山登りの記録

2013年からの山登りの記録です

栗沢山とアサヨ峰

2017-07-30 10:10:44 | 日記
7月29日(土)北沢峠から 栗沢山・アサヨ峰に登って来ました。

朝4:40に仙流荘のバス停に到着すると 天候の為かバス停横の駐車場にまだ空きがあり入れました。

その後バス停に行くと誰も並んでおらず一番 
そこへ男性2名が来られ昨日バスのチケットを購入したが 天気が悪いので止めて帰るので 千円で良いので買って欲しいと言われ購入(片道のみ)
バスを待っていたら 土砂降りになりました。
係の方と話をしていたら 北沢峠はそれ程降っていないとの事でした(スマホの雨雲レーダーを見ると仙流荘の辺りは色が変わっていました)

この日は始発のバスが5:20に出発しました。
北沢峠では若干雨が降っていたのでスパッツと雨具の上だけ装着して6:30出発
長衛小屋
この先の橋を渡った所から栗小山屋へ向かいました。
長衛小屋(1990m)から栗沢山(2714m)の山頂辺りまでほとんどが樹林帯の中で展望も無い中をひたすら登りました。

8:50栗沢山 ここまでで出会ったのは追い越して行かれた男性1名と 下山して来られた若い男性1名のみ 静かです。

下山時にここで出会った団体さんに聞いたのですが 宇多田ヒカルのCMで栗沢山が出てから登って来る方が増えたそうですね。

ここからは地図上ではそれ程高低差の無い稜線歩きでしたが 大きな岩がゴロゴロしていたり 岩場を登ったり(危険では無いですが)
10:15アサヨ峰到着


ここで早川尾根の方から登って来られた方や私たちの後ろから登って来られた方などと一緒になり歓談しました。
百高山(日本の標高の高い山100)を目指しておられるとか 凄いですね。

それと私達を追い越して行った男性が戻って来られ 伺うとアサヨ峰から間違って南側の稜線を下られたそうで戻って来られたとの事 
早川尾根側は 山頂の北東側へ下る道だそうです。(分岐点では磁石やGPSで方向を確認すべきですね)

アサヨ峰で昼食を取り 出会った方にコーヒーを御馳走になったりしてから 
11:10下山開始  しばらく進むと雨が降って来ました。 それなりに降って来たので 雨具のズボンも装着しました。 でも直ぐに雨が上がりました。

12:15栗沢山に戻って来ました。  ここで団体さんに出会いました。 この山が目標だったそうで 私達と同じ仙水峠に下られるそうです。
ここで注意!  栗沢山の山頂の標識ですが T字型に板がついていて→があり

アサヨ峰・早川尾根 と 仙水峠・北沢峠 が一枚の板になっており 180℃反対方向を指しており

もう一枚が 90℃(直角方向)を指していて 長衛小屋・北沢峠 と書いてあります。

最初の地図を見て頂くと判りますが それぞれの方向は均等に約120℃の方向です。

矢印の仙水峠・北沢峠の方向は少し崖で 踏み跡はありましたが(間違えて行った人がいる様子です)違っています。

団体さんの一人もそちらへ行こうとされていました。 注意して下さい。

その後仙水峠を経由して帰りましたが 仙水峠を過ぎた辺りで また雨が降って来ました。 

今度もまた直ぐに上がりましたけど雨具を付けないとビショビショになる程の降りでした。

雨の時は 木の橋や石は滑り易いので注意が必要ですね。

こんな天気でもこの時間に登って来る方もいて 聞くと栗沢山へ登られるとか  その後も仙水小屋に泊まると言う団体さんが2~3組登って来られました。

私達は 14:40頃に北沢峠に到着し 15:00発のバスで帰って来ました。

今年の夏は天候が スッキリしませんので 山登りは大変ですね。



 



双六岳

2017-07-24 19:15:35 | 日記
7月22日(土) 北アルプスの双六岳に行って来ました。


事前のネット情報で3時には新穂高第三駐車場(無料)が満車になっていたと聞き 1時30分頃に駐車場に到着したら 4段ある駐車所の上から2段目に駐車できました。
車で仮眠を取ってから
5:00出発
新穂高センター前で登山に関するアンケートを受けました。 事故が増えているので それに対する啓蒙の意味のあるのでしょうね。

今年は残雪が多い様で 林道の途中で残雪を越えました(アイゼンは不要ですけど)

