竹とんぼ

先達の秀句を味わいながら
自得の一句を求めて多作多捨です
古希すぎの晩学で楽しみながらの遅々緩歩です

山小屋にいつもの媼渋団扇 流伴

2017年06月18日 | 
山小屋にいつもの媼渋団扇



あの小母さん元気かな
山小屋の小母さんのあの甲高い大きな声
もう80才近くのはずなのだが毎年元気に迎えてくれる
山菜中心の晩飯がまた旨い
台所わきにはもう何年も使いまわしているだろう
渋団扇があるはずだ

捕虫網遠目に追ふや戦中派


昭和18年は戦争の真っ最中
私はこの年に生まれた
ひもじい幼年時代がつづいたはずだが
不思議とそのひもじいという記憶はない
捕虫網をかざして野原を駆けまわったり
蛙の卵を探ったりの記憶が夏になると蘇る
捕虫網をもった少年をみたりすると
遠目に彼をずっと追いかける


心太厭な話はとどまらず


心太をひとりで食することはない
最近はコンビニなどで手軽に手に入るが
外出先でも家庭でも必ず相伴の相手がいる
不思議なことに嫌な話は
いつのまにか消えている
脳裏には心太の原体験があって
厭な話はきっとひとつとしてなかったのだろう
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