たけちゃん活動・生活日誌

日々県議としての活動に追われていますが、そのな生活でもたまには本音も言ってみたい・・・。

大北森組の前専務理事の補助金不正の判決と今後

2017年04月06日 | 長野県政

 3月28日、大北森林組合の補助金不正受給事件で、補助金適正化法違反と詐欺の罪に問われた組合前専務理事の中村年計被告と、同法違反の罪に問われた組合の判決公判が行われ、長野地裁は、中村被告に懲役5年を、組合には罰金100万円を言い渡しました。
 また判決は、不正受給について県の関与を認め、「重大な落ち度があったというべきである」と指摘しました。

 信濃毎日新聞の報道によれば、伊東裁判長は判決理由で、中村被告が県北安曇地方事務所林務課長から既設の森林作業道を新たに開設したと装って補助金を申請し、高規格作業道開設の自己負担分に充てるよう助言を受けたのをきっかけに不正な申請を行うようになったと指摘。県地方事務所の担当者が架空申請された作業道の現地調査をしたとするうその報告書を作成したほか、予算消化のために組合に補助金申請を求めるなどしていたと認めた。
 その上で「現地調査をしなかった県職員は組合を信頼していたなどと証言するが、現地調査をすれば直ちに虚偽であることは明らかになった」とし、被告が県職員の了解もないまま虚偽の申請に及ぶことは想定できず「証言は信用できない」としました。
 また、地方事務所が完了していない工事について補助金を交付する「闇繰り越し」と呼ばれる違法な手段を使っても、予算を消化するよう迫られていたとし「予算に見合った行政サービスの提供より、数値上の予算の消化が重視されていた」とも述べたということです。
 一方、中村被告や組合が虚偽で許されない申請だと熟知しながら申請したなどとし、「犯状を軽くみることはできない」としたとしています。
 判決によると、中村被告は、組合職員と共謀し2011〜14年、17路線の作業道を開設したように装い、国の補助金計約2450万円を不正受給するとともに、組合の作業道整備を請け負っていた大町市の業者前会長=詐欺罪で公判中=と共謀し、10〜14年、作業道整備などの工事費計約7千万円を水増しし、総額約4億6200万円を組合からだまし取ったとされています。

 この判決を受け中村被告側は、上告しないのではと報道されていることから、今後は、不正受給された補助金の損害賠償請求訴訟が県により行われると思います。
 また、今回の判決で、長野地裁が県の関与を認め、「重大な落ち度があったというべきである」と指摘したことに関し、県の再度の検証が求められることになると思います。
 私は、今後、判決文を読み、今後の対応を検討したいと思っています。

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