たけちゃん活動・生活日誌

日々県議としての活動に追われていますが、そのな生活でもたまには本音も言ってみたい・・・。

「みんなで支える森林づくり県民会議」

2017年04月21日 | 長野県政

 4月18日は、午後から平成29年度第1回目となる県の「みんなで支える森林づくり県民会議」が開催され、県議会選出の委員として出席しました。 この日の協議事項は、「今後の里山整備の進め方」と「みんなで支える森林づくり地域会議の開催状況」で、まず、県から「里山整備等の今後の方向性」について資料により説明を受けました。
 本県の民有林(国有林以外の森林)面積は約66万1千haあり、公的に管理する森林は約18万4千ha、里山として管理する森林が約6万8千ha、林業振興に取り組む森林が約12万4千haあり、この内、「森林づくり県民税」の第2期末時点で未整備となる里山として管理する森林は約3万5千~3万6千haとなる見込みであること。
 里山整備等の今後の方向性について、今後整備が必要な里山について、着実に実施できる量を精査することや、不在所有者や不明所有者等の課題がある中で、今後は地域全体で管理する必要がある。そのため、担い手について、地域による管理などを支援する体制づくりや人材育成が必要。里山整備等の見える化について、県民に身近に感じられ、成果の見える取組を推進すべきであること等が示されました。
 この方向性を踏まえ、第2期時点で未整備となる里山の評価を航空レーザ測量の解析が終了した県下約4割の結果等を活用し「災害の起こりやすさ」「県民生活への影響度」「森林の混み具合から判定した整備の緊急度」に分類し保全対象森林への距離等も含め評価した結果、緊急的な要整備森林で保安林に指定するなど治山事業で整備を検討すべき森林が約4千ha。非常に混み合っており特に緊急な整備が必要な優先的な要整備森林が約1万5千ha。一定程度混み合っており整備が必要な経過観察が必要な森林が約1万1千ha等としました。
 また、今後の対応について、災害防止箇所は県から地域に提示し、森林整備について市町村や地域の意見を踏まえ、あらかじめ特定し、地域主体で里山整備等を進めるとし、対応の素案として「長野県ふるさとの森林づくり条例第26条に定められた、市町村の申し出により知事が認定する30ha以上の一団の森林を対象とし、それと密接に関わる集落が自発的な活動をするための体制が整備されていることを条件とした、現在5地域が認定されている「里山整備利用地域」制度を対象面積を緩和し、積極的に取り組むとする説明が行われました。
 これらの説明に私は、今後の里山整備面積試算は航空レーザー観測によるものであり、さらに今後全県分が算定されれば精度が高まると思う。また、今後森林整備を行うべき分類についても概ね了解する。
 但し、「森林づくり県民税」の活用について前々年度以降に多くの繰越金があった理由について、森林所有者の同意や所在不明など整備のための集約化が難航したことが多くの要因とされていることから、数字を掲げても、集約化がなぜ出来なかったのか、その原因を明らかにし、確実に集約化ができる仕組みづくりが必要。そのため市町村や地域住民で各地域につくる里山整備推進組織に、例えば、「集約化専門員」の配置が必要ではないか。
 また、国は平成30年度から「森林環境税」(仮称)の導入を検討ししているが、各県の森林税との併存を模索しており、今のところこの税が導入された場合の事業主体は市町村であり、その場合の県と市町村の役割分担を考えなければならないが、市町村の人材確保策を見極め県の対応を判断する必要があり、今回示された「里山として管理する森林」整備面接のすみ分けが必要になる。
 さらに、「林業振興に取り組む森林」と位置付けられた森林は、木材生産に適した時期を迎えており、今後、伐採が加速化されるが、その分後世に森林を残すため、再造林をどのように進めるかの取り組みも問われる等々の趣旨を申し上げました。
 なお、次回の会議は、6月2日に行われます。

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