光をめざして

こころが光を求めていると信じて更新して行く詩(うた)の記録です。

光をめざして

2009-02-03 19:36:36 | Weblog

朽ちてゆく
この軒並を見詰め
あぁ
見上げれば高層ビルが建ち並び
あぁ
昭和よ何処へ行く
平成の波が押し寄せ
流れて行く事すら出来ない子供達
近くから堕ちて行く
それを見ては痛む胸を抑え
偽りという言葉さえも知らずに
あぁ
きみはそれをまごころというのか
痛む胸を抑えて
花が美しいと言っているのか
あなたは何処へ行ってしまったのだろう
この心の鎖国で
きみは痛みさえも開放出来ないのか
言葉にする事すらも出来なくなったのか
今から
ここから
はじまる物語
光をめざして

By Takayuki


美しい朝

2008-09-14 05:55:10 | 私生活

爽やかな朝がやって来た
水色の雲が拡がり
孤独という虫が鳴いている
良くも悪くもすべては遥かなる夢の中
私は夢という舗道を歩いている
人っ子ひとり歩かない舗道をゆっくり歩いている
孤独からの逃亡を続けて来たこの私の
嗚呼
行く道は唯一つ
眼の前に拡がって行くこの道
晴れては汗かき
雨降りで雨宿り
道ばたの花がやさしく心強い
すべてが・・・
嗚呼・・・
うつくしい

By Takayuki


親友“K”へ・・・

2008-09-12 18:03:07 | 哀しみの最果てに

無情の風が吹く
何処と無しに吹く
彼は一体何処へ行くつもりだろう
彼の力になることも出来ずにこうして僕は詩を詠う
風を感じながら
真っ直ぐに行き続ける君の
嗚呼
僕はなんであったのだろう
疑問も悲しみもすべて
無情の風に持ってかれる
そんな今日の詩は、キミに捧げよう
この無情の風に似たキミの為に
親友よ

By Takayuki


しあわせになろうぜ!

2008-09-11 21:14:38 | 言葉にはしたくないもの

おれのこころを見てくれよ!
おれはせいいっぱいいきているっていうことをしってほしいだけなんだ!
おれはただしいかい?
おれいまいきているかい?
おれはいまひとりじゃないのかい?
このさけびごえがひとりごとじゃないってことをしょうめいしておくれよ!
さみしくて、こどくで、たよりなくて、ないているんだよ。
だれもみみをかさなくてもいいよ。
でも、ただ見ていてくれよ!
おれがいきていることを!
おれは本当に生きているのかい?!
証明してくれよ!!!
おれの本当の生き様を!!!
誰も知らない俺だけの生き様を!!!
みんなもそうだろ?!
生きている事、証明したいだろ?!
しあわせになりたいだろ?!
たったひとつの人生を、たいせつにしたいだろ?
わかっているよ、キミが、おれが生きている事。
必ず幸せになることを・・・わかっているよ。
だって、夢だろ!
しあわせになること。
大事な人をしあわせにしたいだろ?
そうなんだよ、現実の中にしか本当の幸せはないんだよ。
だから答はひとつなんだよ。

By Takayuki


砂~孤独という名の人格~

2008-09-08 16:03:40 | 思うこと

ひとは孤島ではなく
大陸のひとつぶの砂という
おれは砂になった
このおれはひとつぶの砂ということ噛み締めて
この大陸のすべてを感じている
何もかも、この“すな”からはじめるおれの人生、おれの夢、おれの希望
おれのすべてが、ここからはじまる
俺いま独り
それは確かだ
それは、ひとりのにんげんとしていきてゆくかくご
孤島でなく、ひとつぶの砂としていきてゆくかくご
身体に沁み付いた
おれの孤独
おれの生きかた
ゆるぎない“おれ!”
それはコンクリートにシミになってゆく
それが消えるか詩になるかは、おれ次第
見ていてくれ
おれの生き様

By Takayuki


九月上旬

2008-09-08 14:09:35 | 言葉にはしたくないもの

良い人でいること
それが僕の支えなのかも知れない

時がある
それは、自分で気づく事

大切なものを守る為に
大切な人を待っている為に

立っていなければ
守ることも、待っている事も出来ないこと
それに心底気づいたら

真実を胸で受け止めることが出来るかも知れない

じっと
じっと

土の中で時を待つ幼虫よ

じっと
じっと

はばたく日を待っている君よ

君に自身を重ねて思うのだ
その時を待つ君の姿に
僕のように君を「美しい」と言える
夢を叶える為に土中で生きている
その僕を「美しい」と言ってくれる
その運命の瞬間が来るのだと
思うのだよ

