自己と他者 

自己理解、そして他者理解のために
哲学・ビジネス・雑記・洒落物など等

勝ちたい

2007-07-31 23:32:56 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

●サボり癖のある自分に打ち勝ちたい。

●いい訳をほざく自分に打ち勝ちたい。

●「低空飛行のヤツは一生低空飛行」という強迫観念に打ち勝ちたい。

●今までの、過去の自分に打ち勝ち、新しい自分を歓迎したい。

●自分に自信を植えつけたい。

●自分に打ち勝って自信を勝ち取りたい。

そう。誰がなんていおうが、相手は自分。自分次第。

「確固たる決意があれば、何事も可能なのだ。」

いつまでもそう信じれる自分でいたい。

そうなのだ。今こんなことを書いている自体、

自信を失っている証拠なのだ。

取り戻すには、自分の本心に向かって問いを

ぶつけて実践を繰り返すしかない。


誘うときの気遣い

2007-07-29 13:56:47 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

つい、落としがちなこととして人を誘うときに、

「断りやすい」雰囲気を用意しておくことは大切なことだ

ということに改めて気づいた。しかもこれは考えれば、考える

ほど大切で、しかも結構難しいことだということにも気づいた。

これは人数が多い場合にはなおさら大切なことだ。

自分は軽く考えすぎていた。

全体として、誰も何も言わなくても、断りづらい雰囲気というものが

人数が多いゆえに生じるからだ。

人気HP「ほぼ日」の山田ズーニー氏の文章を読んでいて

眼からうろこが落ちた。

これを自然に、というか本能的に感じ取って、周囲にいらぬ気遣いを

させない人がいるということに驚いた(もちろんその人自身が色々な経験の中で身につけたことかもしれない)。

改めて、集団が個に強いる力というものには、有言・無言の場合、そしてプラスの場合にもマイナスの場合にも恐ろしいものがあると感じた。

自己と他者の距離感というのは、難しくも大切なものですね。


容易でわかりやすく適当に

2007-07-28 08:57:38 | 国際・政治・社会・経済

ではなく、たまには難しい問題にたいして、友人・親友・恋人の存在などはいったんどこかへおいといて、自問自答してみてはどうか。

「なぜ、年金の問題は世の中を騒がせているのか」、「そもそも年金の支給対象者がきちんと管理されていたら問題はなかったのか」、「ニュースで年金を財源に建てた施設の資産価値が目減りして1兆の価値が20億になっているとかいっていたけれど、どうしてこうなったのか、自分に影響があるとしたら、いかほどか」などなど。

同じ世代の人と話をしているとただ「難しいから」という理由だけで、思考停止、放っておくという態度が眼に余る。

選挙は明日ですね。

「政治家なんてだれでも同じでしょ」なんて今まで投票の権利をもった人の多くがそういって、今の状況を築いてきたのだから、もうこうした甘えは断ち切りましょう。知ったかぶりしないで、候補者を調べてみてはどうか。特に若くしてそういう考え方を持つとその人が親になり、その子にもそうした考え方が伝わるという永遠に変わらないサークルが形成されうる。

もし迷っているのなら年齢だけみて投票したっていいと思う。人生の先が短い名誉欲的な理由が多分にありそうな高齢の候補者のかたより、自分の人生の先が長い若い方のほうが、真剣に考えるだろうと思うから。


コンサート

2007-07-26 21:46:26 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

8月の真ん中あたりに夏季休暇を頂いて、Mr.Childrenのコンサートに行く予定。

今彼らの曲の中で一番生で、聴きたい、感じたいのがこの切ない一曲。

名もなき詩

やってくれるだろうか。

やってくれたら、その場で涙が我慢できないかもしれないな。

「スズキさん、足空いてますか???」(笑)


ジェノサイド 無知は罪ではないか。

2007-07-25 00:01:19 | 国際・政治・社会・経済

ジェノサイド:大量虐殺

エスニック・クレンジング:民族浄化

それは94年から起こった。それまで第二次大戦後ルワンダの領主国であったベルギーのバックアップを受けて、少数民族ツチ族が権力のマジョリティであった。ところが、虐げられていた側のフツ族の中心人物・活動家だったムボムヌトゥワが殺されたという噂が広まると、怒りに満ちたフツ族は組織化し、山刀(マチェーテ)や釘の付いた棍棒のようなものでツチ族狩りを始めた。

