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☆ 台風が阿寒湖のマリモを救った

2016-10-19 09:13:42 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その744
    ☆ 台風が阿寒湖のマリモを救った


 2016年の夏、立て続けに3つの台風が北海道に上陸し、暴風雨が
吹き荒れ、河川が氾濫し、各地に甚大な被害を残して通り過ぎた。

 テレビでは、まもなく収穫を迎える『たまねぎ』『じゃがいも』『とう
もろこし』などの水に浸かった田畑を映し出し、被害の大きさを訴えて
いた。だが、この光景を見て、北海道は広いと言うことを分かっている
つもりであったが、広大な田畑が被害に遭っているのを見て、北海道の
でっかさを改めて痛感させられる結果になった。これに対し、一から出
直しを誓って立ち上がる姿を見て、心からの応援を送りたい。

 ところが、台風による悪い話だけでなく、絶滅の危機が叫ばれていた
国の特別天然記念物の阿寒湖のマリモが、台風によって救われたと発表
があった。それは、台風の強い風が阿寒湖をかき回し、マリモの生育を
妨げていた水草約122トンが、マリモが群生するチュウルイ島の北側
の阿寒湖岸に打ち上げられているのが分かった。これによって、湖内は
すっきりして、マリモの生育環境が一気に改善し、マリモが生き返った。
だけど、水草は、大量に打ち上げられていたが、心配されたマリモは、
一部に止まった。

 阿寒湖に生育するマリモは、美しい球状体を作るため国の特別天然記
念物に指定されている。ところが、マリモは、乾燥に弱く、強風や遊覧
船の波によって打ち上げられると枯死する。また、水質の悪化にも弱く、
阿寒湖岸の温泉街の排水で阿寒湖が富栄養化し、水草が浅瀬から阿寒湖
全体に繁殖・拡大し、マリモは、光合成に必要な回転や移動ができずに、
生息数の減少を起こした。

 これまでも密漁や盗難からマリモを保護するため、車では人が近づけ
ない阿寒湖にあるチュウルイ島で見守っていた。しかし、マリモの減少
が、水草が原因なら、阿寒湖の湖底の清掃をすれば済むと思ってしまう
が、ここは阿寒国立公園内のため、自然の現象では、湖底の清掃が出来
ずに、手を拱いていた。それが、今回の台風で、各地に甚大な被害を及
ぼしたが、阿寒湖のマリモの生育に、環境は改善した。

 これで、国の特別天然記念物に指定されている阿寒湖のマリモは、阿
寒湖内にあるチュウルイ島の『マリモ展示観察センター』でじっくり観
察することが出来る。

 そして、遊覧船乗り場では、今日もまた『マリモの歌』が流れている
ことだろう。
                    たかし でした。

『マリモの歌』
  
   作詩 いわせひろし、 作曲 八州秀章、 唄 芹洋子

♫ 水面(みずも)をわたる  風さみし
  阿寒の山の湖に
  浮かぶマリモよ  なに思う
  マリモよマリモ
  緑のまりも            以上。
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