山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

 薄氷の ハサミも浮かぶ 大晦日

2016-12-31 21:44:25 | 風景
 大晦日の朝は「氷の世界」に包囲されてしまった。
 畑の隣にある金魚がいる外の水槽の表面はまさしく氷が張っていた。
 重いハサミでつついてみてもびくともしない。
 もちろん剪定バサミを置いても沈まない。

                              
 ススキの穂には霜が咲いていた。
 こんなススキもなかなか風情がある。
 
         
 春には山菜として活躍するワラビの葉もさすがに凍えている。
 ワラビは緑の葉もいくつか残っているほど生命力はある。

                                 
 褐色に咲いていたアジサイの花も朝は白化粧している。
 あじさいの花は長く残っているところに味がある。

        
 井上陽水の「氷の世界」の一節がよぎる。
 「流れてゆくのは時間だけなのか、涙だけなのか」
 雑草の楽園が雑草の美術館に変身。

 朝ドラの影響か、『暮らしの手帳』の元編集長・花森安治の生き方が注目されている。
 一般的な社会批判ではなく自らの暮らしの変革こそ大切にするべきという信念に頭が下がる。
 自分の手が届く未来・希望から出発することを貫徹する意思。
 新年を前にこれが来年の課題になりそうだ。
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