チャオプラヤ河岸の25時

ビジネスマンの日記帳

黒船

2016-12-28 11:14:06 | インポート

 今日が本年の最終稼働日と云う企業が多い。年始の7日連続株価暴落に始まり、熊本地震での生産ダメージもあった。製造業においては厳しい環境だったところが多いはず。何はともあれ、今年が終わる。
 東アジア情勢は依然不安定だ。中国は経済の勃興に見合った覇権を主張し、朝鮮半島は北も南も、同じに信じ難い体たらくを続けている。ロシアも国境に限りは無いと云う、帝政ロシアのマインドを取り戻している。陸で国境を接していない日本という地政学的好条件を感謝するしかない。
 来年は東アジア最大の不安定要因である朝鮮半島が、更なる火種化する可能性が高い。韓国の新興宗教に私物化され乗っ取られた政府、これを主導した面々は知らぬ存ぜぬを繰り返し混乱の早期収拾は望み薄だ。北朝鮮にとって浸透工作員の活躍の場はいくらでもある。
 早い時期の大統領選になっても、候補の面々は揃って無能、反日で名を馳せる人物だ。北朝鮮の工作に篭絡されているマスコミや政治家も数しれず、静かなる対南侵略は最終段階を迎える。北朝鮮の核ミサイルはオバマの戦略的忍耐と云う励まし、中国の人民解放軍瀋陽軍区の支援などによって完成の最終段階を迎えた。小型化された核ミサイルは来年に実戦配備の段階へと進む。これがオバマの平和主義の業績だ。
 中国の経済は動揺の度を増すことになる。年内にも外貨準備は3兆ドルを割り込み、トランプの対中姿勢によっては急激な外資の中国離れが引き起こされる可能性がある。中国は先日、空母「遼寧」を西太平洋に進出させ、台湾周辺を一周させてから南シナ海に投入した。これだけの威圧、アメリカの支配への挑戦に対し、トランプが無反応でいることは有り得ない。
 中国とロシアは清と帝政ロシアに、アメリカは黒船時代のアメリカにと回帰しつつある。朝鮮半島は腐敗堕落を極めた李氏朝鮮に戻り、更なるコウモリ外交の醜態を晒すことになる。ならば日本は自身のアイデンティーの再構築が避けられない。それが2017年という転回点の姿だ。
 リベラリズム、という毒にも薬にもならない戦後思想の終着点。これから見るのはそのようなものかも知れない。乱暴な共産主義も宗教も、多様性を認め経済を発展させ豊かにさせれば、いずれ民主化され民度も引き上げられる、そんな壮大な戦後の実験結果が現在の姿だ。中東は地域として失敗し、中国は覇権主義国家として周辺恫喝に忙しく、ロシアはクリミアを併合した。リベラルと云う名の無責任な放置主義、いずれ世界はこのつけを支払うことになる。
 日本という貴重品、錯乱する世界がどうであれ、この貴重な文化と高い民度を守っていかなければならない。戦後、自然科学分野のノーベル賞受賞者はアメリカに次ぐ第二位、未だにゼロの中韓は無論のこと、アジア全域においても追随する国は今後数百年出ない。驚くべき治安の安定と市井の人々の責任感の強さ。どれだけ日本という国家が世界にとって貴重な存在であるのか、それは一歩国を出て暮してみれば誰しもが理解するはず。先ずはこの貴重な日本の姿を守ろう。
 2017年、日本の正念場でもある。しっかりとしたアイデンティーの構築によって第二の黒船時代に備える他にない。企業も、個人も。








                            川口
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