正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

自動巻きの時計と30日巻の置き時計を修理です

2016年09月23日 | 機械式置き時計
昨日は秋分の日で世の中はお休みでした。
(お店は通常営業そした)

午前中は電池交換などのお客様が来てくれたのですが、夕方から天気が悪くなって修理の時間になりました。

初めは針が外れて機械に入り込み止まってしまった時計の修理からです。

Y様からのお預かりの時計です











機械式の時計です。
テンプ部分が見える構造になっておりその部分から小秒針と24時間計の針が外れて機械に噛んでしまっていました。

分解掃除、タイミング調整です。





針はやはり歯車の中に入っていました。

次は置き時計です。

「N]というマークが入っている置き時計で30日巻です。



テンプにはシチズンのマークが入っていました。















脱進機はテンプ式である程度精度出ると思います。

ゼンマイが厚いゼンマイで巻き戻すときに緊張しました。

脱進機周りの油が粘っこくなっていて止まりの原因だと思います。

洗浄して組み上げ、注油。

テンプも良く振って順調です。

機械のままですが、もう2,3日様子を見てケーシングする予定です。


今日はオメガのスピードマスターの修理から始める予定です。

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