勘違いだと思ったら実は超鋭い洞察だった話

あるアニメキャラがずっと同じ服装だったのでとんでもない勘違いをしたっていう話ーN・H・Kにようこそ!(名探偵西園寺万五郎がアニメを斬る!さん)

この記事は、アニメ版の「N・H・Kにようこそ!」を見ていたらヒロインの中原岬がいつも同じ服を着ていたもんだから、きっと彼女は主人公の妄想に違いない!と勘違いしてしまったという話なのですが。

この話、原作者・滝本竜彦さんの次作「超人計画」を知っていると実に深いものを感じる内容ですね…。何しろ、この「超人計画」は、小説執筆に行き詰ったひきこもり作家・滝本竜彦が脳内彼女・レイと脳内会話を交わしながらニーチェいわくの超人への道を探してさ迷うという内容なのですから。

そう、西園寺万五郎さんが「N・H・Kにようこそ!」を見て感じたという「ひきこもりの妄想を私小説風に描いた作品」そのものを、滝本さんは「N・H・K」の次に書いているわけです。

おそらくは、「N・H・K」を執筆している際にも、そうした構想(あるいは妄想)はあったに違いありません。そして、その要素をアニメ版スタッフが吸い上げて作品中に反映させ、さらにそれを見た西園寺さんが「N・H・K」が内包する「超人計画」への萌芽を見抜いたという…。流石、名探偵の名に恥じぬ素晴らしい洞察だと感じ入った次第です。

ところで、アニメでそのようないわゆる「叙述トリック」的なものは前例があるのでしょうか。実写作品では幾つか思い浮かぶのですが、アニメでは?なかなか面白い試みのように思えますね。もし例があるのならば見てみたいなあ。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (hiiragi)
2007-09-07 23:38:22
『妄想代理人』の第8話「明るい家族計画」が、まさしく叙述トリックを使った話ですね。独立したエピソードなので、単品でも見れて手を出しやすいかと。
 
 
 
Unknown (たけ)
2007-09-08 23:44:15
>hiiragiさん
『妄想代理人』ですか!検索してみたら、なんか雰囲気いいですね。好みです!ぜひ見てみたいと思いました。情報ありがとうございます。
 
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