マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ホスピタル・アンダー・シージ」

2013-03-29 09:36:57 | ドイツ映画&ドラマ

Spital in Angst  2001年 ドイツ・スイスTVスペシャル(ZDF)

監督 ミヒャエル・スタイナー

出演 サビーナ・シュネーベリー ヨナタン・キンズラー ステファン・ブラザー

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
パトカーが先導し救急車がスイスの病院へと向かう。入院は極秘。
患者はアフリカの大統領で、彼の生死は今後の国の発展に大きな影響を及ぼすからだった。
だが、その病院にテロリストが進入してきてしまう。
彼の命と引き替えに多額の現金を要求。その病院に大量の爆弾を持ち込んだというのだ。
一方、医師のカトリンは、外科医としては名医だったが、プライベートでは夫とぎくしゃくしていた。
そんな中での病院からの呼び出し。
夫の反対を押し切って、テロリストに占拠された病院にいる患者を救うため彼女は向かう。
偶然にも女性警官が入院しており、警官は独断で外部と連絡を取ってしまう。
その事がテロリストのリーダーにばれ、カトリンのせっかくの説得も無駄に終わりそうになるのだが・・・。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ドイツドラマ「GSG-9」にもあったが、外国の大統領が訪問先でテロに出くわすという展開。
それってよくある事なのかな?
国内では厳重な警備だから出来ないからって事かな?
起こされた訪問先の国ははた迷惑きわまりないよね。
まあ、そうならないように、いつも以上に厳重に警戒するんだろうけども。お客様に何かあったら大変だもの。

いや~いつもながら、
こういう緊迫したムードでの正義感って怖い。
状況を良くしようとするのだけどそれが悪化していくパターン。
女性警官の勇気は買うけども、それが患者全体もしくは、何も罪もない人にまでふりかかる事がちょっと怖い。
それに、やっと助けた命だったのになあ。

そうそう、危ないといえば、カトリンの夫の行動。
居ても立っても居られないのはよく分かる。
しかし、その行動はダメでしょ。
簡単に入られちゃう警察の警備もどうかとおもけどもね。

一番、ドキドキしたのが、事件解決に協力してくれた看護婦さん。無茶すぎますわ。

ラストは、悲劇の後のハッピーエンド。うすうすオチが分かったけども。(^_^;)

それにしても、アフリカ諸国の大統領って独裁者多くない?
そうしないと国がまとまらないというのも分かる気がするけど。
力ずくで国家統一というのは、安易すぎて、大きな反感を大いに受けるのだ。
そこに許すとか優しさとかは生まれない。
だから、テロが起きるのだろうけども。

国家統一って難しいなあ。


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