笠新道分岐の近くでヘリによる荷揚げ作業が行われようとしていました。
登っていると先程のヘリが何度も往復していました。

6:50わさび平小屋 大勢休息されていまた。 冷やし野菜は100~200円

8:00秩父沢出会い ここでも休息中の方が大勢みえました。 雪解け水で冷たくて気持ち良かったです。

9:10シシドウヶ原 雪が多くてバイパス道が作ってあり近づけませんでした。

キヌガサソウの群生
サンカヨウの群生
他にゴゼンタチバナ・ツマトリソウ・コイワカガミ・ハクサンコザクラ・ミヤマキンバイ等花は色々咲いていました。

10:10鏡平小屋に到着
ここにも大勢の方がおられました。

ここから弓折乗越まで登って 稜線を歩き

11:30花見平 名前の通りお花畑です。
クロユリベンチにはクロユリが咲いていました。

尾根道です

そして目指す双六小屋が見えてきました。

12:15双六小屋に到着 宿泊手続きをして(労山カードで-500円して頂き 一人9000円でした)

小屋の中の談話室で昼食を取らせて頂き、荷物を軽くして双六岳に向かいました。
直登ルートは残雪が多く通行止めで 中道から春道を登って来ました。

途中ハクサンシャクナゲが群生していました

雷鳥の親子にも出会えました。

14:30双六岳山頂着

ここでツアー団体さんに出会いました。 折立から登って雲ノ平に泊まり三俣蓮華を通ってここまで来て 今日は私達と同じ双六小屋に泊まるとの事でした。

三俣蓮華の方向

そして双六小屋に戻って来ました。

双六小屋の夕食は16:30から 朝食は4:30からと早かったです。

夕食の途中で雨が降り始め 疲れもあったので 17:30頃には就寝 4時頃まで爆睡していました。


翌日は雨で 朝食後さっさと下山して来ました。
10:00頃新穂高センター着 ここで前日アンケートをしていた方とお話したら 岐阜の山岳会の方で 勤務先は小牧だとか 
最近事故が多くてボランティアでこの様な活動をされているとの事でした。

この後平湯で温泉に入り お蕎麦を食べて帰って来ました。

この山は 流石 花の百名山 素晴らしかったです(^^♪

ご一緒頂きました Aさん有難うございました。

摺古木山から安平路山へ

2017-07-17 17:32:53 | 日記
7月16日(日)以前から行きたいと思っていた中央アルプスの南の端にある摺古木山 安平路山へ行って来ました。

中津川から国道19号線 国道256号線を走って 舗装はされていますが狭くて曲がりくねった大平街道(県道8号線)を走って大平宿へ

ここから東沢林道へ入って行きますが 道路工事中で 日曜祭日以外は通行止めの標識がありました。(2017年7月31日まで8:30~17:00と記載)

途中にゲートがあり その横に登山届の箱がありました。

林道は結構荒れていて 普通車では底を擦ると思いました(山で出会った方のアルファードは底を擦ったし 深い所には石を置いて通過したそうです)

摺古木自然園休息舎の少し手前にはトイレがありました。

7:30摺古木自然園休息舎(標高1770m)を出発

摺古木自然園休息舎から登山道になりますが 標高2000m程まで一気に登り その後は摺古木展望台との分岐まで延々と標高の同じ辺りを進みました。

気温は10℃程で快適でした。

でも標高が変わらないので 位置の特定が難しいですし、笹が沢山生えていて笹をかき分けながらの登山です。

分岐からは右側の摺古木山に近いルートを登りました。一度2141mのピークを越えてしばらく進むと摺古木山(2196m)です。

ここには立派な一等三角点がありました。

ここからは一度下って 何度か登り下りを繰り返し 一か所は急な所を下りました。 

その後は比較的平坦になって登って行くとしらびそ山(2265m)平たんな所なので標識が無いと山頂とは思えません。

この辺りで この山で初めて人に出会いました。(切株に座って休息中だったかな)

