竹とんぼ

先達の秀句を味わいながら
自得の一句を求めて多作多捨です
古希すぎの晩学で楽しみながらの遅々緩歩です

最上川嶺もろともに霞みけり  波郷

2017年03月13日 | 波郷鑑賞
石田波郷の春の句10句を鑑賞(12)

最上川嶺もろともに霞みけり





遠足や出羽の童に出羽の山

山下りてもんぺ鮮し春祭

栃の芽や古雪を抽き捧げらる

縁談を措き来し旅の春惜しむ

こけし買ふ数の恋しき四月尽

手に足に蟻や国原霞みけり

国原や雪解の山のなだれあひ

花冷の簷を雲ゆく別れかな

花冷の顔ばかりなり雲の中


10句の中で表題句を採った
最上川といえば芭蕉の
「五月雨を 集めて速し 最上川」が浮かぶ
おそらく波郷もこの句を念頭に芭蕉に挑んだのではないだろうか

読者はどれを選句しますか
できればコメントを添えて選してくださいませんじか(丈士)
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 散るさくら空には夜の雲愁ふ... | トップ | 紙雛この家にをみな妻ひとり... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

波郷鑑賞」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。