3月29日。今日のビッグロック日吉店は子供たちがいっぱいでした。春休みだからかもしれませんが、そのほとんどは明後日の「アッコマンカップ」出場選手の自主トレでした。ボルダリングジム「ポケット」からも大勢来ていたし、わがスクールの生徒も二人来ていました。コンペを前に熱が入っています。
わがスクールの生徒二人。4年生の男の子はリードの強化が目的だったのでしょう。正対が強い子ですが、最近スクールで徹底的にひねりや振りを強化した成果が出てきていました。もともとボルダリングのほうが強い子なので、瞬発的な登りをするのですが、こうやってルートをたくさんやることによって、無駄な力を使わない合理的な登り方を身に着けていっているようです。
もう一人の3年生の女の子は、上手できれいに登る。安定した登りが信条だが、ルートではなかなか思い切ったダイナミックなムーブができない。落ちるのが怖いのだろう。それを克服することが課題なのだが、今日は悪いホールドから一手出すことができた、見事にフォールした。失敗はいくらしてもいい。チャレンジする前にやめてしまうより、チャレンジして失敗したほうが「ナイス!」。
あさってはうれし涙か悔し涙か。どちらでもいいが、精一杯頑張ってほしい。