竹とんぼ

先達の秀句を味わいながら
自得の一句を求めて多作多捨です
古希すぎの晩学で楽しみながらの遅々緩歩です

秋風に歩いて逃げる蛍かな  一茶

2016年10月29日 | 一茶鑑賞


秋風に歩いて逃げる蛍かな  一茶


夏の夜を彩った蛍も、秋風が吹くころになると飛ぶ力もない。
風に追われてよろよろ逃げるように歩く姿は、何とも哀れでならない。〔季語〕秋風

蛍が歩いて逃げるとは・・・
蛍は一茶の人恋しさの比喩であろうか
秋風を季語にして秋の蛍の哀れが鮮やかだ

ゆらゆらと秋の螢の水に落つ  寺田寅彦
この句にも同じような鑑賞ができる
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