結果、どうなったか。ルワンダ人口900万人のうち9割はフツ族、約1割がツチ族という民族構成だがおよそ80万人が虐殺された。幼い子供、女性、老人関係なく。その後、ツチ族の反政府武装組織RPFがフツ族との戦いを終わらせた。さらにその影響でフツ族の100万人以上の人々が国境を越え、難民キャンプを形成し始めた。そこではコレラが蔓延しはじめた。

マグナム通信社クリス スティール・パーキンス、ナックウェイ、ジル・ペレスなどのジャーナリストたちが、写真に収めている。

少女の両手は切り落とされており、色鮮やかな服を着るも瞳からは涙があふれでる女の子、

山刀で顔を切り刻まれるも生き残った少年の顔写真など。

そんな写真を撮っている暇があるなら助けられるのではないか、という人も中にはいそうだ。だが、そんなことを思う前に自分に何ができるか。まずは知ることから始まるのではないか。

知らなかったではとても済まされないのではないか。

知らなかったその時点で黙認という形で加担していたのではないか。

少なくとも生き残った人々、家族からはそう思われているのではないか。

ならば、それは無知も罪になるのではないか。

日本に、そして自分に出来ることなんてたかが知れてる。本当にそうだったろうか。

今後もそうやって見過ごしていくのだろうか。

そんな人間になりたくない。

だが、戦争・紛争がなくならない限り、生きている限り付きまとう問題だ。

今の段階では、少なくともこういう情報を自分なりに集めて関心を持ち続けなくてはならない。


Music The Cranberries 『Sunday』 他

2007-07-22 12:42:13 | アート・音楽・写真

②『Sunday』 休日に聴くのにちょうど良い感じの曲。

③『I can’t be with you』 ボーカルのドロレスが優しい声でしかもカッコよすぎる。

アイルランド出身でアメリカで成功するまでには色々な苦しみと闘ったのでしょう。

④追加 『Just my Imagination』、Totalだけど3500万枚売っちゃうわけですよね。

これも大好きな曲の一つ。

⑤『Stars』これは自分がいつでも聴けるように(笑)


Music The Cranberries 『Dreams』

2007-07-21 22:25:42 | アート・音楽・写真

むちゃくちゃ大好きな曲です。オススメです。

彼女のとてもセクシーで優しくてきれいな声が大好きです。

『Dreams』この曲を聴いたことがある人は結構多いはず。

live 『Dreams』(テンポ早いです)

癒されますよ。

専門学校生時代の夏休み、京都の駅で野宿したとき、深夜1時ごろ階段の下で、

どなたかが弾きはじめたんです(階段の上で寝ていたのです!!)。大好きな曲でこの曲でした。いい思い出です。フェイ・オンが『夢中人』という名で歌っています。


サン・テグジュペリ『夜間飛行』 & お祝い飲み会

2007-07-21 12:09:20 | 小説

昨日、会社の同期の女性の誕生日お祝いを品川の飲み屋で行ったのですが、久々に楽しめた。私と同部署の上司とその上司の上司も参加しておりみんな楽しんでいて雰囲気がよかった。しかも先輩のバースデイも今日だったことが分かり、

さらに雰囲気は良くなりました。

何より、バースデイを迎えたお二人が楽しんでいたみたいでそれが一番でした。

・・・・自分の名前で予約したんだけど、予約の「高野様」という看板から目線を少し上にずらしたら「水戸藩」!!!とあった。地元であたっているんだけど、どうして分かったんだろう。というか偶然か。

・・・・もう一つ。今日の21:00~アニメ『時をかける少女』がやるようですね。オススメです。

不覚にも観ている最中に涙が落ちてしまいした。映画の『バタフライ・エフェクト』ってこれをパクッタんじゃないかな。

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さて今日紹介するのはこちらの本。

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サン・テグジュペリ『夜間飛行』(新潮文庫)

