チャオプラヤ河岸の25時

ビジネスマンの日記帳

嵐の前

2017-01-02 18:01:56 | インポート

 穏やかな正月になった。気温も高く、空は快晴が続く。
 トランプ元年の今年、世界はどう変わるのだろう。何も予想ができないのがトランプではあるが、閣僚人事をみる限り親イスラエル、中東重視の布陣になっている。体質的に合わないオバマの遺産は徹底的に無視していく可能性が高い。アジア・リバランス政策もその中の一つだ。もうアメリカには世界の警察をやる力がない、それはオバマもトランプも共通した認識だ。従って、何処に注力し何を捨てるのか、その内容に差が出ると云うことだ。
 アジアの安定を相対的に重視する、そんな政策は望み薄だ。日本は安全保障をアメリカに依存した安定という、その戦後の敗戦国構造から嫌でも卒業を強いられるだろう。
 明確な転換点が外圧によってもたらされることになる。主体的にアメリカ無きアジアと日本の安全保障をどうするのかを捉え直すしかない。次代に現実的なその姿を提起できないのならば、与党であれ野党であれ、いずれ消えていく党派ということになる。アメリカ1強の戦後世界、反米左翼であれ、親米保守であれ、それにどっぷり甘えている構造を自覚すべきだ。あなた任せの構図が終焉を迎える。

 年末、韓国釜山の日本領事館前に反日団体による新たな慰安婦像設置が強行れる事件があった。公道上への設置であり、行政は法的に規制できるが釜山市当局はこれを黙認した。国際法上の大使館、領事館保護義務にも違反し、無論、一昨年の日韓最終合意にも背く。
 韓国は法治国家の民度にはなく、都度のヒステリックな国民感情の方が司法や国際条約に優先される、と云う致命的な文化的後進性がある。それを民主的、と自画自賛する彼の国のマスコミの水準に至っては言葉がない。その広く世界に知られた国民情緒法国家の未来、当然ながら絶望的な姿に陥っている。
 朝日新聞の捏造報道に始まった慰安婦問題を手放さない理由も、被植民地意識から抜け出せない韓国の甘えの構造の問題である。当然、まともな法的枠組みで解決を図っても全く意味が無い。日本を踏んでも蹴っても最後は韓国を助けるはず、と云う甘えの被植民地精神が消えない限り問題は永続化する。通貨スワップの再開要請でも、その奴婢根性が露骨に表現されている。
 今後、日本が半島危機に関わることなどあり得ない。韓国が北朝鮮化しようと、中国の朝鮮族自治区になろうと、現状の地政学的リスクに比較し大きな差は無い。共産圏との間に防波堤が無くなる説、が戦後の日韓の決定的衝突を躊躇わせてきたものだった。しかし、今や事情は大きく変化している。韓国自体が最大のリスクであり、東アジアの不安定要因に他ならないからだ。何の防波堤にも成り得ないし、民主の砦でさえない。更に李明博事件以降、日本の国民意識にとって韓国は敵国以外の何かでなくなっている。第二次朝鮮戦争があろうがなかろうが、韓国防衛の為の日本の協力など国民が許さないはず。
 それでも、日本が第三次朝鮮征伐を企画するなどあり得ず、今後は統治能力を失くした半島の管理責任は中国が背負うべきもの。日本として、その流れに口を挟まぬことだ。直接中国と対峙する方が安保上の脅威はむしろ大きく減殺されるはず。中国は計算の出来る、普通の国だからだ。
 韓国が日本の一部では無くなって既に70年。光復は結構だが、韓国は戦後の方が遥かに被植民地精神にしがみ付いている。もしも次期大統領が日韓最終合意の破棄を申し入れてくるのであれば、分かりやすい外交関係の遮断によって対応すべきだろう。日韓基本条約も無効化し、慰安婦問題の不可逆的合意も破棄する、そんな国際常識とかけ離れた国との間に国交があること自体に問題がある。
 
 日本の在外資産は世界一の規模にある。共産国や反日国に立地してもビジネスになった、そんな時代はアメリカ1強時代の背景なしには成立しなかった。地政学的リスクが顕在化するトランプの時代、リスクの全てを洗い直す必要がある。特異な反日国に拠点を置くことのリスクは、嫌でも極大化せざるを得ない。遺棄し、無視せよ、他のスローガンなど通用するはずもない。






                                                  川口
 
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