マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「帰ってきたヒトラー」

2016-07-01 | 独国映画&ドラマ カ~コ

Er ist wieder da    2015年 ドイツ作品 公開中

監督 デヴィッド・ヴェント
原作 ティムール・ヴェルメッシュ(翻訳 森内薫)
出演 オリヴァー・マスッチ ファビアン・ブッシュ クリストフ・マリア・ヘルプスト カッチャ・リーマン
(日本語字幕 吉川美奈子)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
マナー講座を受けている軍服の男性。
講師は彼の手の挙げ方を注意する。だが、男性はちょっとだけ反発してみるのだった。
住宅の中庭で目が覚めた横分けの髪にちょび髭を蓄えた昔の軍服姿の男。
とりあえず、自分は生きていると確信し、ケガもなさそうだと自覚した。そこへ、サッカーボールが転がってきて、少年達が不思議そうにその男を見つめる。男は何も言わない少年達に不信を抱き、その場を立ち去った。
男は状況が飲み込めず、現在今自分に何が起きているのか把握する為に新聞を売っている店へ行く。
だがそこで、再び気を失ってしまう。目が覚めると、店主がじろじろと男を見つめていた。そして、話しかけると、笑い出した。
何故なら、男は、あのヒトラーそっくりだったからだ。
一方、フリーディレクターのファビアンは、マイTVとの契約を切られてしまい途方に暮れていた。
そして、先日映していた少年達の映像の中にある人物を発見する。それは、あのヒトラーによく似ていた男。
彼は、店にたどりつき、その男と出会う。
そっくりというか、本人そのままな感じの男を見て、ある事を思いつくのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
25日のトークイベントの為に、当日映画館で見た作品。
よかった予習しといて。本か映画を見てないとこのトークショーの面白さも半減しただろうから。

映画が始まり、しばらくして、あれ?これって原本があったはず。
しかし、この映像はどう本になってるんだろう?と疑問を抱いた。
それは、ヒトラーに変装をした人を街に連れて行き、どっきりカメラの如く、一般の人々の反応を映していたからだ。
普通の物語とリンクしている映像。
最近は、こういう手法もあるのだそうだ。ドキュメンタリー風というか、両方のいいとこ取りをしているというか。

しかし、
個人的には、こういうのは好きじゃない。
ドキュメンタリーが苦手なのもあるが、隠し撮りではないけども、ゲリラ映像は、どうも、ダメなのだ。
案の定、最初は顔を出しても良いですと言った一般の人が、公開されてから、やっぱり辞めてとの依頼で画面にモザイクがたくさん増えたりしたらしい。(トークショーで説明してくれたのを引用しました)

原本の趣旨と合っているといえば合っている映画。
突然現代にヒトラーが甦ったらどうなるのか?という事は間違ってはいないからだけど・・・。
だから、
益々原作が読みたくなった。原作はヒトラー目線の一人称なのだそうだ。ヒトラーがもしこの世を見たら・・・。
怖い気がするけども。

さて、
俳優陣の方だが、ファビアン役のファビアン・ブッシュは「悪魔のコード」で、サドラーが演じたアイクの助手(相棒?)のコスタスを演じた方だった。
あの役のあのまんまな感じで人の良さげで気の毒な人って感じでした。

まあともかく、
ヒトラーを演じた俳優さんには脱帽。
特殊メイクとはいえ、実際のヒトラーよりも背が高いのに、そんな事も感じさせず、まんまヒトラーに見えた!
ご本人は、ドルフ・ラングレン風な顔立ちなのに、仕草としゃべり方でそっくり。
いや~素晴らしい演技力です。

ラストは、怖さがじ~んと来た。
コメディだけど、ホラー並にすげ~恐ろしかった。 

気になる方や興味が出た方は、すぐさま映画館へ~。

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