皆様からの「今日の漢字」のリクエストを
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２０１７年 ６月１６日
日々、多数のお声掛けをいただき、
誠にありがとうございます。
今回は 先日の方丈記に続いて、
古典の名作を紹介させていただきます。
清 少納言 「枕草子」
本来は、「春はあけぼの・・・・」の冒頭を紹介すべきですが
今の季節は 夏のため、
「夏は夜・・・・・」の一節を紹介させていただきます。
6月は、まさに蛍の出現時期です。
清 少納言は 現代よりはるかに静寂な夏の夜
水辺にたたずみ、眼前に蛍の飛び交うさまを見て、
この一節を思い浮かべたものと、思われます。
「夏は夜、月のころはさらなり、
闇もなほ、蛍のおほく飛びちがひたる」
蛍のおほく飛びちがひたる とは、
きっと、こんな光景だったことでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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リクエスト等で書かせていただいた一例です。