百名山は既に登り 前日に越百山に登って300名山中の200座目の登頂をされたそうです。 しばらくお話をさせて頂きました。

しらびそ山からだらだらと約200m下り 安平路避難小屋 立派な小屋で泊まれるようですが トイレが見当たりませんでした。
前方に見えるのが今から登る安平路山です。

避難小屋から少し下って 少しづつ登って行き2200m辺りから沢沿いに一気に登って行行きました。

笹をかき分けながら歩いていると 笹の中に山頂の標識が見えました。 
展望も無くこちらは三等三角点。

写真撮影をしてから 下山して避難小屋で昼食を取りました。
避難小屋の土間
奥の板の間 

避難小屋まで着くとガスが出て来て 安平路山は見えなくなっていました。

その後摺古木山まで戻ると雨が降って来ました。 

それ程降らないと思ってザックカバーと雨具の上だけ装着しましたが、その通り直ぐに雨は上がりました。

でも登山道を覆っている笹が濡れていてズボンがビショビショになりました。

スパッツは付けていたのですが 雨具のズボンも履くべきでした。

この山は兎に角 笹が多く茂っていて 前方を見ても登山道が判らず 笹をかき分けて足元の道を確認しながら歩かないと駄目ですし

安易に歩いていると 石や木の枝に足を取られますので 登る方は注意して歩いて下さい。

出会った方は2度転倒したと言われていました。

15:10摺古木自然園休息舎に戻って来ました。

東海周辺週末の山登り120に摺古木山が掲載されておりますし 安平路山は200名山になっていますが 笹を刈って歩き易くして頂かないと

また来たいと言う山では無いですね(^_-)-☆

三ノ沢岳

2017-07-17 16:56:01 | 日記
7月15日(土)福島の飯豊山に行く予定でしたが 東北方面の天気があまり良く無さそうだったので止めて
中央アルプスの三ノ沢岳に行って来ました。
6時前に菅の台バスセンターに着いたらバス停の所の駐車場は満車で少し上の反対側の所に駐車
バスとロープ―ウェイを乗り継いて千畳敷に着いたのは7時20分でした。
天気は快晴 登山届を書いて出して 極楽平へ向かいました。
極楽平の手前には今回も沢山の残雪がありました。
前回ガスと風で撤退した 宝剣岳分岐から今から向かう三ノ沢岳が見えました。
富士山も見えていました。
西の方向には御嶽山

そして2889mの分岐点から2650mまで下って2847mの三ノ沢岳まで登り返して山頂へ
山頂手前にはお花畑がありました。
その先には残雪
そして山頂です。

やっとたどり着けた三ノ沢岳 良い所ですね(^^♪





南駒ケ岳・越百山

2017-07-09 17:52:15 | 日記
7月8日(土)朝4時15分頃に伊奈川ダム上駐車場に到着 10台程車が停まっていましたが私達が着いた後も続々と車が来ていました。
前の週は道路が塞がっていてここまで来れなかったそうですが 関電の設備がある為でしょうか 復旧が早いです。
4:30駐車場を出発
南駒ケ岳に向かいますが まずは長い林道歩きです。
6:00南駒ケ岳登山口 道路の左側の鉄の階段を登ります。
最初は土の登山道を登って行きますが 標高2400mを越えて尾根道になって来ると岩場も出て来ます。
またハイマツが登山道に出て来ていて 掻き分けながら登るのは大変でした。
後で越百小屋のオジサンに伺った所 ハイマツは枝を切ると枯れてしまい 山が崩れる恐れがある為切れないそうです。
11:15南駒ケ岳山頂に到着 ここで昼食を取りましたが この山は虫が多く防虫ネットを被ったままで食べました。
また伊奈川ダムへの道が通行出来ないと聞いて菅の台バスセンター側から池山尾根を登って南駒ケ岳に来られている方も何人かおられました。

下の方には擂鉢窪避難小屋が見えました。 今は改修中で使えないそうです。
12:05南駒ケ岳を出発
ここからまず仙涯嶺に向かいますが ハイマツ 岩場 お花 と変化のあるルートでした。
13:15仙涯嶺に到着
登って来た南駒ケ岳はガスに隠れていました。
ここからは次第に歩き易い尾根道になって行きました。
そして14:45越百山に到着
越百小屋のオジサンには夕食が17時からだから 17時までに着けと言われていましたが、十分間に合いそうで ゆっくりと下山
15:30越百小屋に着きました。

この日の越百小屋に宿泊されていたのは10名で 素敵な夕食を頂きました。
越百小屋から見えた夕焼け

朝5時から朝食を頂き 6:10小屋のご夫婦に見送って頂き下山
オサバグサが沢山咲いていました
6:50上の水場
ここで水を補給しました。 逆回りの人はここが最後の水場です。
ギンリョウソウも綺麗でした。
8:40福栃平の林道に戻って来ました。
橋を渡って直ぐに 越百小屋の車が停まっていました。
水の綺麗な川を見ながら林道を歩き
9:20駐車場に戻って来ました。

高低差1700mを登って その後UP・DOWNを繰り返して 越百小屋までは結構長かったですが
このコースを日帰りで周回されている方も結構多かったです。
でも 多くの方は 逆回りで 越百小屋へまず登って泊まり その後越百山 南駒ケ岳の方へ周回するか
越百山まででピストンする方も多い様でした。

越百小屋は 非常に素敵な小屋で リピーターさんが多いと思いました。
お勧めの小屋ですよ。(^^♪