訳者は堀口大學氏

カバー装画は宮崎駿監督の手によるもの。

『星の王子様』という作品で有名に。

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著者のプロフィール

名門貴族の子弟としてフランス・リヨンに生まれる。海軍兵学校の受験に失敗後、兵役で航空隊に入る。除隊後、航空会社の路線パイロットとなり、多くの冒険を経験。その後、さまざまな形で飛びながら、1928年に処女作『南方郵便機』、『人間の土地』『戦う操縦士』『星の王子様』などを発表。第二次大戦時、偵察機の搭乗員として困難な出撃を重ね、44年コルシカ島の基地を発進したまま帰還せず。

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「僕の一生も、どうやらこれで仕上がった」とリヴィエールは思った。

 疲労に原因する自分の寂しさを、全部押し片付けて、彼は格納庫の方へと歩き出した、リリーがうなりを立てて近づいてきたので。

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今夜と同じように、そのときも彼は自分を孤独に感じたが、すぐにまた、このような孤独が持つ美しさに思いを知った。あの音楽の伝言は、凡人たちの間にあって、秘密のような美しさを持って、彼に、彼にだけ理解されたものだ。あの星の信号もまさにそれだ。それは、美しさを持って、彼に、彼にだけ理解されたものだ。あの星の信号もまさにそれだ。それは、多くの肩を乗越えて、彼にだけわかる言葉でものを言っていた。

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僕は自分がしていることが良いことかどうか知らない。僕は、人生に正確にどれほどの価値があるものかも、正義にどれだけの価値があるものかも、苦悩にどれだけの価値のあるものかも知らない。僕は、一人の男の喜びに正確にどれだけの価値のあるものかも知らない。わななく手の価値も、哀憐の心の価値も、優しさの価値も知らない・・・・。

「人生というやつには矛盾が多いので、やれるようにしていくよりしようのないものだ。ただ、永久に生き、創造し自分の滅びやすい肉体を・・・」

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・・・・・注意しろよ、夜だぜ」

同僚の忠告も耳には入らなかった。両手をすっぽりポケットに入れ、頭を後へそらせ、顔は、雲に、山々に、河川に、海に向けたまま、彼は今無言のまま微笑しだした。それは、かすかな微笑ではあったが、木をゆすって通る微風のように、彼の全体をわななかせる微笑だった。それは弱い微笑だったが、しかも、あの雲よりも、山よりも、川よりも、海よりも力強い微笑だった。


どうでもよか話

2007-07-19 04:23:52 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

1.卵をゆでて食べようとしたとき、

カワが綺麗にむけると、凄く気分よくなりません?

で、反対に白身までむけちゃうと、全部むき終わった頃には、

半分ぐらいになってしまっている。こんなときはちょっとゲンナリ気分。

(ふー。)

2.万有引力という名の重力で、目ん玉が重く感じる。

んー、全部とじたら意識が吹っ飛っびそう(ぷー)。


サン=テグジュペリ『人間の土地』

2007-07-18 22:41:36 | 小説

(新潮文庫より)

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名言

「 努めなければならないのは、自分を完成することだ。試みなければならないのは、山野のあいだに、ぽつりぽつりと光っているあのともしびたちと、心を通じ合うことだ。」

「ぼくが、自分の思い出の中に、長い嬉しい後味を残していった人々を探すとき、生きがいを感じた時間の目録を作るとき、見いだすものはどれもみな千万金でも絶対に購いえなかったものばかりだ。何人も購うことはできない、一人のメルモスのような男の友情も、相携えて艱難を凌ぐことによって永久に結ばれたある僚友の友情も。

 あの飛行の夜とその千万の星々、あの清潔な気持、あのしばし絶対力は、いずれも金では購いえない。

 難航のあとの、世界のあの新しい姿、木々も、花々も、微笑も、すべて夜明け方ようやく僕らが取り戻した生命にみずみずしく色づいているではないか。この些細なものの合奏が僕らの労苦に報いてくれるのだが、しかもそれは黄金のよく購うところではない。

 そしてまた、いま思い出にのぼってくる、不帰順族の領域内で過ごした、あの一夜にしても」(p42)

