マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「トリコロールに燃えて」

2007-05-30 08:46:43 | 2000~2010年代 映画

Head in The Clouds  (トリコロールに燃えて) 2004年 アメリカ・イギリス・スペイン・カナダ作品



監督 ジョン・ダンガン
出演 シャーリーズ・セロン ペネロペ・クルス スチュアート・タウンゼント トーマス・クレッチマン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1924年、パリ。少女は友人達と一緒に、良く当たると言われる占い師に将来の事を占ってもらっていた。すると、占い師は、答えにくそうに彼女にこう告げる。「34歳から先が見えない」と。
1933年、イギリス。ケンブリッジ大学の学生ガイの部屋に、ずぶ濡れの女性が舞い込んで来る。彼女は大学教授と噂になっているギルダという女性だった。美しい彼女に心惹かれたガイは、彼女と恋人同士になる。しかし、彼女は突然、パリへ旅立ってしまう。
そして、3年後。偶然見た映画に彼女の姿を見たガイは、同じ時にもらった手紙の宛先を訪ねに、パリへ出かけるのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
一言で要約すると、いろんな意味で切ないお話だ。
第二次大戦下という時代背景もあると思うが、その日、その日、を精一杯生きている彼女の姿が、世間には良く見られていないというのが一番だな。
ついでに、本心を隠し続けて生きていく姿というのも・・・。

他人にどう思われようと、自分の(思った)道を突き進んでいく。

そういう生き方に憧れるし、その辛い気持ちが分る気がした。
(誰にも分ってもらえないというか、誰か気がついてと何処かで思っている姿が)
誕生日が来るたびに不安に襲われる彼女。
占いだから信じなくてもいいのだけれど、やっぱり気に掛けてしまう。ましてや、自分の生死に関する事だったらなおさらだと思うのだ。
無視って出来ないよなあ。

主人公を演じたのは、シャーリーズ・セロン。
彼女の名前がしばらく出てこなかった。(かなりやばい)
彼女自身は好きではないが、ギルダという女性は気に入った。
相手の男優が好みでなかったので少々残念だが。

ペネロペ?パス。(爆)

そして、本来の目的のクレッチマン。
いつもながらのドイツ人将校デートリッヒ。出番は後半。
気品あふれる感じの軍人さん役はかっこいいし、さまになるのだ。
しかし、いいなあと思っているうちに、あれですよ!相変わらず、おいしい所は持って行ってる気がしますが。

戦争映画じゃなかったら、かなり個人的には好きな作品になっていたと思う。
だけど、どうもダメなんだよなあ、戦争映画。(苦笑)


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