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徒長?! それとも遅れてきた”成長”??

2017-07-02 14:26:59 | 芝草「夏」にオススメの資材

 ←「カラスビシャク」

72候で

7月2日は「半夏生」(はんげしょうず)

(「カラスビシャク」が生える頃)

読んで字のごとく、半分夏の季節です。

気温も高くなってきて、湿度の高い日も多くなってきました。

夏至から11日目にあたり、

暑さに慣れないので、夏バテしやすい時期なので

地方によっては

「半夏生にはタコを食べる」習慣があると言います。

タコも旬の時期ですし、

タコに豊富に含まれるタウリンは夏バテ予防にもなるからです。

7月7日は

「温風至」(おんぷういたる)(熱風のふきはじめる頃)

この頃から積乱雲も発生しやすく、

にわか雨、夕立も見られます。

グリーン面においては

*徒長傾向のターフをいかに抑制し、クオリテイを維持するか?

*高温多湿系の病害に侵入をいかに抑制するか?

が大切なテーマの時期ですね。

6月21日の全国的な雨以降、

「グリーンが徒長して。。。」という声を多く聞きます。

でも、

本年は5月の上旬、下旬に乾燥が続き

6月も梅雨入りしてからも 6/21の雨までは

かなりグリーン面が乾燥傾向にあり、

肥料食い鈍く、

やや薄緑色のグリーン面を多く目にしました。

ターフ的には「夏越し」を前に

この雨(水)と気温を背景に

今シーズン初めて”成長らしい成長”で、

活性を向上させ、

根数、結果として芽数をふやしているのかも、しれません。

この「成長」を「徒長」ではなく、しっかりとした

地下部(根・茎)成長につなげるためにも

①葉身上部の細胞はカルシウムやケイ酸で抑制

②葉身下部の細胞はマグネシウム、カリウム、場合によっては

成長抑制剤(プリモやビオロック)で抑制

(細胞を小さく、しっかりさせる)

③新根の成長に伴い

新茎下の古茎が老化し、表層にサッチが多くなるので

ムクや分解資材で表層の透水性、気相、三相バランスを整える

事に留意したいところです。

オススメの資材があります!

「デ・サッチャー」または

それを1/3含む「ブランXエックス」です。

 主成分は 古茎根を分解する良性菌3種類と分解酵素 です。

 ①古茎根を分解し、表層の透水性を大幅に改善します。

 ②しつこいドライ状態やリングの原因となる撥水層も改善できます。

 ③ムクなどの更新作業と並行して施肥するとたいへん効果的です。

 上の写真は

 雨が降り出して、5分もするとグリーン面に水が浮いてしまうよう状況(写真左)で、

 「デ・サッチャー」+その餌として「エッセンシャル・プラス」

 を第1週、第3週、第7週にわたり合計3回施肥した3ヶ月目の土壌(写真右)です。

 更新作業と資材を並行使用した結果、ブラックレイヤーが減少し、

 長く新しい根が成長している事が観察できます。

 主成分は

 バチルス・ズブチリス(5~55℃で活動)、バチスルメガテリウム(3~45℃で活動)、

 バチルス・リヘニフォルミス(15~55℃で活動)のバチルス3種

 プロテアーゼ、セルラーゼ、アミラーゼの分解酵素3種類

 窒素 15.0%

(*85%緩効果性メチレン尿素につき、徒長のリスクはほとんど見られません。

良性菌のえさとして働きます。)

 Lアミノ酸 9.5%

 単糖・多糖類(トレハロース等)、ケルプ抽出物、炭水化物 等

です。

よろしくお願いします!

(^。^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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