Chimney角屋のClimbing log

基本的にはクライミングの日記ですが、ハイキング、マウンテンバイク、スキー、スノーボードなども登場するかも・・・。

クライマーのバランス感覚

2015-06-13 01:32:42 | 山とクライミングの話

私は長年クライミングをつづけてきたが、振り返ってみて、「クライマーとしてのバランスをたもつこと」がテーマだったのではないかと思う。

「バランス」といっても、クライミング中の「重心を保つ」という意味ではない。クライマーしての必要な要素をバランスよく保つということだ。「要素」というのは、もちろん「フリークライミング能力」や、「探究心」「チャレンジ精神」。「知識」や「経験」。「山での生活力」「サバイバル能力」。基本的なものとして「身体持久力」や「瞬発力」「精神力」。他のもクライマーにとっていろいろな必要な要素があると思うが、こういうものを考えて、今、自分にかけているものを補おうとして、その時の行動が決まって来たように思う。

最初は、何しろ「自分で山頂を踏めるようになりたい」という思いから、一人で山歩きを始めた。いろいろ考えて、山での生活能力を高めてきた。それと同時に体力も人並み以上にあることを確認してきた。(若かったから?)

そのうち、ただの山歩きに満足できず、四季を問わず、より困難なルートから山頂を目指すアルパインクライミングを目指すようになった。フリーソロから始めたが、すぐに限界が見えてしまって、ガイドについて、はじめはゲレンデでのフリークライミングから始め、アルパインを経験した。フリークライミングに比べれば、アルパインクライミングの技術レベルは簡単だった。私は「探究心」というか「冒険心」が先行していたためか、すぐに単独でのアルパインクライミングを始めた。

「探究心」が先行したため、「ルート開拓」に手を出すようになった。私のルート開拓は、基本的にグランドアップだ。「ルートを作る」というのが目的ではなく、「誰も登っていないところを登る」ということが目的だから。これは冬期のクライミングでも同様だった。

しかし、そんなことをやっていると、自分の「フリークライミング能力」の無さに気が付いてくる。だから最近は、フリークライミングに費やす時間が、圧倒的に多い。仲間には「角屋はフリークライマーになった」と思われるくらいだ。

しかし、最近はフリークライミングが楽しくて、しかもアルパインクライミングに比べてプレッシャーが少なく、多少気楽なので、ちょっとチャレンジ精神が足りなくなってきているかな?と思っている。フリークライミングでも、ルートによってはすごいプレッシャーや緊張感はあるけど、人間の強さを総合的に発揮しなければならないアルパインクライミングは、かなり重い荷物になりつつある。

そんな自分を克服するためにも、この夏は何かしようと考えている。死ぬまでにやりたい事は、やりきれないくらいあるから。
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