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養鶏場や養豚場が抗生物質の乱用を行い耐性菌を産み出している。

2017-02-08 07:01:27 | 環境
Newton ウイルスと感染症 感染と免疫の戦い
株式会社ニュートンプレス


 宮崎、新潟、青森、北海道で高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出され、鶏の大量処分が行われた。
 養鶏、養豚、牛などの畜産業では、密集して飼養しているため、インフルエンザなどのウィルス感染や増殖を抑制するために、ワクチンや抗生物質を投与する。また、育成速度を早めるため成長促進剤を投与する。
 しかし、抗生物質が効かない耐性菌が生じるため、世界的に問題になっている。耐性菌が増えれば、人間が感染した時に抗生物質が効かず、死に至る恐れがある。抗生物質や成長促進剤投与によって残留した薬漬けの肉を食べれば、人体への害もある。

 当然、人への抗生物質も限定的に行われるべきだが、抗生物質の安易な処方が行われている事により、多剤耐性菌の発生でますます生存が脅かされている。

 日本では耕作地が一定程度確保されており、食肉の必要性はない。長く続いた農耕時代においては日本人の食肉への依存度は低かった。明治以降、食肉制度が輸入されて、大規模畜産が営まれてきた。現在広範囲に行われている効率や収益重視の集積型畜産業は「耐性菌ウィルス培養工場」となっており、人の存在を脅かす存在と化している。
 食肉を抑制すれば、飼料の輸入が減少するため、食料自給率が向上し、安全保障面でも良策となる。畜産とは「命を用いた加工食品製造」である。わざわざ不必要に命を奪いながら食肉を続け、更には培養された耐性菌で自分たち人類の存在を危機に晒すようなことは止めるべきである。



参考
中国養鶏場で抗ウィルス薬濫用?薬剤耐性ウィルスを増加させる恐れも
http://codenameo5.blog.fc2.com/blog-entry-319.html?sp

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