「僕らの邂逅は全かったのだ。長い年月、人は肩を並べて同じ道を行くけれど、てんでに持ち前の沈黙の中に閉じこもったり、よしまた話はあっても、それがなんの感激もない言葉だったりする。ところが、いったん危険に直面する、するとたちまち、人はお互いにしっかりと肩を組み合う。人は発見する。お互いに発見する。おたがいにある一つの協同体の一員だと。他人の心を発見することによって、人は自らを豊富にする。人はなごやかに笑いながら、お互いに顔をみあう。そのとき、人は似ている、海の広大なのに驚く開放された囚人に。」(p44)


他者の人生

2007-07-18 00:16:23 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

当たり前のことだけど、みんな過去を生き抜いてその延長線上にある今を必死で生きているんだな、と思うことが最近あった。

大好きな彼女、大好きな彼氏、大好きな親友、そして大好きな家族。いろいろな人とつながりながら自分の一度しかない人生を必死で歩んでいる。

それだけでも十分に尊敬できることなのではないか。そんな風に思えた。喜怒哀楽、いろいろな感情を人との交わりの中で育て、今の人格を形成し、生きている。

当たり前すぎるのだが、感じることができてよかった。今日感じた気持ちを忘れないようにしたい。


7月16日今回の新潟・長野の地震

2007-07-17 23:23:53 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

震度6強の地震が、午前10時半ごろ起こり、新潟・長野を中心に大きな被害となった。

今日朝刊時点で、7人死亡、900人以上の負傷者が確認されているようだ。300棟が全壊し、一万人が非難とある。

亡くなった被害者のご冥福を祈り、さらに余震による被害が拡大しないように祈りたい。


落合信彦『狼たちへの伝言』

2007-07-16 00:45:11 | 小説以外 

(小学館より)

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「1981年、俺はイスラエルに、世界最強の諜報機関モサドの取材でいた。

 ある日、モサドの将校が俺をジープに乗せてウエストバンクを案内してくれた。ヨルダン川の西岸、その場所は、1967年の『六日戦争』でイスラエルがヨルダンから奪った地域。

 死体がころがっていた。50度の炎天下、俺はジープをおり、そのうつ伏せになっている死体の顔を見ようと思った。制服を見ると完全にPLOなんだ。

 触ろうと思ってかがんだ途端に、将校が後ろから「ホールドイット!」と叫んだ。「待て」というわけだ。

「ちょっとこっちこい」

 おれはジープの後に行った。すると彼は、やにわにワルサーを腰から抜いて、死体に狙いを定めるんだ。そして撃った。

 死体がいきなりドーンと爆発しやがった。人間爆弾だった。

 この一事が現在の中東をすべて象徴している。ユダヤ人というのは、必ず死体を埋める習性があるんだ。敵でも味方でも。PLOはそれを知っていた。

 そのアラブ人の死体は、自分の弟かもしれない。兄貴かもしれない。それを腹わたを出して、爆弾を詰めて縫って、線を体中に回す。触った途端に爆発するように仕掛けるんだ。 同胞の死体までをテロの道具として使うPLO。その死体に銃弾を撃ち込まなければならないイスラエル人。」

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イスラエルとパレスチナの地から争いがなくならなければ、テロはなくならないし、その争いを利用する人たちもいなくならない。

結構前に、ミュンヘンという映画を観た。細部の部分まで真実かは分からない。監督はスピルバーグ!!!

1972年のミュンヘンオリンピックでイスラエル代表選手11人が射殺された事件とその後イスラエルのモサドが黒い9月、PLOの実行犯グループを復讐により、次々と殺していくといった内容だ。

モサドの復讐を果たす暗殺者がセリフでこういっていたのが忘れられない。

「われわれだけが、イスラエルの中にいればイスラエル人と呼ばれる。だが、外に出ればユダヤ人と呼ばれるんだ。」


usoko

2007-07-15 18:26:06 | 日記・エッセイ・コラム・メモ

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秘かにブームらしいんだけど。やってみたら「遊(秘)遊」←遊びに囲まれた秘?だった。遊びに秘密が囲まれている!!!。これって良くわからんのですけど、外見遊び人ぽくって、中身は秘密主義???脳内だから遊ぶことと秘密のことしか考えてないってこと?。じゃー秘密っていったい・・・。

要は、掴みづらい、とらえどころがない!!!ってことかな???(ププっ)