本日(2006/3/26)はパリ観光2日目です。熱でダウンして昨日1日中ホテルで寝たきり状態だったTH(夫)も快方に向かい、今日は2人でパリ市内を観光することが出来ました。
今日はカルチェ・ラタンにあるホテルから凱旋門近くのホテルへの移動日だったので、午前中はホテルに荷物を置いてホテル周辺の観光をしました。
【アラブ世界研究所 Institut du Monde Arabe】
建築家Jean Nouvel(ジャン・ヌーベル)とArchitecture Studioの設計により1987年に竣工した建物です。アラブ文化を紹介する博物館、展示場、図書館、本やCDを売るショップ、レストラン等が中に入っています。
この建物でまず目を惹くのが、アラブの幾何学模様をした銀色の美しい外壁です。
この外壁は、電動の絞りを備えていて、カメラの絞り機能と同じく外の明るさにより絞ったり開放したりして、館内の明るさを調整する機能を持っているそうです。確かに、場所により絞り加減が異なりました。(たまに故障して動かなくなったりもするそうです。)
エレベーターで屋上に上がると、カフェの横のガラス戸を開けて屋外の展望台に出ることが出来ました。ここからはセーヌ両岸の景色を一望出来ます。机と椅子もあったので、もう少し暖かくなればここで食事もできるのでしょう。
【街歩き】
アラブ世界研究所を後にし、セーヌ川沿いをお散歩しました。
歩いている途中に、一際美しくて目立っている建物を見つけました。鴨料理で有名なレストラン「トゥール・ダルジャン」でした。
この界隈で、どうしても行ってみたかったアイスクリーム屋さんがありました。その名は「Damman's glacier」。パリのアイスクリーム屋といえば、サン・ルイ島にある「Berthillon(ベルティヨン)」が有名ですが、このお店もパリに来る前に読んだ本の中に、「パリっ子に大人気のアイスクリーム屋」と書いてあった所です。お店の名前と住所(1, rue des Grands Degrés)は分かっていたのですが、小さな通りのため、私達の持っていた地図には載っていませんでした。本に載っていた「セーヌ川沿い」「ノートルダムが見える」という言葉を頼りに、結構探しました。
(ネットで調べたもう少し詳しい情報はコチラ)
お店からはノートルダム寺院が見えました。
私達は11:00前に着いたのですが、まだお掃除中でアイスクリームも全種類は出ていませんでした(開店時間は11:00からだったみたいです)。
今あるアイスの中から、シングルでグリーンティー2.1EURO(≒306円、1EURO≒145.94円)、ダブルでパッションフルーツとブルガリアヨーグルト3.7EURO(≒540円)を頼みました。
・グリーンティー:抹茶粉末を溶かしただけの味、日本で食べた方が美味しい
・パッションフルーツ:甘酸っぱくて爽やか
・ブルガリアヨーグルト:ヨーグルトの酸味が爽やか
パリっ子でない私は、ここのアイスよりはベルティヨンのアイスの方が好きでした。
アイスを食べ終わり、さらにセーヌ川沿いを歩きました。
鮮やかな青色のコートを着た女性が写真を撮っていました。何を撮っているか気になったので、TH(夫)が同じアングルから写真を撮っていました。この女性が撮りたかったのは、インベーダーみたいな模様の「I インベーダーマーク(=LOVE?)PARIS」という可愛いモザイクとノートルダム寺院でしょうか。
今度はカルチェ・ラタン周辺を歩きました。
パリ第3・第4(ソルボンヌ)大学です。CPE(初期雇用契約)に対するデモの影響か、大学の周辺はバリケードがはられて警察の車が何台も停まっていました。
こちらはソルボンヌ大学前にあるクリューニー中世美術館です。
前日に1人で歩いたリュクサンブール公園やサン・シュルピス広場を通り、
ラスパイユの市場にやって来ました。日曜日の午前中のみ開かれるオーガニック(BIO)マーケットです。間もなく日本へ帰国するので、ここでオーガニックなお土産をたくさん購入するつもりではりきっていました。
しかし、市場というだけあって生鮮食品が大半で、結局何もお土産が買えませんでした。でも活気のある朝市を見られて楽しかったです。
ここから最寄の地下鉄駅まで歩き、
ムフタール市場まで行き、そこにあるレストランでランチを食べました。その後、ホテルに荷物を取りに戻り、本日の宿泊先の凱旋門近くにある「ホテル・セラミック」へ移動しました。チェックインをして部屋に荷物を置いて、再び観光に出かけました。
【チュイルリー公園 Jardin Tuileries ルーヴル美術館 Musee du Louvre 周辺】
ここにたどり着いた時は既に夕方になっていました。美術館の閉館時間まであと1-2時間しかなかったため、モネの睡蓮でぐるりと囲まれた部屋が有名でこじんまりしながらも印象派の作品が色々揃っている「オランジュリー美術館」に行くことにしました。心配なのが、「地球の歩き方」に「工事のため現在閉鎖中。2006年に再開予定」と書いてあったことです。行ってみると、予想通りまだ改修中でした。美術館の前には「改修中 1999-2006」とフランス語で書かれたたれまくが下がっているだけで、いつ再オープンするとも書いてありませんでした。この日お家に招待してくれたNちゃん&Jさん夫妻にその話をすると「それがフランスです。いつオープンするかは誰にも分かりません。」と言われました。長らく続いたオランジュリー美術館の改修工事ですが、この後、2006年5月に無事再オープンしたようです。
オランジュリー美術館に入れなかったので、チュイルリー公園を通ってルーヴル美術館の方へ歩いていきました。
既にルーヴル美術館の閉館時間まで1時間もなかったため、ピラミッドを見たり下のお土産屋さんをぶらぶらして終わってしまいました。今回、パリには4泊もしたのに、結局どこの美術館にも行かずじまいでした。
この後、パリ在住のNちゃん&Jさんの新居にお邪魔して、素敵なアパルトマンと「前菜+メイン+チーズ+デザート」からなる美味しいディナーをご馳走になり、楽しい1日が締めくくられました。
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やっと見れるのですね~
モネの睡蓮でぐるりと囲まれた部屋をゆっくり見てみたいです。
お花を持った女の子の写真とってもいいですね~
そうなんですよ、この女の子、赤いコートで黄色のミモザのお花を持って、とても可愛らしかったです。この写真はちょっと表情が苦しげなのですが。。