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☆ (最終話)男気・黒田博樹が投げた最後の一球

2016-11-12 10:13:49 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その751
   ☆ (最終話)男気・黒田博樹が投げた最後の一球


 海外での高額オファーを断って、日本国内の古巣・広島カープに復帰
したニュースは、メジャーリーグ関係者だけでなく、日本球界の関係者
の中でも、男気・黒田博樹の理解に苦しんだ。

 そして、2015年から広島カープに黒田が帰ってきた。広島カープ
は開幕前から優勝候補に挙げられ、24年ぶりのリーグ優勝の機運が高
まった。ところが、投打がうまくかみ合わず、最下位に沈むなどBクラ
スを低迷した。そして、シーズン最終戦に勝利すれば、クライマックス
シリーズに進出出来るチャンスがあったのに、最終戦に敗北して、20
15年はBクラス4位に終わった。

 そして、2016年の広島カープは、セ・パ交流戦前にはセ・リーグ
の首位に立ち、交流戦でもセ・リーグ唯一の勝ち越しを決め、2位以下
を引き離して独走態勢に入った。その後、2試合連続サヨナラ本塁打の
鈴木誠也選手、プロ初本塁打を放った左投手キラーの下水流昂(しもず
る こう)選手など日替わりのヒーローが登場して、緒方孝市監督の口
から今年の流行語大賞の候補になりそうな『神ってる』が飛び出してい
る。そして、黒田も日米通算200勝を史上初めて先発だけで達成する
など、華々しい活躍を見せ付けた。その後も勢いを落とすこと無く9月
10日、25年ぶりに7度目のセ・リーグ優勝を果たした。

 そして、迎えた日本シリーズでは、パ・リーグ代表の北海道日本ハム
ファイターズと対戦し、日本一を目指した。そして、最初の2戦は広島
のマツダスタジアムで連勝し、この勢いのまま、日本一を勝ち取ろうと
札幌ドームに乗り込んだ。

 第3戦(2016年10月25日)の広島カープの先発投手は、必勝
を喫してもちろん黒田である。黒田は、チームの勝利が最優先ながら、
日本ハムの若武者・大谷翔平と対戦するのを楽しみにしていた。このこ
とは、もちろん大谷も同じ気持であった。

 そして、この夜の大谷は投手ではなく、3番DHの先発出場であった。
だから、早くも1回裏に打席が回ってきた。1アウト1塁で左打席に入
った大谷は、初球を三塁手右にはじき返し3塁線に2塁打を放っている。
そして、第2打席は、4回裏に先頭打者で打席が回ってきて、2ボール
1ストライクの後の4球目、右中間を超える2塁打を放って、2打席続
けて大谷が勝っている。そして、第3打席は、6回裏1アウト走者なし、
ここまでの点数は、2-1で今夜も広島がリードしている。しかし、プ
ロの厳しさを示しておきたい黒田は、3打席とも打たれる訳にはいかな
いと、心に期したものがあった。そして、1ボール1ストライクの後の
3球目、レフトフライに打ち取った。これで、黒田の意地を示した格好
になった。
 しかし、投球後、どこかに故障が発生したのか、マウンドを降りベン
チの奥に消えて行った。しばらくして、再びマウンドに上り、投球練習
を始めたが、1~2球投げて、そのまま降板した。

 だけど、勢いに乗る若武者・大谷翔平は、レフトフライに終わった。
ただの一球だったかもしれないが、数年後に、必ずこの一球の重みを痛
感する日が来るだろう。だから、大谷翔平に投げた一球が最後になった。
                   たかし  でした。
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