マコ大好きさんと『chez tomo』 ＆ 『近江屋洋菓子店』 《 広尾 & 神田 in 東京 》

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2/25～2/28の3泊4日で広島から実家の母が遊びに来てくれました
私が学生や社会人になりたての頃、母がせっかく東京に来てくれてもいつも部屋の掃除や料理の支度にお裁縫と家事がメインで合間に少しランチに行ってというパターンで申し訳ないなあと思いながらも頼ってしまってばかりだったので、今回はしっかり楽しんで帰ってもらうべく3泊4日の美味しいもの食べ歩きツアーを計画しました（と言いながらも、何度も母にゴチになってしまいましたが）。

まず初日(2/25）のランチは、広尾にある『chez tomo（シェ・トモ）』へ行きました。
「ミシュランガイド東京」2008及び2009で一つ星を獲得したお店です。
お店のHPはコチラ。

そしてこの日のメインイベントは、お友達のマコ大好きさんと3人で一緒にランチをすること
2人とも電話やメールではやり取りがあったのですが、会うのは初めてでした。
3人ともこの日に備えて美容院に行ったり、服は何を来て行こうかとファッションショーをしたりとまるで初デートみたいな感じでした。
私は2人と面識があるので一番お気楽気分で行ったのですが、マコ大好きさんと母はかなりドキドキしていたみたいです。

『chez tomo（シェ・トモ）』のランチメニューは、「お昼の4皿コース 2,890円（税込・10％のサービス料別）」の1種類のみです。
前菜（6皿より1皿チョイス）＋季節の有機野菜の盛り合わせ＋メイン（6皿より1皿チョイス）＋デザート（3皿より1皿チョイス）＋コーヒー or 紅茶
が付いています。

●ウニの貴婦人風（＋980円）
前菜の前に、シェフのスペシャリテ「ウニの貴婦人風」を追加でオーダー。
濃厚なスープの中に、とろりとしたウニとスクランブルエッグが入っていました。
するするっとあっという間に食べられました。 

ここからがお昼の4皿コースになります。

●前菜（6皿より1皿チョイス）
母と私がオーダーした「寒サヨリのカルパッチョ」。

カルパッチョが隙間なくぴっちり並べられていました。どうやってこんなにきれいに並ぶのでしょう。上に添えられているのは昆布のゼリー。

こちらはマコ大好きさんがオーダーした「牡蠣とフォアグラのクラムチャウダー」だったかな？

●季節の有機野菜 28～30種の盛り合わせ
どなたかのブログで紹介されていたのを見てこちらのお店に行ってみたいと思っていた、この日一番楽しみにしていた「季節の有機野菜 28～30種の盛り合わせ」です。

1つ1つに違う味付けがされていて、しかも全部有機野菜だなんて一体どれだけ手間がかかっていることでしょう。家で同じことをするのは難しそう。
1つずつをじっくり味わって食べていると、結構お腹にたまりました。

●メイン（6皿から1皿チョイス）
私と母がオーダーしたお魚料理。好みというか食べられる食材が似ているので、前菜、メインとも同じものを頼んでしまいました。
ソース及びお皿の周りのトッピングにはコーヒーが使われているのだそうです。かすかにコーヒーの酸味とコクが感じられました。

可愛い焼きたてミニクロワッサン、チーズとパプリカ味の2種類が途中でサーブされました。

こちらはマコ大好きさんオーダーの豚足を使った肉料理。
「豚足」とメニューにあったのでそのままの形で出てくるのかと思っていましたが、ミンチ状になっているので豚足の面影はありませんでした。

●イマジネーションのデザート（3皿から1皿チョイス）
デザートの前に、3種類の食材がのったトレイが運ばれてきました。
これらを使った3種類のデザートが出てくるので、説明を聞いてどれがいいのか選んで下さいとのこと。
3人いるので、3種類オーダーしてお味見することにしました。 
こういう演出があったのでデザートがとても印象にも残りました。

以下、トレイの左上から時計回りに、

ブリオッシュと美味しい卵とマダガスカル産バニラビーンズとお砂糖（これも珍しいものだったような）が入ったプディングとバニラアイス。卵の味が濃厚で美味しかったです。

冷たいイチゴスープの中にイチゴとクリームとアイスとパイ生地が入っていて、一緒に食べると口の中でミルフィーユになるデザート。優しい口当たりでした。
これも勿論美味しかったのですが、あの美味しそうな小粒イチゴをそのままパクパク食べてみたい気もしました。

フランス産チョコを使ったケーキ。上の層は口どけ滑らかなアイス。
甘すぎずほろ苦いチョコと洋酒のきいた大人な味のデザートでした。

食後の紅茶はビレロイ＆ボッホのカップ＆ソーサーに入って出てきました。

食事中に出てきたカトラリーやグラスも色々な形のものが使われていて楽しめました。

店内は白を基調にした清潔感漂うお店で、私達が行った時は女性客100％でした。
スペシャリテの有機野菜プレートに加え、前菜・メインも数種類から選べてボリュームもあるので満腹感もありました。
凝ったカトラリーやデザートの演出など、ワクワク感もあり、満足度の高いランチでした。
また行きたいお店です

　　　　　

広尾でのんびりランチをした後、2次会は神田の『近江屋洋菓子店 神田店』へ
明治17年創業の老舗のお店です。
お店のHPはコチラ。

焼きたてアップルパイが有名なお店ですが、イートインスペースのドリンクバーは1人550円でフレッシュジュースやコーヒー・紅茶、ボルシチが飲み放題・食べ放題です。
フレッシュジュースは新鮮なフルーツをミキサーでジュースにしたもので、ボルシチも熱々で野菜がごろごろ入っていました。
この日出ていたフレッシュジュースはグレープフルーツ、イチゴ、キウイがありましたが、一番美味しかったと3人の意見が一致したのがグレープフルーツジュースでした。

ランチでたくさん食べたのでお腹いっぱいと言いながらも、3人ともボルシチも食べました。 冷たいジュースの合間にボルシチを食べて温まりました。

天井が高く、丸テーブルに背の高いくるくる回る椅子が配置してあるイートインスペースは、昔のダンスホールとかメキシコで行ったカフェのような雰囲気でした。
テーブルの間隔もゆったりしているので、ここでも2時間近くおしゃべり。

お店では食べられなかったので、ケーキをお土産に買って帰りました。
チェリータルト、アップルパイ、きんかんタルト。
一口目に食べた時は「昔ながらの素朴な味」だと思ったのですが、二口三口と食べると程よい甘さにフルーツの爽やかさが加わり、もっと食べたいと思ってしまうような味でした。
種類が豊富にあったので（しかもどれもお手頃価格）、これはまた買いに行きたいと思いました。

すごく楽しみにしていた3人でのランチ＆2次会も、おしゃべりがはずんで楽しく和やかにあっという間に時間が過ぎて行きました。
普段私と話す時はあまり聞けなかったのですが、大阪弁の母と話すマコ大好きさんの本格的な関西弁も聞くことが出来て新鮮でした

次の日からも食べ歩きツアーはまだまだ続きます

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