千年もの長い間厳しい自然に耐えながら毎年春には、こんな綺麗な姿を見せ続けてきたのでしょうね。
近くで見てみると、根元付近では大きな枝が何本かは折れた跡が見受けられます。
大きな枝が折れた後に、蘖のようにして再生し続けて来たのだと思います。それにしても、千年近くも生き続ける桜があるとは驚きですね。
エドヒガンと山桜の自然交配種だとか?やはり自然のものは強いですね。人が作り出した染井吉野は、100年ほどの寿命でしかないのですから。
初めて訪ねた佛隆寺の千年桜に圧倒された日でした。佛隆寺の千年桜の続きです。
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この姿が一番きれいだと思います。
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14mmなればこそ、頭上の桜も一緒に入れることが出来ます。
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この石段も歴史のある古いものだそうです。
長い年月の間にいったいどれくらいの人々が、この石段を上り下りしたのだろうか?
いま私もその一人として、この趣のある石段を一歩ずつ踏みしめて昇っていきます。
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ここから見る千年桜も堂々とした姿です。
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反対側から見ると全く違う姿です。
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何処も立ち入り禁止区域がないというのも凄いことです。
根が傷むということから周囲に柵垣を作って、入れないようにしている所も多いのですが。
右下に太陽光によるゴーストがでてますね。
三脚を立てハレ切りをすればいいのでしょうが・・・そんな面倒なことはまあ出来ない性分です(笑)
誰かが横で手をかざして、少し太陽光を遮ってくれればそれでOKなんですが。
右手でカメラを構えて、左手でハレ切りできるような軽い機材なら良いのですが、片手では無理な重さなんです。
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ちょうどこの辺りにベンチがあり、4人が腰掛けてしばらく休憩。
昨夜から来ている錫杖さんと奥様に、コーヒーとサンドイッチなどを差し入れしました。
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また石段を登って山門へ
上から見た石段です。中央あたりに桜枝が伸びています。
頭上注意! 最初の低い枝は避けましたが、大きい枝で思いきり頭を打ってしまいました。
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山門と右側に見える屋根が庫裏です。庫裏の中にご住職がおられます。
1週間ほど前にブログ友のそらママさんが、ご主人(そらパパさん)が描かれた千年桜のDT絵画
(写真も元にしてパソコンで油絵のように描いた作品です)を奉納されたそうで。
その絵を見せていただき、写真を撮ってきました。
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多くの写真などが飾られていましたが、そらパパさんの作品は一番目立つ場所、庫裏を入った真正面に飾られていました。
しばらくご住職とお話をさせてもらいました。
ここは奈良県では有名な彼岸花の名所としても知られています。
しかし数年前に鹿や猪などの食害で、彼岸花がほぼ壊滅状態になったと聞いていました。
ご住職のお話では、その後毎年彼岸花再生のために植える作業をし、
今ではほぼ回復しているので、秋にもぜひお参りしてくださいとのことでした。
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そらママさんからは、一つリクエストを頂いてました。
境内に咲くヤマナシの花が咲いていれば撮ってきてほしいとのことでした。
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梨の原種の花だそうです。
そらママさんには思い出深い花だそうで、行かれた時には千年桜もこの梨の花も、まだ咲き始めたばかりだったようです。
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お寺の下の方には水車小屋が見えます。まだ新しそうな水車です。
takayanの祖父は水車大工という特殊な大工さんでしたから、水車を見ると懐かしく感じられます。
中学生くらいまでは、近くに祖父が作った水車が有り、米踏みなどで使われてました。
次回にに続きます。
撮影日 4月20日
撮影地 佛隆寺(奈良県宇陀市榛原赤埴)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
AFS NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
今朝は屏風岩にて新緑の山肌を愛でています。鳥のさえずりが心地よくぜいたくな時間を過ごしています。今から出勤します。
私のGWの過ごし方ですね。
根を踏み固められるとよくないと、囲まれている所が多いですね。
沢山の方が来られるこの桜をみんなが守らないといけませんね。
そらパパさんの作品、スゴイですね。
満開の桜、迫力があります。
今日は屛風岩から出勤ですか。
新緑も進んで、景色も変わっているのことでしょう。
錫杖さんなりにGWを楽しんでますね。
明日はお祭りで孫たちも帰ってくるので、今日は自宅でゆっくりしています。
いい天気ですね。
こんなに立派な桜、それも1000年近くも生き続けている桜なんですが、
全く規制がないのは珍しいですね。
佛隆寺では、何処も立ち入り規制がなく、自由に撮影できます。
数年前に彼岸花が、鹿かイノシシによる食害で大きな被害が出たためか?
害獣よけのネットが張られてました。
みんなが大事にして、何時迄もこの桜を見守っていきたいものですね。
そらパパさんの作品は見ごたえが有りました。
そらママさんも今までに、多くの作品を描いてこられたようです。