マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「白いリボン」

2012-12-26 | 独国映画&ドラマ サ~ソ

Das weiße Band - Eine deutsche Kindergeschichte 2009年 ドイツ・オーストリア・フランス・イタリア作品

監督 ミヒャエル・ハネケ
出演 クリスティアン・フリーデル レオニー・ベネシュ ウルリッヒ・トゥクール フィオン・ムーテント

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ふと昔のあの時の事を思い出す男。「すべてを話しておくべきだ。」
彼は若いとき、北ドイツの小さな村に教師として勤務していた。
ある日。村で唯一の医師が落馬事故に遭い重傷を負った。何者かが彼の帰宅路に針金を仕掛けたのだ。その後、小作人の妻が作業場で死亡。小作人の雇い主の男爵の息子が行方不明になり、数日後、お尻をたたかれ木に逆さ吊りにされているのを発見された。
村には異様な雰囲気が漂うようになる。
そんな中、牧師は夕飯に遅れてきた娘と息子に白いリボンをつけさせる。それは純真無垢を取り戻すという意味があった。
一方、教師は男爵家の双子を世話していたベビーシッターが気になっていた。あの事件依頼、男爵の妻は子供をつれて出て行ってしまっていた。彼女は解雇され自分の田舎へと帰っていた。
教師は暇を見つけ彼女に会いに行くのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
不可解な事件が起きるが、犯人が誰なのか?という推理サスペンス風に見ていくと肩すかしを食らう。
第一次世界大戦前の、ドイツの片田舎の人々の生活風景だ!という感じで見るとそれなりに納得できると思う。
それほど、ちょっと難しい作品だった。

全編白黒という演出は、きっと暗い時代という事を象徴するものだったのでは?と見終わって思った。
大概、田舎町で一人の権力者がいて~となると、独裁的になるので、なんらかのひずみが生じてくる。
それはほとんど、妙な方向へと行ってしまうものだから、パターンと言えばパターンな感じだったと思う。
何せ、人の区別が白黒だからしにくく、登場人物とその子供達を覚えるだけで手一杯だったのだ。

重傷だった医師があんなにも身勝手な人物だったとは。
まあ、医師も人間だから出来た人ばかりでないのは分かるが、妙に頭にきたのだ。
それに、医者だったら分かるだろう!!と怒り心頭になるような行為もしていた。この男腐ってるわ。(`ヘ´) プンプン。

逆にステレオタイプの牧師。
宗教うんぬんで人々を統一しようとするのは納得だが、子供にそれを強制するのがどうもダメだったのだ。
案の序、子供はあ~いう行動をとってしまったし・・・。( ̄。 ̄;)


文芸作品すぎて、ついて行けなかった。個人的に後味がすこぶる悪い印象。
人間模様がリアルすぎるのだと思う。
元来ドキュメンタリーなどが苦手な自分だから、受け入れがたかったのかもしれない。
人間はそれほど醜い面も持ち合わせているのは、分かるのだが。

今年も外国映画賞にノミネートされている、この監督さん。
次回はパスだなきっと。

賛否両論分かれるというこの作品。
参考までに、いつもドイツ関係でお世話になっているありちゅんさんのブログを紹介しておく。

「こういう作品こそがドイツ映画です!」
と言われると、やっぱちょっと引くなあ。(^◇^;) 

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