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雪どけ後の表層乾燥・パサパサに。

2018-02-04 09:59:53 | 芝草「冬」にオススメの資材

24節季は植物・自然のカレンダーです。

2月3日は「節分」は冬の終わり。

2月4日は「立春」は春の始まり。1年のスタートです。

グリーン面での1年のスタートは

「よこ根」の新根成長と思います。

コース付近の植物を観察すると

「よこ根」の成長の時期を知る事ができるように思います。

「梅の開花」=白根(ひげ根)発根~「よこ根」成長始まる時期

「スギ花粉飛散」=「よこ根」成長が本格的になる時期

と思われます。

春の訪れを知らせる梅の花は、

1月下旬~5月上旬まで、約3ヶ月間かけて、ゆっくりと日本列島を北上します。

気象庁のホームページの「梅の開花情報」です。

 ◇

2月1日の午後から2月2日のお昼にかけて、

太平洋側は

関東地方~東海地方~近畿地方まで広い範囲で雪となりました。

多くのコースがこの週末にかけて

融雪に苦労された事と思います。

来週は比較的晴天が多いとの予報です。

雪の下のグリーンは、

まるで冷蔵庫の中の野菜。

その後、雪が溶けて、晴天が続くと

表層はかなり乾燥し、

ターフはパサパサとして、擦切れやすくなりと思われます。

雪どけ後の乾燥部分が

春~夏のドライ相に発展しやすい事もあり、

この時期成長を始める「新根・よこ根」のためにも

気にかけてケアしておきたいところです。

雪どけ後の乾燥抑制や 

まだまだ最低温度が低いこの時期の新根成長のための

グリーン面にオススメな資材です!

 (1) 凍結や固結の抑制、

新根成長の三相バランス確保には「リストア・プラス」です。

  

酵母は地温が5度以下の寒冷期でも(0度以上あれば)活動します。

乳酸菌、こうじ菌、酵母菌などは

寒冷期の方が他の雑菌の活動が鈍くなるので、良い仕事をします。

旨い酒や味噌が寒冷期に仕込まれるのはこの理由です。

酵母が活動する土壌は空相が持続し、固結・凍結しにくくなります。

酵母は有機残渣を分解し、糖質に変換し、新根成長エネルギーとなるので

春の芽出しも向上します。

糖質を多く含んだ植物細胞は乾燥しにくく、凍りにくいです。

(2) 乾燥・パサパサには「ハイドロ・マックス」です。

←北米大陸に自生する「ユッカシジゲラ」

 100%天然の浸透資材で、

 含有するフミン酸が表層土壌の気相を保持し、

 ユッカシジゲラの湿潤成分が

 ターフに必要な最低限の液相を持続する能力に優れます。

 寒冷時期のドライを抑制する資材としてたいへん定評があります。

←フミン酸が土壌の固結を緩和

 (3)パサパサしたターフの 擦切れ抑制 には

「カル・マグ・マックス(7-0-3)」です!

 カルシウム4%、マグネシウム2%の黄金比で、

 カルシウムを完全吸収します。

 葉身細胞を強くし、霜害や雪どけ後にありがちな 擦り切れを抑制します。

 

以上です。

よろしくお願いします!

(^。^)

 


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