それだけでなく
僕は必ずはばたく事
夢を叶える事
泥を噛み締めて
今、大切なものの為に
強くなっている
確実に強くなっている
立ち上がろう
生きて行こう

九月上旬
By Takayuki


お知らせ♪

2008-09-06 13:58:13 | Weblog

ホームページ、大幅に更新しました。

是非ともホームページ「光を求めて」にもお越し下さい。

こちらからどうぞ。

By Takayuki

 


朝つゆ大好き♪

2008-09-05 23:11:27 | 

ツユ君バッ君
今日は何して遊ぼうか
後ろの正面だあれ

By Takayuki


挨拶草~アイサツソウ~

2008-09-05 23:03:03 | 思うこと

朝のすれ違い
「おはよう」
やさしく微笑みかける
挨拶草
あいさつを忘れていた私に
「おはよう」と
それがなんだかうれしくて
だれかに「おはよう」あいさつを
してみたお昼にしぼんでた
「また明日ね♪」と明るく微笑んで
挨拶草も応えてくれる

By Takayuki


天使の糧

2008-09-05 19:15:57 | 言葉にはしたくないもの

愛を糧に生きている
愛が無ければ生きれない
だから
愛の大切さを誰よりも知っている
だからこそ
人をあいすることができる
そんな自分が好きなのだから
翼をひろげて何処へでも

By Takayuki


秋時雨

2008-09-05 17:28:37 | 

秋時雨
君を見てゐる
その中のひとつぶ
まるで瞳
空から降ってゐる
君の時が
いま

By Takayuki


アキ、キミが降る

2008-09-05 17:21:50 | 

雨の降る日をポツポツと
独りで帰る寂しさよ
かささし
寂しく秋時雨
思えば思うほど
降りしきる
秋の君

By Takayuki


「正しいもの」と「大切なもの」

2008-09-04 20:31:17 | 思うこと

誰が決めたのだろう
「正しさ」という偽善を
何が正しいか?
と生きていては、本当に大切なものさえも見失うだろう。
空は正しいか?
海は正しいか?
そうでなく
海はたいせつ!
空はたいせつ!
そこに生きているものたちもたいせつな命。
正しいものは、人間の論理という名の妄想なのかも知れない。
たいせつなものは、人間の産まれた時からのいちばん守りたいもの。
ひょっとしたらもっとさかのぼるかも知れない。
空は空。
海は海。
当然のことがたいせつと思えるこの気持ちがあるから
「生きている」と思えるんだ。

By Takayuki

今の日本で、見失いがちな「正しさ」と「大切さ」でした。


あふれるひかり

2008-09-01 14:30:00 | 哀しみの最果てに

悩んだ
堕ちた
海の底のまた果てまで・・・
そんな気持ちだった
そして
海の底のまた深く
あれは地獄だったのかも知れない
それでも唯一の光を信じて進んだ
底を突き抜けたそのとき
光があふれ出した
光に包まれたあの幻が
赦された感覚が
現実となるこの瞬間を感じている
闇に支配されるよりも
ひかりを信じて・・・
愛という祈りが通じた
本当の永遠がここに在る

By Takayuki

追記:「愛」
深い愛を感じている
無償の愛を信じないひとの為に書きたい
無償の愛は信じるひとのその胸に
愛は深く、唯一ひとを癒すひかりだという事を
愛は遥か遠く、愛はここに。
愛は空で
愛は命で
愛は正しさでなく
愛は唯一の大事な、大切なもの
宗教ではないが、同じこと。
言霊、捉え方、全てに愛を感じること
それが本当の生けるものの幸福だということ
それらを実感したときに
真の幸福が訪れる。
大切なのは、自分でそれを見つけるという事。
誰も教えてはくれない。
生きて幸せになること、目を開けばそこで応えてくれる。
それが愛。

By Takayuki


モノカキの運命

2008-08-31 20:45:42 | 言葉にはしたくないもの

日々が積み重なってゆく
空も
海も
足もとの土さえも深みが増してゆく
嗚呼、そこに生きる生命が
すべてが共存している
愛し合い
憎み合い
赦し合い
ひとはどこからきて、どこへゆくのか
それすらわからずに、今日も
キリギリスの幻を見た
アリになれないキリギリス
運命も、罪も、受け入れなければキリギリスにもなれない

By Takayuki

嗚呼、私の運命がモノカキの運命ならば
そう、喜んで生きて行こうじゃないか
陰口叩かれることは、解っていたから
こんなことに負けていてはモノカキはやっていけない
生きて行く事の素晴らしさを知ったとき、人は幸せになれることを書かなくては。。。