開始時期だけが問題になっている可能性が高い。
 中国は朝鮮半島人民の平和な未来に苦心しているのではなく、ただ緩衝地帯もなくアメリカと対峙することだけを忌避しているにすぎない。明日の首脳会談で、その後の半島の体制には中国が関与する、というで取引で話が付けば半島の危機レベルは一気に臨界点を超える。
 韓国の統治体制はメルトダウン状態にある。懸念されていたことだが、今日、対北朝鮮全面戦争時の米韓の合同作戦計画が、ハッキングによって全て北朝鮮に盗まれていたことが判明した。5月には左翼政権が成立確実な韓国、最早同盟による作戦などは不可能だ。韓国防衛といった視点ではなく、VXを使った北朝鮮ならば核を使わない保証などなく、その危険性の除去をどうするのか、という一点で米中が合意する可能性はある。
 中国の反応さえ打診できればアメリカが斬首作戦を、おそらく韓国に通知せずに実行する可能性が高い。今や韓国への相談は北朝鮮への事前連絡と同義だからだ。対外危機と無縁の、内政の底知れない不毛の対立に熱中する韓国、そんな韓国をパッシングすることで北朝鮮問題は著しく単純化することができる。金正恩の除去が終わればTHHADを韓国から撤収する、アメリカが中国に示す妥協案はそんなもので十分だろう。
 平和ボケ日本の直ぐ隣、半島は爆発前夜を迎えている。休戦協定が無効化する可能性はかなり高く、それは明日の米中首脳会談の「明かされない合意事項」次第になる。明らかなのは半島には自主的な解決能力がない、とする認識で米中が一致していることだ。半島は時間を置けば置くほどあらぬ方向に進むだけ、その認識下で決めることはドラスチックな内容になる可能性が高い。国防長官と国務長官が先ずもって日中を訪問した意味は小さくなく、最近の高官級の往来に至っては驚くほど頻繁になっている。
 事態は進んでしまった。今や、たとえ数日の観光旅行ですら韓国に行くべきではない。もっと緊張感をもって現実を眺めるべき。




                                            

                                       川口
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