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☆ 糖尿病の疑い1000万人超える

2017-09-24 07:31:48 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その834
   ☆ 糖尿病の疑い1000万人超える

 厚生労働省は、2016年に行った国民健康・栄養調査の推計で
1000万人に上る成人男女に、糖尿病が強く疑われると公表した。

 これは、調査を始めた1997年の690万人から増え続け、2
016年に初めて大台に乗ったことが分かった。これは、高齢化が
進んだことが影響しているとみている。

調査は、2016年11月に、20歳以上の男女について血糖値
の状態を測定した結果、約11000人の血液中に含まれる『ヘモ
グロビンA1c』値で、糖尿病の疑いがあると解析した。これを、
全国の20歳以上の全人口に換算して推計した。

 厚労省によると、『ヘモグロビンA1c』値が6・5%以上で糖
尿病が強く疑われるとし、2012年の前回調査より50万人増え
て、1000万人に上ったと言う。その中で、男性は成人男性全体
の16・3%、女性は成人女性全体の9・3%を占め、その中でも、
男女とも高齢になるほど割合が高いと言う。一方の『ヘモグロビン
A1c』値が6・0%以上6・5%未満の糖尿病予備軍は、前回の
2012年より100万人減って1000万人になったと言う。と
言うことは、糖尿病と糖尿病予備軍を合わせると2000万人いる
ことになる。

 しかし、三大生活習慣病(がん、脳卒中、心臓病)を防ぐために
2008年より始まった特定健診(メタボ健診)によって、糖尿病
予備軍は減ってきたが、高齢になってインスリンの分泌が少なくな
った予備軍の症状が悪化して、糖尿病患者が増えたと言う。だから、
今後も高齢化が進み、患者数の増加が予想される。
 糖尿病は、初期には目立った自覚症状がなく、医療機関への受診
に結びつかない。だから、糖尿病が進んできて、症状が出るように
なって、初めて医療機関に係る。そして、腎機能が低下していると
透析治療を受けたり、網膜症を患うと失明したり、また、もっと怖
いのは、がん、心筋梗塞、脳梗塞、認知症などの発症するリスクが
高くなる。だから、患者は危機感が乏しいので、怖さを自覚するこ
とが大切である。

 そこで、糖尿病を予防するには、
〇バランスの取れた食事をする
〇暴飲暴食を避ける
〇1日20分以上運動をする
〇適正な体重維持に努める
〇過度のストレスに晒されない
などのライフスタイルの乱れに、気を付けることである。

 でも、心配の方は、次の項目をチェックしてください。
□肥満気味
□40歳以上
□外食が多い
□あまり運動をしない
□野菜をあまり食べない
□車に乗る機会が多い
□親や兄弟・姉妹が糖尿病である
□血糖値が高いと言われたことがある
□高血圧と言われ、薬を飲んでいる
□妊娠時に尿から糖が出たと言われた
(糖尿病対策推進会議の資料から)
 上記の項目が、数多く当てはまる時は、糖尿病と疑って、一度、
医師への受診をお勧めします。
                 たかし  でした。


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