魔法の会社で大もうけ!―ソーサルカンパニー・リプレイ/諸星崇・グループSNE

魔法の会社で大もうけ!―ソーサルカンパニー・リプレイ (富士見ドラゴンブック 14-14)
諸星 崇 グループSNE
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ルナル、妖魔夜行(百鬼夜翔)などで知られる汎用TRPGルール、GURPSの日本オリジナル展開。剣と魔法の…もとい、剣と魔法の世界で会社経営を楽しめる一風変わったファンタジーTRPGです。

ガープスのファンタジー世界には既にルナルというメジャータイトルがあるわけですが、ソーサルカンパニーは微妙に違う色合いを出して来ています。最大の特徴は、PCが「血社」という会社組織をつくり、「血社」として仕事を請け、遂行し、成長していくというルール。当然他血社との競争や、悪徳血社との戦いなどもあり。仕事をこなしていくことで血社の信用、名声が上がっていき、様々な特典を得られる、なんてルールも。

血社関係のルールはなかなか面白いですが、正直言って、それ以外の部分は普通のファンタジーTRPGなので、世界観を十分理解して、それっぽいシナリオを作らないとルナルとなんら変わらないってなことになってしまいそうでもあります。結社まわり以外で独特なのは、基本的にPCはほとんどが魔法使いになることですかね。前衛はそれ用に特化した「シエロ」という種族(?)が受け持つことになります。シエロは世界観的にもゲーム的にも希少な存在ということになっているので、本リプレイでも前衛1人に後衛4人という、他のゲームではなかなか見られないパーティ編成になっています。あくまで魔法メインの世界ってことで、冒頭の紹介では「魔法」を赤字にしてみたんですが、わかりにくかったですね。

この微妙な新ゲームを紹介するリプレイの作者に任命されたのが、諸星崇さん。先日読んだT&Tリプレイと同じですね。諸星さんは「新しいゲームの紹介用単発リプレイ」担当なんでしょうか。確かに、文章もマスタリングもいい意味で優等生な感じで、手堅くまとめる印象があるので、そういったリプレイ向きなのかも。逆に、そういう(紹介メインの)リプレイだからこそ手堅くなるのかもしれませんが。だとしたら、じっくり長いキャンペーンものも読んでみたい気がします。あれ、そういえばリボーンリバースは…?

ここまで、なんかリプレイそのものの感想を全く書いて無いんですけれども…。面白かったのですが、これといったポイントが無くて書きにくいというか。3話でまとめるためのヤケクソ気味な急展開はちょっと笑えます。あと、イラストがちょっとなんだか…雑誌の読者投稿ページに載っていそうな絵だと思ってしまいました。…って、なんだこの感想は。
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[リプレイ] 魔法の会社で大もうけ ガープス・ソーサルカンパニーリプレイ 諸星崇 (きまぐれTRPGニュース)
魔法の会社で大もうけ!―ソーサルカンパニー・リプレイ (富士見ドラゴンブック 14-14) 作者: 諸星崇, グループSNE 出版社/メーカー: 富士見書房 発売日: 2007/11 メディア: 文庫 感想 猫は勘定に