18日。朝起きて驚きました。熊本地方で起きた震災は、局地的なものから広域なものになっていました。そして東日本大震災の時の「被災地にクライマーを送る会」の活動拠点になったYMCAの同盟総主事から電話がありました。「熊本へのクライマー派遣の準備をしてもらいたい」という内容です。
最初の震源地で被災の大きかった益城町にはYMCAが指定管理している総合運動場があり、避難場所になっており、現在YMCAスタッフを中心に避難所の運営にあたっています。また熊本市内や阿蘇地域ではYMCAの活動が根付いていて、すでに活動が始まっているようです。そういう意味ではボランティア活動に入りやすい場所なのですが、何しろ今は余震が続いており、現地でもやみくもにボランティアが入り込むことを警戒しているようです。そういう状況ですからかえって東日本大震災での活動経験があり、現地で自活できる「被災地にクライマーを送る会」のメンバーがまず入ることができれば、ということなのです。
岩手県宮古市での活動は、初期にはなかなか現地の人に受け入れられるまでに時間がかかり、ボランティアもフラストレーションを抱えました。今回はそういうことは少ないと思いますが、活動は初期には避難所の手伝い、その次に家屋の片づけなどになるかと思います。
また東日本大震災のときは関東での揺れも大きく、いろいろな意味で生活に影響がありました。しかし今回は関東地方への影響が今のところ少ないためか、ボランティアの呼びかけに対する反応も弱いようです。でも実際には多くの方が助けを求めています。次は我々が助けを求めることになるかもしれません。助けあいましょう。
宮古は東京から600㎞強でしたが、熊本は1200km弱。非常に遠いので車での往復は考えにくいです。交通費もかかります。ですから交通費の補助が必要になってくると思います。これに対する募金活動は今すぐ始めたいと思います。
ボランティアの参加と募金の協力をお願いします。
また情報を載せます。